合格体験記ー塩谷知己ー

塩谷知己 商学部2022年度入学

プロフィール

学部学年: 商学部

出身校: 加納高等学校

所属パート: 中距離ブロック

自己ベスト: 800m:1'58"52

入試形態: 一般入試

部員紹介ページへ

慶應を選んだ理由

 将来を考えた時に地元を脱出したいと思い、就職に強い大学かつ関東地区の有名な大学で4年間を過ごしたいと思ったから。また、商学部の入試方法が英語、数学、歴史の3科目であり、自分の得意な科目が揃っていたから。

入試対策


 自分は商学部にA方式で入学しましたが、他の人と違って自分は補欠合格(2点落ち)でした。A方式の特徴は慶應の文系で唯一論文テストがないという点で、自分はそれもあって商学部に絞って対策をしました。英語はとにかく読む分量が多く時間との戦いになるので、学校の単語帳を早急に終わらせて2冊目にも手を出し、とにかく知らない単語を減らすよう努力しました。数学は他大ではみられないような独特なマーク、記述混合式の問題ですが、共通テストや二次私大の演習をひたすら積むことで対応できる程度の難易度でした。歴史(世界史)は自分の得意科目だったため、慶應商学部で出題されることの多い現代史、文化史、東南アジア史など少しマニアックな歴史を重点的に攻めました。
 ほとんどの年において合計で250〜255点を取ることができれば合格が狙えるラインだと思うので、あらかじめ稼ぐ科目、耐える科目を決めておくといいと思います。
 慶應の受験、特に商学部の受験の最大の良いポイントは毎年補欠合格として合格最低点-3~6点の人は救済されるということです。自分は本番英語の試験で時間が足らず最後の大問を空欄で出すという大事件を起こしてしまい、手応えとしては完全に落ちたと思いました。しかし補欠合格という形ではあれ無事に入学することができたので、これから受験する皆さんには最後の1分まで、補欠でもいいからとにかく滑り込むんだという諦めない気持ちで受験して欲しいです。

慶應競走部の魅力

 慶應競走部には全国レベルの競技力を持った選手や志の高い先輩、仲間と整備されたトラックで毎日練習できる最高の環境があります。自分は高校までの陸上をやり切った時点で人間としてかなり成長したという自負がありましたが、入部してまだ間もない今でも自分の未熟さを自覚させられたし、まだまだ成長させてもらえる環境だと感じています。

受験生に向けてのメッセージ

 ぜひ貴重な大学生活を慶應競走部として過ごし、学生陸上の最後に最高の思い出を作りませんか。お待ちしています。