2022年6月26日
/ 最終更新日時 : 2023年4月29日
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合格体験記ー田辺勇希ー
田辺勇希 環境情報学部2022年度入学
プロフィール学部: 環境情報学部 出身校: 成蹊高等学校 所属ブロック: 短短ブロック 高校時自己ベスト:100m:10"94 200m:22"76 入試形態: AO入試 |
慶應を選んだ理由
私は、運動習慣のついていない人を、環境デザイン、地域単位のスポーツイベント等を用いて、つい運動したくなるようなまちづくりを構想したいなと高校2年生頃から考え始めました。当初はスポーツ科学系の学部への進学を考えましたが、他大学の多くのカリキュラムは運動に興味を持っている関心期にある人へのアプローチが主になっていたため自分のやりたいこととズレていると感じました。スポーツ以外にも、環境デザイン、心理学等を学べる大学を探した結果、慶應SFCが自分の希望にフィットしていると思いました。文理融合型の学部で様々な学問分野を学べる為、スポーツとデザインの2つを学びたい私には最適でした。また、1年生から研究会に入って教授・大学院生の方と触れ合いながら研究を深めていけるので、より魅力的に感じました。
実は、元々は大学で陸上を続ける予定はありませんでしたが、充実した設備に各部員の自主性を重んじる競走部に魅力を感じ、慶應に受かったら競技継続も視野に入れようと考えるようになりました。
入試対策
AO入試は、志望理由書(2,000字)、活動履歴書、自由記述書、任意提出資料を提出して書類審査が行われます。書類審査を通過すれば、二次試験の面接の受験資格を得ることができ、面接での選考を勝ち抜いて入学資格を得られます。
志望理由書を書く前に、先ずは大学で何を学びたいかを真剣に考えてみてください。自分の趣味や身の回りの面白いコンテンツは何かしらの学問が関係しています。その学問分野について調べ、知識を蓄えたり、SFCで自分のやりたいことが実現するのが容易になりそうな授業や研究会を把握し、軽く自分の大学4年間の学習計画を作ってみてください。そうしていくうちに、オリジナリティの溢れる2,000字の志望理由書が書けるはずです。
受験生に注意して欲しいことは、任意提出資料は絶対出してください!ということです。任意とついているからと言って甘く見てはいけません。任意提出資料は自分の経歴や、その研究をしようと思った経緯、ちょっとした特技などを書くことができるので、自分について深く知ってもらうチャンスであり、今の自分に至った途中式にもなります。私は、最終的にスライド50枚くらい作成しましたが、人によっては100枚超えている人もいます。一見そんな書くことなどないように思いますが、自分の研究に関する探求や、活動などを書いていけば全然書けます。大変だと思いますが、是非力入れて頑張ってください。
次に、二次試験対策についてです。面接の形式は30分間で、3人の面接官と行います。面接官の方は志望理由書について更に深く追及する他、自分の解答についての矛盾点を見つけて鋭い質問を投げかけてきます。時には、その教授の専門分野の観点から難しく発想力が求められる質問もあるので、かなりの対策が必要になります。
やるべき対策としては、大きく分けて3つあります。1つ目は、志望理由書を中心に提出資料に書いてある一文一文に質問を作ってみてください。答えられない部分があれば、そこは探求不足なので、調べましょう。その結果、私の場合は約200の質問を作ることができ、本番の面接でも近い質問があったので、冷静に対応できました。単純に面接に対する恐怖が無くなるだけでなく、自分自身の知識もつくので、有効的な対策だと思います。
2つ目は、私の研究テーマ場合に特に役立ったことなのですが、街中を歩いている時にとにかく人間観察をしてみてください。他人の心情は、自分から見れば予測できないことなので、机上で参考文献を読み漁っても分からない部分が当然あります。それが、人間観察をすることで、こういう環境があれば、人はこのように行動変容起こすんだ!って分かったりするので、新たなことを発見することができます。
3つ目は、面接を受けるにあたり、言葉遣いや口調、表情や作法も対策しておくことをおすすめします。本番の緊迫感ある状況下で、そういったことを意識するのは難しいです。ですので、親、友達等身近な人に確認してもらい、面接練習をしていく中で修正していきましょう。
受験生に注意して欲しいことは、任意提出資料は絶対出してください!ということです。任意とついているからと言って甘く見てはいけません。任意提出資料は自分の経歴や、その研究をしようと思った経緯、ちょっとした特技などを書くことができるので、自分について深く知ってもらうチャンスであり、今の自分に至った途中式にもなります。私は、最終的にスライド50枚くらい作成しましたが、人によっては100枚超えている人もいます。一見そんな書くことなどないように思いますが、自分の研究に関する探求や、活動などを書いていけば全然書けます。大変だと思いますが、是非力入れて頑張ってください。
次に、二次試験対策についてです。面接の形式は30分間で、3人の面接官と行います。面接官の方は志望理由書について更に深く追及する他、自分の解答についての矛盾点を見つけて鋭い質問を投げかけてきます。時には、その教授の専門分野の観点から難しく発想力が求められる質問もあるので、かなりの対策が必要になります。
やるべき対策としては、大きく分けて3つあります。1つ目は、志望理由書を中心に提出資料に書いてある一文一文に質問を作ってみてください。答えられない部分があれば、そこは探求不足なので、調べましょう。その結果、私の場合は約200の質問を作ることができ、本番の面接でも近い質問があったので、冷静に対応できました。単純に面接に対する恐怖が無くなるだけでなく、自分自身の知識もつくので、有効的な対策だと思います。
2つ目は、私の研究テーマ場合に特に役立ったことなのですが、街中を歩いている時にとにかく人間観察をしてみてください。他人の心情は、自分から見れば予測できないことなので、机上で参考文献を読み漁っても分からない部分が当然あります。それが、人間観察をすることで、こういう環境があれば、人はこのように行動変容起こすんだ!って分かったりするので、新たなことを発見することができます。
3つ目は、面接を受けるにあたり、言葉遣いや口調、表情や作法も対策しておくことをおすすめします。本番の緊迫感ある状況下で、そういったことを意識するのは難しいです。ですので、親、友達等身近な人に確認してもらい、面接練習をしていく中で修正していきましょう。
慶應競走部の魅力
先程述べたように、選手一人一人が主体性を持って競技ができるので、技能の向上の為に、頭を使って考える環境が整っていることが1つの魅力だと思います。また慶應競走部の部員構成は、競技力の高い部員だけでなく、初心者もいます。様々な競技力の集団が、互いに足りないものを補い合い、共に練習していくこともできる環境なので、一人一人が思い描く取り組み方が実現しやすい部だと思います。受験生に向けてのメッセージ
どの入試制度にしても、合格するにはかなりの労力が必要になります。ですので、間違っても楽に合格できそうだからといった理由で受験形態を選ぶのはやめた方がいいと思います。また、受験は人生を大きく左右するライフイベントだからこそ、精神的に苦しくなることも多々あると思います。ですが、そういった苦労が役立つのは、志望校に受かった時だけではありません。大学生になっても、学業、体育会やサークル、遊びなど、やりたいことを全てやろうとするとかなりの労力が必要になります。そういった時に、受験期で鍛えられたメンタルは大きな力を発揮すると、私は大学生活を通して実感しています。ですから、今勉強しているのは、単に合格を勝ち取るだけでなく、大学生活を充実したものにするためだと思って頑張ってみてください。最後に、受験期を良い思い出にできるように自分を信じてやりたいことに挑戦してみてください。応援しています。