合格体験記ー齋藤恒ー

齋藤恒 経済学部2020年度入学

プロフィール

学部学年:経済学部

出身校: 山形県立山形東高校

所属ブロック:跳躍

高校時自己ベスト: 八種競技:5011点

入試形態: 一般入試

     

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慶應を選んだ理由

 慶應を選んだ理由は
・大学で学びたいと思った経済が学部であること
・留学制度が整っていること
・社会に出た時の大学のコミュニティが広いこと
・サークル、部活動が盛んであること 
です。

入試対策

自分は第一志望が国立で一浪して国立に受からず慶應に入学した経験を踏まえて
①経済学部入試そのものに関する対策(私大専願含め)
②国立志望で慶應経済学部受験を考えている人
③浪人生として慶應を受験すること
の3つに分けて話させていただきます。(塾とかで対策は聞けるし、もう2年も前のことなので1年生の優秀な人のお話のほうがためになるかも…!でもよかったら読んでください)



①について
 僕はA日程での受験だったので英語(200点)、数学(150点)、小論文(70点)受験でした。
 英語は穴埋め式、記述式の2つに分かれ穴埋め式で一定数得点しないと記述の採点が行われません。ですのでまず穴埋めで点数を取ることを重視しましょう。本番に関するアドバイスはこれだけです。
 これら文法に関する問題への対策として、教材は本当に何でもいいです。自分の学校で使わされているものなど一つの教材をとにかくやり込むことが重要です。ただ、「嘘」が書いてあるものが大半ではありますので、本当に根本的から理解したいという方には、いいずな書店出版の『総合英語 Evergreen』がおすすめです。こちらを全部やっていくのもそうだし、文法の辞書として使うと良いと思います。記述式問題に関してはとにかく書いてみて添削してもらうことが大切です。いろんな文法習ったけれど、実際自分で何かをテーマにして書くときに使いこなせるのはさほど多くはないです。ですので、最終的には難しい文法とかで説明しようとせずより簡単な英語で説明できるようになることが重要です。採点者に意図も十分伝わるし、ミスも減ります。
 数学も穴埋め式、記述式の2つに分かれ穴埋め式で一定数得点しないと記述の採点が行われません。こちらも穴埋めで得点することが前提ですが、特別数学が得意だという人以外にはかなり大変な科目だと思います。僕は数学は得意な方でしたが本番で全然解けなかったタイプでした。穴埋め式でわからない問題が出て「取らないと…」と思ってその問題に固執してしまうのが命取りです。全部解き切るのは大変で、後半にわかる問題が潜んでいることも多いのでわからなかったら保留して次に進むのがいいと思います。日頃の対策としては、僕はなにか特別なこともせず教科書と過去受けた模試や過去問の問題を何度も解き返しました。数学は失敗した身なので皆さんこんな人のは参考にしたくないかと思いますが、出会った問題の一期一会を大切にして反芻するのは大切ですのでやってみてください。
 最後に小論文です。小論文は設問2題の問題で、合計の文字数が600文字程度です。因みに小論文超大事だと思ってます。配点割合が少ないし現代文っぽいからいいや、と言ってあまり対策せずやると揚げ足取られちゃう可能性が高いです(傾向的に設問1は現代文の能力で書けますが、設問2は自分の考えや例えも含めた内容を書くことが多いので現代文と全然違います。大体普通に書くと感想文のようになって点数がもらえません!)。本当に2ヶ月週1くらいで添削してもらいながらやれば本当に点数取れるのできちんと対策しておくことをおすすめします。小論文が伸びなくて合格に届かなかった人というのは現役・浪人時代もよく聞きました。因みに僕は英語の穴埋めと数学が自己採点で思っていたより取れていなくて「やったわこれは…」と思ってましたが、小論文を対策していたおかげでここで稼げていたと思います。受験前から英語数学にかなりの手応えがある人は小論文で点数落ちても受かりますが、間違いなく差が付きやすいのはこの小論文だと思います。塾に通っていれば添削講座みたいなのを受けて、学校だったら現代文の先生にまず相談してみてください。

②について
 国立志望で慶應経済受験も考えている人へ(そんな方がこれを読んでくださっていたらこのサイトにたどり着いてくれただけで感激です)。過去問は3〜5年分やってみてください。余力のある人は小論文対策もやってください。取り組みと添削直し含めて週2時間割くだけですので。
 これ以外で次第に向けて特別にすることはあまりないと思います。次第は重箱の隅をつつくような問題が…とは言われますが国立受験で最も大切な教科書的な基本が出来ていることが大事だと思います。

③について
 僕は某KWI塾に通って浪人生活していました。浪人しないに越したことはないのですが、結果的に僕は浪人をやって本当に良かったと思います。浪人生は社会的に生産性がなくてゴミだ精神とか、話したいことはたくさんあるのですが、浪人体験記ではないので割愛です(惜しい)…。
 塾浪人であれ、宅浪であれ、私大専願であれ、国立志望であれ、まずは全てリセットしてみてください。「もう3年やってきたから…」ではなく、本当に高校1年生に戻ったつもりでやってみてください。3年分の積み重ねはよく効く場面ももちろんありますが、それ頼りだといつまでも現役で「落ちた理由」の自分の不足部分が伸びません。「ゼロからやり直しちゃえ―」くらいの気持ちでやり直してみてください。
 あとは、よく聞く「なかだるみ」は存在します。僕も長期スパンでは夏休み、短いスパンでは模試2〜1ヶ月前とかでしたかね。時間は確保していましたが効率が上がらず無駄に悩んで机に座って13時間という日々が続きました。1日10〜13時間毎日やろうなど、そういうのが得意でない人はそれが重荷になってかえって「なかだるみ」と言う形でさぼっちゃいます。「継続は力なり」とは本当にそうで、1日8時間きちんと寝て、授業含めて8時間くらい勉強して帰ってリラックスして…としていた人のほうがなかだるみは少なかったし、最終的に第一志望に受かっていきました。

 つまらんことのほうが多いかもしれませんが、もしつまらんくなってこのサイトに出会ったら、是非慶應競走部の問い合わせフォームに「齋藤恒と話したい」と連絡をください。息抜きしましょう!

慶應競走部の魅力

 設備の環境が他大学と比べてもかなり整っている方だと思います。日吉駅の出口を出て徒歩30秒、走れば15秒程度の距離が本当に魅力です。選手・コーチ・サポートの人的環境もいいと思います。

受験生に向けてのメッセージ

 もともと体育会で陸上やるつもりも、陸上続けるつもりもあまりなかったのですが、入って魅力の沼にハマり今となっては陸上が生活の大半を締めます。楽しみな大学生活の一端にこの競走部も入れていただけたら幸いです。 マジで受験勉強頑張ってください。

 PASSION溢れる我々跳躍'sが皆さんを待っている!