・短短ブロック

短短ブロックは、他ブロックに比べ1番部員の数が多く、日本を代表する選手など、向上心の高い仲間と共に切磋琢磨しています。男子100m日本記録保持者である山縣選手をはじめとする、元競走部員であった現役トップアスリートなども、同じ競技場でトレーニングをしているため、日々刺激をもらいながら練習しています。

山縣選手や、女子100mH元日本記録保持者である寺田選手、パラリンピック代表の高桑選手などの指導を務める、高野大樹コーチの指導のもと、データを駆使し、理論と実践を繰り返して、走りに磨きをかけています。

このような最高の練習環境で、仲間と切磋琢磨することにより、大学で才能が開花する選手も多いです。
今、短短ブロックは非常に勢いがあります。本格的に、対抗戦、そして、関東インカレ、全日本インカレで勝ちに行きます。

・短長ブロック

短長ブロックは主に400mと400mHを専門とする選手たちが所属しています。

ブロック内はアットホームな雰囲気で居心地の良い空間ですが、ひとたびメニューになるとピリつき、緊張感のある雰囲気になります。
かなりきついメニューを組むこともありますが、仲間と一緒に練習をすることで乗り越えられます。全員がライバルであると同時に自分を支えてくれる大切な仲間です。

短長といえばマイルリレー。マイルリレーは関東インカレを始め、多くの試合で最後を飾るため、競技の花形といっても過言ではないでしょう。
そんなマイルリレーを走るのは短長ブロックの選ばれしメンバー達です。

私たち短長ブロックは関東インカレや全日本インカレで得点を獲得するため、日夜切磋琢磨し、お互いを高め合っています。

・中距離ブロック

中距離ブロックでは、ここ数年で練習の方針や環境といった土台が構築されたことで、自己記録を更新するメンバーが徐々に増えていき、確かに「速く」なっていきました。しかし、私たちにはまだ、ここぞという時に勝ち切るための「強さ」が不足していると言えます。

我が中距離ブロックの武器は、競技特性上様々なタイプの選手が所属する中で選手同士が日々尊重・刺激し合うことで大きなシナジーを生み出していることです。

その武器を最大限生かしながら、「一人一人が自分の正念場で勝ち切る」という目標を達成した上で、最大のターゲットである関東インカレで結果を残し、周囲に「強いkeio middle」の印象を残します。そうして106代の中長期目標である「陸の王者、再興」にブロックとして貢献して参ります。

・長距離ブロック

競走部創立100周年を記念して始まった、箱根駅伝プロジェクト。その波に乗り、近年猛烈な勢いで強くなっているのが、我ら長距離ブロックです。
週六日の練習や朝練など他のパートに比べて練習回数が多く、また合宿所への入寮や長期間に及ぶ夏季合宿などを積極的に行うことで、私生活から仲間意識、長距離ランナーとしての意識を養い競技に取り組んでいます。そういった背景もあり長距離パートでは、学年を問わず密な関係が築かれており、いつも明るく良い雰囲気で練習を行っています。
1500mの選手からハーフマラソンの選手と、在籍している選手の競技の幅はとても広いです。しかし、全ての選手に共通しているのは箱根駅伝への強い思いです。どの選手もシーズン中は専門種目に取り組みながらも、箱根駅伝予選会のことを視野に入れており、毎年チーム一丸となって予選会に挑んでいます。
古豪復活!大学陸上界の台風の目となるべくチーム、それが慶應義塾大学體育會競走部長距離ブロックです!

・跳躍ブロック

跳躍ブロックは全ブロックの中で、インカレ出場者がトップレベルに多い競走部のエースブロックです。2022年のベスト更新率は部内1位!!!
走幅跳から混成競技まで、様々な種目を専門とする選手が所属しており、2人のコーチを迎え日々練習に励んでいます。

学年や種目関係なく仲が良い一方で、個性的で自由人が多いのも特徴の1つ。
バリスタやゲームの日本ランキング1位、某雑誌の読者モデルや謎の競技のアジア4位まで。

そんな跳躍ブロックのスローガンは「見せる背中、つながる気持ち、とまらぬ想い」
パッション、筋肉に頼りすぎずに慶應生らしく、クールヘッドで“鳥人”を目指します。

パッション筋肉パッション気合いパッション気持ちパッション集中気合いパッションパッション筋肉筋肉気合いパッション筋肉筋肉筋肉筋肉筋肉パッションパッションパッションパッションパッションパッションパッション筋肉筋肉パッションパッションパッションパッショんパッションパッションパッション

パッショォオォォオーーーン‼️‼️‼️‼️

・投擲ブロック

題 : 我々「投擲集団」の人民は偉大た!

