全日本インカレ5日前!~マネージャーから見た選手たち②~

こんにちは。マネージャー2年の藤永です。

時が過ぎるのは、本当に早いもので、今日で全日本インカレ5日前。

テーマは「マネージャーから見た選手たち」。

昨日は信頼のおける同期マネージャーが熱いメッセージを書いていました。

まだ読んでいない方は、こちらからご覧ください。

全日本インカレ6日前!~マネージャーから見た選手たち①~

 

さて、本題に。

「マネージャーから見た選手たち~男子リレー編~」。

昨年、私は短短種目と4×100mRの選手たちに向けて書き綴りました。

今年は男子4×100mRと男子4×400mRの選手に向けて、ありのままに綴ります。

それでは。


男子4×100mR

(写真:左から富山、藤木、三輪、岡村、大島、篠宮、廣木)

 

●富山弘貴(短短・環境情報4)

最後の全カレ。もはや迷いはないことでしょう。

 

リレーメンバーとして臨む全カレに今、何を思っているでしょうか。

標準締め切りラストの佐野に帯同していた身として、その悔しさは痛いほどわかります。でも、だからこそ全カレに向けて自分がやることがよくも悪くも明確になり、迷いがなくなっているのではないでしょうか。一度、実業団の世界に身を置き、全日本実業団の舞台に立ったその経験。そして、今シーズン幾度となく任された3走の立場。誰もがその存在を信頼している必要不可欠なピース。思いっきりやってくるだけです。

 

早慶戦は残されているものの、四継チームとしては集大成。任せました。

 

佐野で流した涙。そんな涙の雨も上がり、京都に満開の笑顔が咲きますように。

その「顔」が「晴れ」ますように。がんばれ。

 

●藤木健人(主将・短短・商4)

こちらも最後の全カレ。主将として、4年生として挑む最後の全カレ。

 

今シーズンはいろいろなものとの戦いの連続だったことでしょう。

4年生として、主将として、何をしなければならないか。考えることは多かったはずです。

関東インカレでつながらなかったバトン。対抗選手ではなかった慶同戦。全カレ標準の壁。悔しい想いもたくさんしてきたはずです。でも、そのたびに折れることなく、チームを、みんなを導いてきた姿を誰もが見ています。その背中がチームに与えた影響は計り知れません。

 

今回、走る機会があってもなくても、主将がいることだけで、他のメンバーが安心する材料になるはずです。どうか最後までみんなを導いてあげてください。

そして、悔いなく全カレを終えられることを願っています。

 

●廣木亮太(短短・理工3)

「廣木、変わったよなぁ」「廣木、目の色変わったなぁ」

 

こうした言葉が聞かれるようになってから、実はまだ半年も経ってない。

しかしながら、今年の関東インカレを機に変わった彼が部に与えた影響は大きい。

シーズンインこそ7月と遅かったものの、初戦で関東インカレB標準突破。一気にリレーメンバーに名乗りを上げた。ついに、8月のSANOスプリントでは、条件に恵まれ、10”50(+2.0)で4年ぶりのPB、全日本インカレB標準、関東インカレA標準突破。これは、チームの後半シーズン、さらには来年にも大きく期待を膨らませざるを得ない。そう、まさに、彼の果たした役割は「起爆剤」そのもの。

 

一見、風で飛ばされてしまいそうな細い身体が織りなす軽快な走り。

全日本の舞台とあれど、そのスタートならどんな奴もおいていけそうな気がします。

後続の走者に、競走部に勢いをつける起爆剤となれ。

 

●岡村大喜(短短・法法2)

昨年は土壇場で標準切りに貢献する走り。

そして、今年は順当に四継メンバーに選出された。

自分が走る可能性を考えると、そこまで高いものではないかもしれないけど、今年の全日本インカレに向かう君の眼には何が見えているでしょうか。

 

今年は、昨年と打って変わって着々とPBを更新し、競技に打ち込む姿が幾分楽しそうにも見えました。人生に無駄なことはないと言いますが、ここ数年ちょっぴり回り道をした君にはそれだけの経験や気付きが蓄積され、より君を強くしていることと思います。練習では、相変わらずのコミュニケーション能力で、コーチや先輩にアドバイスを受け、それを真摯に何度も実践している姿が見受けられました。そのコミュ力分けてくれないかなぁとも思うことすらあります。

