合格体験記ー鈴木悠真ー
鈴木悠真 理工学部システムデザイン工学科2020年度入学
慶應を選んだ理由
私が慶應を選んだ理由は理工学部の学門制という、1年次に基礎を学び、2年次から専門を決めていく制度に惹かれたからです。様々な情報が飛び交う世の中で、何を学ぶべきかわからなかった私には慶應義塾大学がとても魅力的でした。競走部に関しては、"大学で陸上を続けてみたい"という気持ちが高校の頃ありました。きっかけは私の高校OBで慶應競走部に所属していた先輩が競技をする姿を見たことです。その時、この大学で競技を続けられたら楽しいだろうなと感じ、高校では勉学に励みました。
入試対策
指定校推薦受験と一般受験と大きく異なるのは学校の成績が評価される点です。そのため高校3年間の努力次第で、一般受験では難しい慶應への切符を得ることができます。逆に言えば高校3年間を通して定期テストという名の試練を乗り越える必要があります。これは確かに難しいことです。高校生活には楽しい学校行事や全力を尽くせる部活動、仲のいい友達との遊びがたくさんあります。3年間努力し続ける必要があるとは言いましたが、これらを無いものにして欲しくはありません。実際に指定校推薦で慶應に入学した私ですが、高校生活を楽しむことこそが、指定校推薦を勝ち取る秘訣だと思います。楽しむときは楽しむ。これによって勉強へのモチベーションが保たれていたと今でも思います。
慶應競走部の魅力
慶應競走部には高校の頃に全国大会で優勝の経験を持つ者から、県大会どまりで悔しい思いをした者まで幅広い選手層があります。幅広い選手層を持つ慶應競走部ですが、部員一人一人がチームへの貢献を考えてレース、練習、運営を行っていることは胸を張って自慢できる点です。部員全員がチームの勝利に貢献できるからこそ、私が高校の頃に先輩方から感じたような、慶應で陸上を続ける"楽しさ"や"カッコよさ"があるのだと思います。
受験生に向けてのメッセージ
まずこれを見た受験生に知ってほしいのは、指定校推薦は3年間一瞬の気のゆるみも許さずに勉強だけをしてきた人を合格させる制度"ではない!"ということです。楽しい高校生活も部活動も本業の学業も全部頑張って良いのです。もし、あなたの学校に慶應義塾大学への切符を手に入れるチャンスがあるのであれば、ぜひ合格を目指してほしいです。陸上競技を愛する受験生が3年間の試練を乗り越えて、私たちと共に他では味わえない最高の4年間を過ごすことを願っております。