彐いとこ
・肉亻本に力か涨つてゐる!
・精神もつよゐ
・自信に滿ち谥れてゐる!!
・人民の笑颜は高らかた!
・ぐろーばゐ亻匕レてゐる
・かわいらレい

だめなとこ
・ヱンゲル係数か高い

慶應義塾大学體育會競走部投擲部門は、その脈々と受け継がれる伝統を保持しつつも、最新の練習方法や技術、栄養素までもを貪欲に吸収し、今日のような少数でも関東インカレで点を取れるブロックたる地位を維持してきた。その練習内容のみに収まらず、日常の行動までもが部全体の規範となるよう部員一人一人が努力を怠らないということは言うまでもない。そのような継続的な努力を行うことは決して容易というわけではないが、我ら投擲部門の部員の根底に位置する義塾の理念たる「独立自尊」の精神がそれを可能にしているのである。
現行の投擲部門の部員にとって重要なものはいくらかあるが、その最たるものは何かと訊かれれば皆口を揃えて言う。「食事である」と。マズローの階層説によれば食事は最も低次な生理的欲求に含まれており、これを軽視することは競技者である以前に人間としての生活が欠如することに他ならず、そのような人間に高度な体力消耗行為を要する投擲運動を満足に行うことは出来ないと我々は考えている。
そういった中で学生の本分たる学業を尊び打ち込む投擲部門の部員の姿に対する體育會の学生からの尊敬の眼差しのみならず、忙しいながらも学業と部の活動を高度なレベルで両立していることに対する義塾全体の学生からの羨望の眼差しも向けられていると噂されている。
我々が目指すところはさしずめ、学生主体のより高次元な文武両道である。その目的のためには低次元な欲求を全て満たした上で、目的意識を持ち、精進し邁進することが必要不可欠だ。では現行投擲部門の部員の持つ目的とは何か。それは部全体としての最大の目標である「関東インカレ1部残留」に対して他のどの部門よりも大きく寄与することだ。
投擲ブロックの今後の栄華は約束されている。あとはその栄華がどれほどのものなのか。どれほど継続するものかは今後の投擲部門の部員次第である。刮目あれ。

・サポートブロック

サポートブロックは、マネージャー、トレーナーそして主務三役(主務・副務・主務補佐)によって構成されています。マネージャーは、主に選手の練習・試合のサポートをすることで、選手が競技していく環境を整えています。トレーナーは、主に選手のケアや怪我の予防を推進することで、選手のコンディショニングをしています。主務三役は競走部の中枢としてヒト・モノ・カネの観点から部の運営を行います。我々サポートブロックの部員は、縁の下の力持ちとして”部のため”を想い、選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、それぞれが主体となって行動している”プロ集団”と言えます。

・マネージャー

私たちマネージャーは単に選手を「支える」だけでなく、選手たちと同じ目線に立ち、共に目標に向かう存在になるべく、日々の業務に励んでいます。
具体的な仕事内容は、日々のビデオ撮影やタイム計測、試合帯同に加えて、試合運営や他大学との連携など、多岐に渡ります。

競走部は学生の主体性を尊重する組織であり、そこでサポートに携わるマネージャーも自分たちの仕事に枠を設けることなく、様々なことに挑戦しています。

また、学年・立場を問わず多くの部員とフラットな関係で接することが出来る環境はとても貴重です。その中で、選手たちと共に多くの時間を過ごし、同じ想いを共有することが出来るのは、マネージャーの大きな魅力です。

・トレーナー

選手のコンディショニングや体調の把握、ケガの治療などを行い、選手を心身両方からサポートする役割です。
マネージャーとは違った視点でチームや選手を支え、選手の競技力向上やチームの勝利、部のマネジメントに貢献しています。

プロのトレーナーさんや先輩に技術や知識を教わりながら成長できる、レベルの高い教育体制が整っています。
そのため、入部時に知識や経験がなくても不安は要りません。
実際、現在活動している学生トレーナーは全員トレーナー活動未経験から始めています!

・長距離マネージャー

箱根駅伝出場には何が必要でしょうか?
選手の走力やチーム力はもちろんですが、それを支えるマネージャーも必要不可欠です。私たち長距離マネージャーは、箱根駅伝出場に向けて日々サポートしています。ビデオ撮影や計測など基本的な業務はマネージャーと変わりませんが、チーム作りやOBとの連携、選手が生活する合宿所の整備など、仕事の幅は多岐に渡ります。長距離に特化している分、選手一人ひとりにより深く関わることできます。選手と誠実に向き合うことで、細かい変化に気づき、その都度適切なマネジメントをすることを心がけています。選手、そしてチームが結果を出した時の喜びは計り知れません。選手と同じ気持ちで日々サポートに励み、箱根まで一直線で突き進みます!

・主務系

主務系は、部を運営するための様々な仕事を行っております。具体的には、OB,OGの方や他大学の方をはじめとする外部の方への窓口となること、部を円滑に運営するために縁の下の力持ち的な存在として活動することなどが挙げられます。一選手としては知ることができないような部の裏側を知ることができます。部の運営のコアの部分を担うため、責任は大きいですがその分やりがいはとても大きいです。