合格体験記ー伊藤拓朗ー

伊藤拓朗 理工学部物理情報工学科2018年度入学

プロフィール

学部学年: 理工学部物理情報工学科

出身校: 神奈川県立希望ヶ丘高校

所属ブロック: 短長

入試形態: 一般入試

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慶應を選んだ理由

 元々、大学で陸上を続けるかは迷っていました。その中で、慶應競走部の学生が自主的に取り組む環境にはずっと魅力を感じていて、もし慶應に入ったら陸上を続けたいなという思いは、ぼんやりありました。いくつか大学に合格し、どこに進学するか考えていた時に、大学でも陸上をしたいと強く思うようになりました。それなら慶應しかないと気持ちが固まり、慶應に進学することを決めました。

入試対策

 理工学部の受験科目は英語、数学、物理、化学です。各科目に関して書くと、まず英語では、単語、熟語、文法といった基礎事項は夏休み前までに仕上げました。こうした暗記分野は、早いうちから取り組むことで本格的に受験勉強を始めてからの負担を減らすことができます。夏休み以降、基礎的な内容が身についてから、英文解釈や長文問題をメインに勉強しました。英語は、入試で一番安定する科目だと思うので、得意科目にすることをおすすめします。
 数学では、難しい問題にたくさん取り組むのではなく、基本的なパターン問題をメインに取り組みました。むやみやたらに色んな問題に手を出すのではなく、一回解いた問題を忘れた頃に解き直すことで定着させてました。また、入試では、答えが正解か不正解かで大きく点差がつきます。そのため日頃から基礎的な計算も欠かさず行ってました。
 物理、化学に関しては、本格的に取り組み出したのは夏休み以降です。勉強方法は数学と大体同じで、同じ問題集を繰り返し解いていました。また、比較的得意だった物理の比重を高めて、勉強していました。現役生は、浪人生と理科科目で大きく差をつけられる傾向があるので、どちらか一方に絞って自信をつけることが有効だと思います。

慶應競走部の魅力

 偏った視点からにはなりますが、卒業まで日吉で過ごす理工学部生にとって、競技場が日吉にあることは大きなメリットです。理工学部は忙しそうだから両立は大変そうだな、と思うかもしれません。確かにその通りです(笑)。しかし、理工学部生が学業にも陸上にも没頭できる環境が整っています。理系で大学でも陸上頑張りたい!と思ってる人にはとても魅力的だと思います。

受験生に向けてのメッセージ

 競走部では、自分次第でいくらでも可能性を広げることができます。受験を乗り切って、一人でも多くの人が競走部に入ってくることを楽しみにしています。