全日本インカレ3日前!〜マネージャーから見た選手③〜

こんにちは!二年全体マネージャーの赤石です。
全日本インカレまで残すところ3日となりました。
ここ最近は気温も下がり、秋の訪れを感じるような季節ですが、大会当日に向けて選手たちの熱量はより一層高まっております。
皆様の応援が選手たちの力になります。ぜひ会場まで足をお運びください!

さて本日も昨日に引き続き、「マネージャーから見た選手」というテーマで、マネージャー視点からの全日本インカレ出場選手をご紹介させていただきます。
本日は、中距離種目に出場する選手たちです。
ぜひ最後までご覧ください!

奥泰貴(商4・中距離・中距離ブロック長) 男子800m出場

 

 

 

 

 

 

 

執筆者:松木裕佳子(4年)

4年全体マネージャーの松木です。
奥とは7年目の付き合いになります。

昨年の全カレでも、奥の紹介を書かせていただきましたが、今年もまた務めさせていただくことになりました。
全日本インカレ4日前!~マネージャーから見た選手たち②~ | 慶應義塾體育會競走部 (keio-tf.org)

私から見る奥の武器の1つは、「自己肯定感の高さ」だと思います。

以前、仲子が全体合宿の集合で、陸上においてのみ自己肯定感が高いという話をしていました。
それは日々強くなる選択をとり続けているからだ、というものでした。
そこから生まれる自信は、その人から溢れるオーラを作り、その人自身を支えるものだと思っています。

奥は、陸上に限らず、自己肯定感が高いなと思う人の1人です。
基本的にあんまり弱音は吐かないですし、ネガティブな意見や話の締めは、だいたい楽観的です。
試合が近づいたり、ポイントの日だったり、人はピリピリしがちですが、奥は安定しています。
4年間、様々な中距離選手を見てきましたが、同じようなレベル感でも、雰囲気は人それぞれ違うものがあると感じました。

奥の場合、自己肯定感の高さ・自信から、周囲に焦りや緊張感を与えにくく、その姿は中距離ブロックの暖かい雰囲気に繋がっていると感じています。
そして、その安定感は何かうまくいかないことがあった時も、それを練習に持ち込まないという強さをも生み出しています。

そんな彼ですが、インカレだけはいつもと違うんです。
前日、当日の彼の様子を見ると、如何にこの舞台に懸けてきたかを感じさせられます。
纏う緊張感、雰囲気は支えるこちらも目が離せません。
ただこれまでインカレの舞台ではなかなかうまくはいかず、悔しい思いをしてきました。

しかし、今年は記録にも安定感が生まれ、より自信を持って走れるようになったと感じています。
いつでもベストが出る、と期待ができる状態で試合に臨むことができました。
実際、昨年9本走ったレースのうち、1’50、51、52の記録は、どれも一本ずつでした。
今年は、現時点で9本を走り、直近3大会連続50秒台をマークしています。

100m、200mに出場するわかばを見ていて、改めて感じたことですが、やっぱり安定して好記録を出せる選手が強い。
なかなか1’50秒台の壁が厚いですが、陸上ってそういうもんで、安定して何度も出して試行錯誤しているうちに、パッとトンネルを抜けていくようなタイミングが来るのではないでしょうか。

奥の持ち記録から、1秒以内の資格記録が13人。
本人も言うように、実力にあまり差はありません。
あとは如何にいい水準で迎え、発揮できるか。
ここまで好記録を頻発し、大幅PB更新の準備ができている彼なら、大きく覆してくれることでしょう!

鴨下友織菜(環境3・中距離) 女子800m出場

 

 

 

 

 

 

 

執筆者:金谷結衣(1年)

1年全体マネージャーの金谷です。
まだ、出会って半年も経っていませんが、僭越ながら鴨下友織菜さんを紹介させていただきます。

私の中で、友織菜さんは笑顔でひたむきに努力を重ねる姿が印象的です。練習メニューを聞き取るときや、広報の仕事を教えてくださる時など、いつでも素敵な笑顔で話しかけてくださいます。また、就活が忙しい中でも多くの練習を積んでいる姿をトラックで見かける上に、自宅付近でも一人で練習を積むことができる、慶應競走部の見本のような選手です。

そんな友織菜さんでも「試合前はこの世の終わりのような顔になる」と友織菜さん自身から聞きました。高校時代から全国レベルの大会に出場するも予選落ちが続き、公式戦で後悔しなかった試合はないとも話していました。

でも、今年の友織菜さんは違います。4年の仲子さんをはじめ、中距離ブロックの仲間たちとたくさんの練習を積んできたと思います。
本番でもいつもの日吉での練習と同じく、私たちの応援があります。

800mは2周目があって必ずドラマが生まれる、だから800mが一番楽しいんですよね?!友織菜さん!!
そのドラマのスポットライトは、全カレでは友織菜さんにあたるはずです。
「準決勝に出場する」を達成して、後悔がない、いつもの満面の笑顔でみんなのところで帰ってきてください!そして、108代の女子チーム引っ張って行ってくださると信じています!!

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
明日はフィールド種目に出場する選手の紹介です。
乞うご期待ください!!