107代幹部紹介①
3年マネージャーの松木です。
10月21、22日に行われました「The 3rd ALL KEIO Track & Field Festival」をもって、106代が引退いたしました。本当にたくさんの方の協力のおかげで開催することができたこと、改めてこの場を借りてお礼申し上げます。
先日、10月28日に新幹部の就任式が行われました。そこで本日から3日間に渡り、107代目幹部14名の紹介をしていきます。
107代のスローガンは
「すゝめ ~We Over Me~」
スローガンを体現するために、新幹部の皆さんには以下の3つの質問に答えてもらいました。
①理想のチーム像は?
②あなたが「すゝめ」たいものは?
③意気込み(どんな姿を見せたいか、どんな一年したいか等)
本日紹介いたしますのは、主将・副将・主務を務める4名です。
私自身も自分たちの代が率いる競走部にまだ不安もありますが、それ以上に期待が膨らんでおります。さらに期待が膨らむようなアツい想いが詰まっておりますので、是非最後までご一読ください!
豊田兼(主将・短長・環境3)
①理想のチーム像は?
一人一人が目標達成に向け努力し、達成する集合体であること、そして、チームとしての真価を問われる公式戦で一体となって勝利に立ち向えるチームです。
②あなたが「すゝめ」たいものは?
母校の陸上部の言葉に
「智をもって挑め、勇を鼓して戦え」
があります。
賢く考えて目標に挑戦し、勇気を奮いたたせて戦おうということです。この言葉はいまの競走部にも当てはまります。賢く陸上を行うのはもちろんのこと、時には泥臭く勇気を奮いたたせないと乗り越えられないこともあるでしょう。弱音を吐き続けても、苦しい練習に耐え抜ける精神力。そこから日々自分が成長していると実感する自己効力感。目標を達成した時の高揚感。これらを私はすゝめたいと思います。
③意気込み(どんな姿を見せたいか、どんな一年したいか等)
主将として、第一に考えるのは結果を出すこと。常に競技力で部員を引っ張る競走部の顔であることを心がけます。個人としては入部時に掲げたオリンピックの舞台で戦うという目標を達成したいです。4年間の集大成をお見せできればと思います。
106代から引き継いだ、更なる「強くて良いチーム」を目指し、最強の107代の世代にしていきましょう。
三輪颯太(副将・短短・環境3)
①理想のチーム像は?
副将になって初めての全体集合でもお話ししたのですが、1人1人がリーダーシップを持った視点で活動して、互いに高め合えるチームです。というのも、これは中高で一緒だった先輩が言っていたことで、当時とても印象的に感じたことです。幹部ではない部員でも、1人1人がブロック長の視点を意識して過ごすことで、自分がチームを作っていく気持ち、すなわち”自分ごと化”して普段から過ごすことができます。そして、このような視点を持った部員を引っ張るブロック長はさらなるリーダーシップが求められます。これはブロック長に限った話ではなく、全員が主将の気持ちで部活動をすれば、それを引っ張る本当の主将はさらにその上を行かなくてはなりません。
そうすることでチームの底力が養われ、幹部のレベルも上がっていく。ここはあえて上に向かって”すゝんでいく”とでも言いましょうか。このような意識を全員が持つことで互いに高め合えるチームに、皆でしていきましょう。
②あなたが「すゝめ」たいものは?
