―「なぜ慶應義塾體育會競走部に入ったのでしょうか?」
実は、高校で陸上はやめようと思っていました。
高校二年生の時に自己ベストを更新したのですが、高校三年生の時は不完全燃焼だったんです。それが悔しかった。
このまま悪い結果で終わりたくない!って思って大学でも陸上を続けようと思いました。
高校の時の顧問の先生に勧められたことがきっかけで、慶應競走部に興味を持ちました。
ー「今も陸上を続けてきているモチベーションは何でしょうか?」
『勝ちたい!自己ベストを出したい!』という気持ちが一番ですね。
辛い時や大変な時などはありますが、やっぱりこのままでは終われないっていう気持ち。
その気持ちが大学でもモチベーションになっています。
陸上やってて色々なことがありますが、一番楽しく、ワクワクする場は試合だと思います。
そこで結果を出したいという想いが日々の練習、ひいてはこれまで陸上を続けてきたモチベーションにもなっています。
ー「競技をする上で大切にしている価値観とはなんでしょうか?」
『真剣にやること』と 『楽しむこと』 です。
競走部では、高校以前とは違う環境で、競い合う相手が少ない中で、一本一本真剣になぁなぁにならないようにやりたい、と今は思っています。
とっても印象に残っている話に『一本一本楽しみながらやっている』という話があって…こういう考え方もあるんだと思いました。それからは競技を楽しみたいと思っています。
―「実際楽しむことと真剣にやることは実現できてると思いますか?」
どうなんでしょう。周りからはどう見えているかはわからないんですけど…。一生懸命やってたら楽しくなってたって感じかなぁ。
ー「幹部として、目指す 『競走部像』と、ご自身の取り組みについてお聞かせください。」
一年から二年に上がって、実際に幹部に選ばれたことによって、前とは少し部に対する見方が変わりました。今までは発信されたことを受け取るだけだったけど、今はそれに対して自分の意見が出るようになりました。
それで目指す 『競走部像』 として思うことは 一人一人が自分の役割を自覚している部活 です。幹部じゃなくても、一部員として普段のちょっとした空気感を意識して部活動に臨んでほしいなと思います。
取り組みとしては実際に上の代の先輩がしていることを見て勉強しています。
ー「ズバリお聞きしますが、部において今、自身の役割を自覚できていると思いますか?」
本当にズバリですね笑。自覚しようと努めているところです。
ー「上の代の先輩を見て勉強しているとのことですが、勉強した暁にはどうしていきたいですか?」
うーんと、そうだね、私は一人一人に目を配るっていう先輩たちの代の考えが個人的には素敵だと思っていて…。
私たちの代がこれからどうなっていくかは今はまだわからないけど、1人の幹部として一人一人を大切にしたいと思っています。