【合宿報告】短距離選抜合宿@鹿児島
こんにちは!全体マネージャー2年の赤石と1年の柳田です。
本日は、2/24(月)から3/2(日)にかけて行われました2025年短距離選抜合宿についてご報告いたします。
合宿開催に伴い、お力添えをいただいた皆様、ご支援いただいたOB・OGの皆様、ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅の関係者の方々にこの場を借りて深く御礼申し上げます。
概要
期日:2025年2月24日(月)〜3月2日(日)
練習場所:ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅
宿泊先:志布志湾 大黒リゾートホテル
参加者:短距離ブロック部員20名、マネージャー2名、学生トレーナー1名
行程
〈1日目〉
飛行機で鹿児島空港に到着すると、そこからはバスに乗って競技場まで移動しました。
練習は飛行機移動の疲れを考慮して軽めに行い、壁を使ったストレッチや胸椎を意識した動きづくりなどを行いました。
練習後はすぐにホテルに向かい、翌日からの本練習に向けて体を休ませました。

高野コーチセッション中

学んだことを実践中の選手たち (左から宮﨑、青木、大越)
〈2日目〉

アップ中の選手たち(左から岩舩、姜、藤井、大島、久保埜、田辺)
この日から本格的な練習がスタートしました。
午前はセッションで動き作りをした後、30m+30mの加速走を通して出力が高い練習を行いました。一本ずつ動画から動作分析をして、改善を図ろうとする選手の姿が印象的でした。
午後は短短ブロックは4×100mRのバトン合わせをしました。来シーズンの公式戦を想定した新四継チームで行う初めての練習で探り探りではありましたが、選手たちは確かな手ごたえを感じていました。
短長ブロックはウェイトを行いました。各々が自身の課題に沿ったメニューを組み、有意義な時間を過ごしました。

バトン合わせ
〈3日目〉26日
3日目の午前には、短短はスターティングブロックを用いSD練習を行いました。30mで数本慣らした後に100mも走り、試合を想定した実践的な練習となりました。
午後はウェイトトレーニングを行いました。

SD100mの様子
短長は午前にはセット走を行い、200+400+200という過酷なメニューに挑みました。
本数を重ねるに連れて選手たちはどんどん過酷な表情になっていきましたが、誰1人としてリタイアすることなくメニューを完走しました。
上級生に負けじと喰らいつく下級生の粘りが印象的でした。
午後はコーチによるセッションを通して、自分の走りと改めて向き合いました。

メニューが終わり、爽やかな表情の選手たち (左から長谷川、沼田、久保埜)
〈4日目〉
(美しい志布志湾を一望できる高台で来シーズンの願掛けをしました。
左から:田辺、横井、大越、久保、中島、藤原、藤井)
この日はオフ日でした。
練習の疲労をしっかりとりつつ宿泊地周辺の豊かな自然を散策して、心身ともにリフレッシュをしました。
また普段あまりコミュニケーションをとらない部員間の交流も散見され、チームビルディングの一助となる良い機会でした。
〈5日目〉28日

4継通し練習
5日目の練習は全員共通で加速走30m+30mの測定から始まり、オフ日で癒した身体に刺激を入れました。2日目から得た改善点を活かしながら再び一本一本動画で自分の動きを確認しながら取り組みました。
そのあとは短短と短長に分かれ、短短はリレー練習に、短長は距離を伸ばした加速走へと移りました。
10+200を何本も走りきった選手たちは全員ゴール近辺に倒れこみ、中には「今までのメニューの中で一番きつい」と語る選手もいたほどでした。

メニュー完走後の短長選手たち
午後には高野コーチによるセッションで、再び壁を使ったストレッチや胸椎を意識した動きづくりなどを行いました。
〈6日目〉

動作分析中の選手たち:篠宮、藤原

カーブSD練習:沼田
午前中は短短ブロックは145×3のテンポ走、短長はスターティングブロックを使ったスタート練習を行いました。
鹿児島ならではの温暖な気候の中、出力を上げつつも綿密な動作分析を行いメリハリのある練習となりました。
午後はフリーメニューで個々の課題に沿った練習を行いました。
ヘッドコーチの高野コーチからご指導いただき、ハードルやスターティングブロックを用いた練習、フォームの確認など不得意な分野を徐々に克服していく選手の姿はとても生き生きとして見えました。
〈7日目〉3/2

最後の練習が始まる
合宿最後の練習は短短・短長ともにセット走となり、短短は145×3+200×3+250×2、短長は500×4というメニューでした。

250mに挑む選手たち (左から林、三輪)

最後の直線! (左から藤原、姜)
連日の疲労が抜けきっていないなか歯を食いしばりながらメニューを走り切る選手たちの姿、そして完走後うめき声をあげながらゴール周辺に倒れ込む選手たちの姿が印象的で、とてもサポートのしがいのある練習でした。

全練習終了

選手同士でケア (左から三輪、松下)
天候にも恵まれ、選手たちも全力で練習に取り組むことができた2025年鹿児島選抜合宿も、これにて幕を閉じました。
最後に
(いただいた差し入れと共に)
この合宿を開催するにあたりご尽力してくださった皆様に再度お礼申し上げます。ありがとうございました。
いただいたプロテインや水、アミノバイタルなどは練習の際に非常に大きな力となりました。
いよいよシーズン初戦の公式戦である東京六大学対校戦や関東インカレ、全日本インカレ本番まで日が迫ってきております。この合宿での成果を生かし、今シーズンも部一丸となって戦ってまいりますので、今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。
以上を持って短距離合宿の報告とさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。