私がすゝめたいのは、悔しいという感情です。
人間ならば誰もが抱いたことのある感情だと思います。しかし、この悔しいという感情をしっかりと抱けているか、この場で皆さんに問いたいと思います。2009年、ベルリン世界陸上でウサインボルト選手が9″58という世界新記録で100mを走りましたね。このことに対して短距離の皆さんは悔しいという感情を抱きますか?大抵の人はNoだと思います。それは、自分とはレベルが離れすぎていることから、憧れや夢などの領域で終わってしまっているからです。しかし、それと同程度の勝負を本気でしようと考えている人間は、悔しいと思うはずです。
何が言いたいのかというと、自分がどのレベルで戦いたいかを表しているのは、自分がどのレベルまで悔しがれているかだと私は思うのです。高い志を持っているから先を越されると悔しいという感情が生まれ、負けないように努力するのです。だから私は皆さんにより高いレベルで悔しがってほしいのです。これまで豊田が結果を出してきて「さすがとよけんさん」で終わらせていた人は、「次は負けないぞ」「次は俺が」のような気持ちを抱いて欲しいのです。それくらいアツい気持ちで競技に向き合うことを”おすゝめ”します。
③意気込み(どんな姿を見せたいか、どんな一年したいか等)
2年前の関東インカレで、怪我に悩まされていた前副将の廣木さんが、活躍する仲間や他校の知り合いの選手に火をつけられたように、誰もが心にアツい気持ちを宿していることを私は信じています。なので、私は誰かの心に火をつけられるような存在になります。そのためには必要なのは、自分が競技で活躍することと、皆さんが悔しいという感情を抱くことです。
なのでこれからの1年間、皆さんには高い志を求め続け、自らはそれに応え続ける結果をお見せします。そうして、お互い高め合える環境を作っていきましょう。
長く拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
仲子綾乃(副将・中距離・総合3)
①理想のチーム像は?
私の考える理想のチーム像は、部員全員が、慶應競走部を最高のチームだと思えている状態です。そのために必要なことは大きく2つあると考えています。
一つ目は、全員が何らかの形で部に貢献していること。競技結果、運営以外でも、練習を盛り上げる、みんなを笑顔にさせるetc…誰一人欠けてもいけない、そんな形になればいいなと思います。
二つ目は、部員全員が競走部員であることに誇りを持てていること。これは一つ目ができれば自然と付いてくるものかもしれないです。せっかく慶應競走部という場を選んだからには、皆が最善の選択だったと思ってもらえたら嬉しいです。
②あなたが「すゝめ」たいものは?
とにかく行動!
目標達成のためには、考えて計画を練ることも大事ですが、それと同じくらいたくさん挑戦することも大切だと思っています。
初めてのことはたくさん不安な気持ちにもなりますし、本当に意味があるのかと考えてしまうこともあるかもしれません。ですが、チャレンジしてみないことには何も始まらない!と私は常に考えています。
③意気込み(どんな姿を見せたいか、どんな一年したいか等)
この3年間で多くの人に支えられてここまで来ることができました。しかしこれまでは、一競技者としてしか部に貢献できていなかったと感じています。陸上は個人競技であるからこそ、私の行動によってチームでやることに皆が価値を感じられるようにしたいです。
至らぬ点も多くあると思いますが、精一杯頑張りますので、1年間よろしくお願いいたします!
吉川昂希(主務・短短・総合3)
①理想のチーム像は?
チームとして各種対校戦に勝利すること、それぞれが勝利にこだわり成長を実感できるチームであること。
②あなたが「すゝめ」たいものは?
主務として「すゝめ」たいことは、競技力を高める練習環境を作ること。そして、部員みんながパフォーマンスを最大限発揮することができるように、公式戦運営をすることです。
部員のみんなに「すゝめ」たいことは、競技と勝負へのワクワク感を持っていてほしいということです。競技と勝負を通して成長することを常に楽しみながら、競技と本気で向き合ってほしいです。微力ながらにも、その成長を手助けできれば主務として本望です。
③意気込み(どんな姿を見せたいか、どんな一年したいか等)
常に自分自身が高い志を持って、チームを勝利に導きます。
自分自身もこのチームの主務ができることにワクワクしています。自分の役割は勝利に導くことと、その勝利の価値をさらに高めることだと思っています。
チーム全員が勝利への貢献を実感し、自信をつけることができる1年間にしていきます。
1年間よろしくお願いします。
以上になります。いかがでしたでしょうか。
107代を率いる新幹部もアツい想いが伝わっていれば、非常に嬉しく思います。
今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。
明日は、主務補佐・副務を務める5名をご紹介いたします。お楽しみにお待ちください!