さて、シーズンも後半。今シーズンいい感じで来ているからこそ、「もっと」という思いがあると思います。というよりも、試合の中で「もっとできたのに」という思いもあるのかもしれません。今シーズン、焦らずもう一山つくりにいきたいところですね。秋シーズンも応援しています。

 

●篠宮健吾(短短・法政2)

ここに君の名があることを同期としてとても嬉しく思います。

当然と言えば当然かもしれませんが、昨年のオール慶應200mで1年生ながら優勝を飾り、MVP。大ブレイクだったように記憶しています。そこから、冬季に入った君は順調に練習を積み上げ、シーズンイン直前の状態を見ると誰が見ても口を揃えて「PB更新待ったなし」。でも待っていたのは、PBは更新しているものの、冬季の感じからするともっといけるという感覚ではないでしょうか?気になる箇所も増え、思い通りにいかない日々だったでしょう。それでも、佐野で7台に突入し、こうしてリレーメンバーに選ばれたことを嬉しく思うと同時に、岡村、篠宮、三輪、大島といった下級生がしっかりとメンバーにいることに対して、競走部の未来は明るいなぁと感じているところです。実際に走るのは4人ですから、走る可能性云々はありますが、この経験が必ず今後に活きてくるはずです。いろんなものを吸収し、それをチームに還元してくれることを願うとともに、四継チームが悔いなく終われることを願っています。

 

追記)まだ、まぜそばのお店に行ってないですね。今度行きましょう。

 

●三輪颯太(短短・環境情報2)

君は全カレ前日の短短種目編で紹介もあるので、僕からは手短に。

 

覚えているでしょうか?

昨年の全カレ。僕は君に対してメッセージを書いています。

あのとき、思ったままを書き綴りましたが、今でもその思いは変わりません。

 

「居場所はいつまでも原点。ただその点をでかくしていくだけ。」

楽しむことを忘れずにね。

 

●大島琉偉(短短・経済1)

数奇なもので、昨年はお兄さんにメッセージを書き、今年はその弟くんへ。

あまり、そういうことを言うと言いすぎると嫌かもしれないので、このくらいにして。

 

まずは、一年生ながら、よくメンバーの座を勝ち取りました。

おそらく昨年よりも層が厚くなったであろう四継チームのメンバーを勝ち取ることは容易ではなかったと思います。それでも、順当と言えば順当です。

かなり早い段階から大学競走部の練習に参加していましたが、焦らずにトレーニングを積み、7月の今シーズン初戦でいきなりPBを更新、勢いそのままに7月末の慶同戦でさらにPBを更新して優勝。しっかりと勝負強さを見せてくれました。

 

個人的に1年生がメンバーにいることは今後にとっても大きいことだと思っています。

事実、昨年に引き続き岡村と三輪がここにいますし、篠宮も名乗りをあげてメンバーに入っています。同期の活躍に「俺も」「私も」と思う人は多いものです。

しかしながら、君が与える影響云々を気に留める必要もありません。

もちろん、「自分こそが周囲に影響を与えるインフルエンサーだ」という自覚を持ってくれていてもいいのですが。

 

君がゴールに運ぶバトンにはいろいろな人のいろんな想いが詰まっていることと思います。

それを重荷に思うことはありません。ここぞという時に、君の脚を大きく前に進めてくれることでしょう。

 

男子4×400mR

(写真 中央:奥 後列左から:関、鈴木、白銀、柴田、大谷、森)

 

●大谷尚文(短長・理工M2)

大谷さんも全カレ2日前の短長種目編での紹介もあるので、手短に。

 

大谷さんにも最後が近づいているのですね。

日々いろんな人にいい影響を与え、徳を積んでいる大谷さん。

そんな男の最後のインカレ、何としても力になりたいと思っている後輩は多いはず。

「どんなに調子が上がらなくても、大谷さんなら何とかしてくれそう。何とかしてくれる。」と言っていた人もいるくらいですし、実際その通りだと思います。

と同時に、「勝利の神は細部に宿る」そんな言葉を体現するような人格者であるとも思っています。悔いなく、楽しいという感情が溢れる全カレになりますように。

 

●柴田有仁(短長・理工M1)

