合格体験記ー倉田紗優加ー

倉田紗優加 環境情報学部2023年度入学

プロフィール

学部学年: 環境情報学部 1年

出身校: 伊那北高等学校

所属ブロック: 投擲

自己ベスト: やり投げ 55m33

入試形態: AO入試(理工学部・環境情報学部・総合政策学部・看護医療学部)

     

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慶應を選んだ理由

大好きなやり投げを大学でも続けたいと考えていた矢先に慶應義塾大学の競走部には主体的に考えて練習できる環境があるということを伺い面白そうだなと思ったからです。さらにSFCというさまざまな分野を学ぶことができる学部の特色にも惹かれたからです。

入試対策

私の受験経験から大切だと思うことは以下の5つです。

①学部の理念をよく理解する。
大学がどのような人材を欲しているのかを理解することが大切だと思います。全世界にある大学の中からその大学のその学部でなければならない理由をよく考えるべきだと思います。

②興味のある分野についてよくよくよく調べる。
国内はもちろん、海外へ視野を向けることも大切だと思います。比較することも解決策を作り出す際にヒントになると思いました。先行研究を調べることも大切だと思います。

③社会問題を自分の経験を混ぜた独自の解決策で解決するビジョンを持つ。
独自性が重要になりますがそれは自分の経験を混ぜることで、2人として同じ人間はいないと思うので唯一無二の解決策を作り出すことができると思います。

④分野と分野の掛け算を意識する。
SFCは分離融合の柔軟な学びができるのが特徴なので分野と分野の掛け算(より遠い分同士だと良)ができると新規性も独自性も出てくると思いました。

⑤面接練習は敢えて厳しめにやっていただいて耐性をつける。
SFCは堅苦しい面接というよりは会話のような面接が良いそうです。(私は実際に面接が終わった際、3人の面接官の方と楽しくお話ししてきたなと感じました。)私は答えられる質問が来た時と、そうではない時との話すスピードや表情が変化してしまう癖があったのでどんな質問が来ても同じように話せるよういろんな質問をしていただいて練習していただきました。

慶應競走部の魅力

伝統ある競走部なので上下関係や部則など厳しいことが多いのかと思い身構えて初めての練習に臨んだ記憶がありますが、先輩方は本当に面白くて優しくてかっこよくて強い、人間のお手本のような方々でした。主体的に練習できる整った環境で競技力を向上させられることはもちろんですが、人間レベルの高い先輩方や同期と囲まれて生活することで人間としても成長できるところだと思います。とにかく良い人が多い!

受験生に向けてのメッセージ

受験は私の想像を遥かに超える辛く、苦しいものでした。自分の無力さに涙した日も少なくありません。ですが受験を通して学んだことは苦しかったことよりも遥かに多く、意味のあるものでした。

「無理だ、無謀だと誰もがいうことに立ち向かう。血の滲むような圧倒的努力で。」

これは私の座右の銘です。この言葉のように誰になんと言われても自分の道を突き進む気持ちを忘れず、苦しい時こそあと一歩踏み出してみてください。でも、体調には気をつけて無理しないで自分を大切にしてください。心から応援しています。競技場でお会いできる日を楽しみにしています。
(これを見てくださっている陸上部の方、そうではない方、ぜひ投擲ブロックに足を運んでください。一緒にたくさん投げましょう!たくさんの方のご来校楽しみにしています!!)