柴田さんも全カレ2日前に短長種目編があるので手短にいかせていただきます。

まずは、全カレ標準切れてよかったです。いつその瞬間を目の当たりにできるのかと待ちわびておりました。圧倒的なポテンシャルを感じさせるその走りで、さらなるPBの更新と全国の強豪をなぎ倒す姿を楽しみしています。

 

●関汰玖真(短長・理工M1)

関さんはしっかりと自分と向き合うことができる人という印象です。

 

その中でも、他の選手と関わることも忘れず、積極的にコミュニケーションをとっている姿が見受けられます。そういう僕なんかにもカーブの走り方を尋ねてきたり、ときには一緒に走ったりといろんなことを積み上げてきました。取り組まないといけないことに真剣に取り組み、一つひとつ弱点をつぶしていくようなそんな競技者としてのスタイルは尊敬に値します。

今年、個人で全カレに出場することは叶わなかったものの、まだまだこれからだと思います。

日々の小さな積み重ねがきっと実を結びます。雨垂れ石を穿つ、です。

 

●森柳(短長・理工4)

柳さんは土壇場に強い印象があります。

個人的に、今年の関東インカレの土壇場の標準切りしびれました。おそらく研究室との兼ね合いから、あまり練習や試合にも出ることができていないながら、しっかりと結果がほしいときに結果を出せるそんな選手だと思っています。あの、あいみょん大好きの22卒のOBさんが惚れ惚れするのも無理はないです。もしかしたら、どこかで見ているかもしれませんし、きっと今回も応援してくれていることでしょう。さて、関東インカレの標準切りもさることながら、今年の関東インカレのマイルもしびれました。そして、今回はそのマイル。

またまた、見ている人が痺れる走りを見せてくれることを期待しております。

 

●白銀克隆(短長・理工3)

白銀さんもついに全カレの舞台に。

今年は、全体的にタイムも安定しており、7月には48秒台に突入した男。

僕の印象は、繊細な人だなというところです。自分の感覚に繊細なものをもっていて、練習では「なんか、合わないなぁ」という素振りだったり、同じ動きを入念に繰り返す姿だったりをよく見る気がします。

そして、心の中に熱いものを持っていて、マイルにかける想いが人一倍強いのも知っています。最後の大谷さんのためにという想いが強いのも知っています。その想いが、一番きつい時、もうひと踏ん張りという時、必ず力になります。

熱い闘志を燃やし、力走を見せてくれることを願っています。

 

●鈴木悠真(短長・理工3)

僕の悠真さんの印象は、コツコツと積み上げることができる人です。

派手さはないけど、必要な努力をしっかりと積み上げることに長けていると思います。

それが今季のベスト更新に繋がっていると思います。今シーズンは六大でマイルを経験し、その他の試合の反省からも、走力強化に取り組んできたと思いますが、加速走のタイムを見ても、走りをみても力強さが増したように感じます。

早く51を出したいと思っていることと思いますが、地道に積み上げていけばすぐに見えてくるはずですし、今回の全カレという経験が400mHにもいい影響を与えてくれる気がしています。マイルチームの健闘と悠真さんの秋シーズンの活躍を祈っています。

 

●奥泰貴(中距離・商2)

ここに名を連ねるのは少々不思議な感じもしますが、持ち合わせている実力、また今後のことを考えても、ここにいることに必ず意味があると思います。今シーズンは、少しですがPBを更新し、一緒にU20の舞台も戦いました。個人的には、4月のPB更新以来、思わしくないシーズンが続いているかと思いますが、U20等の大きい舞台も経験しながら、モチベーションは高まっているかと思います。

大会補助員のあとに一人できついポイント練習をこなしていたり、バイトめちゃめちゃ入っていたりと個人的に尊敬する部分はとても多いです。

個人では全カレ出場は叶わなかったものの、来年も見据える君にとって、今回の全カレがいい経験となるよう願っています。

 

●豊田兼(短長・環境情報2)

君は全カレ2日前の短長種目編があるので、手短に。

今シーズンは君といろんな試合に赴いてきたから、今回いけないのは残念だけど、まだまだ高みを見ていると思うので、とりあえず日吉から応援しているね。日吉で帰りを待っています。健闘を祈っています。


いかでしたでしょうか?

明日は全日本インカレ4日前。明日はフィールド種目編です。

明日も乞うご期待です!最後までご覧いただきありがとうございました!