関カレ直前特集③

こんにちは、全体マネージャーの原田です。

関カレ直前特集第3弾!本日で最終日となります。

細井・森田・山本・長谷部、4名の「関東インカレに懸ける思い」を是非ご一読ください。

関東ICに懸ける思い-細井衿菜(副将・中距離)-

女子1部800m/4×400mR出場

 

「勝」

中距離4年の細井衿菜です。

早いもので4回目、最後の関東インカレが目前に迫っています。

 

3年前の新入生激励会&関カレ激励会で、

「関カレ4連覇をする」「慶應の強さを私が示していく」と宣言しました。
情けないですが、その言葉とは遠いまま3年間が経過してしまいました。
大学はとにかく結果を、という思いで競走部に入部した私はどんな試合でも下位入賞ばかりで自己ベストも更新できず、正直なところ毎日糸が切れるギリギリを歩いているような感覚でした。

 

それでも歩いて来れたのは紛れもなく、同期31人をはじめとする競走部の仲間です。言葉にするとありきたりな表現になってしまいますが、皆がいなかったらとうの昔に糸は切れていました。
そしてこの1年私の中で大きく変わったことは、「負けなくない」「失敗したくない」が、「勝ちたい」「勝ってみんなと喜びを共有したい」になったことです。

 

2年の関カレで勝ったとき、ゴール後の感情は「良かった…」それだけでした。コロナ禍でバラバラの練習、無観客試合。だけど最後の関カレは中距離の仲間、競走部のみんながいます。

 

「陸の王者、再興」に向けてみんなで走ってきた今日までを最大のパワーと御守りにして、
「’慶應の細井衿菜’・’慶應の中距離’ 復活」

「陸の王者、再興」と言われる、

その起爆剤となる走りをすることをここに誓います。

 


最後に私もメッセージを書かせていただきます。

 

競走部の皆さん。
最高に熱く、痺れる4日間を全員で掴みにいきましょう。

 

同期のみんな。
最後の関カレ、あとは意地と熱と皆んなのパワーだよきっと。やってやろう。

 

中距離のみんな。
みんながいる事が最強に心強いです。慶應ミドルの強さを陸上界に示す、井関が掲げたこれを必ず実現させようね。

 

そして私の愛する105代ミドルの5人へ。
やれること全部、そんな君たちにパワーをもらい、狂ったようにパワマミドルをやる君たちは最高に眩しくて最高に輝いていて私の誇りです。あとはやるだけ。ブイブイいわせようぜっ。


4日間、慶應競走部の応援をよろしくお願いいたします!!

 

関東ICに懸ける思い-森田剛史(長距離)-

男子1部5000m出場

「軸」

こんにちは!
全体ブログを初めて書くので少し緊張しています、長距離ブロック4年の森田です。
この度、5000mに出場させていただきます。

 

僕が1年生の時、2部から1部に0.5点差で昇格を勝ち取りましたが、その際の喜びの輪は今でも鮮明に覚えています。
それくらい感動できるこの関東インカレに選手として出場できることがとても嬉しいです。


関カレに向けて自分は「軸」という言葉をテーマに添えました。僕はこの言葉を強みや自信に言い換えられると思います。

 

各個人、これだけは他者に負けない、優れていると思う強みがあると思います。
出場の可否問わず、その強みを各個人が関カレで精一杯発揮することが、チームへの貢献に繋がると思います。

 

僕の強みは最後まで粘り強く戦うことなので、自分らしい走りをしてチームに勢いをつけられるよう頑張ります!
2日目午後7時半からと遅い時間ではありますが、精一杯頑張りますので応援の程よろしくお願いします。

 

3年前とは違い、1部残留でなくさらに高いレベルで勝負をする今の慶應を誇りに思います。
全員が自分の強みを発揮できたら、チームは必ず良い方向へ進むと思うので、
皆さん4日間頑張りましょう!

 


最後に
コロナによる制限や長距離ブロックということもあってあまりチームとの関わりは深くありませんでした、が、日吉で練習している時のかけ声には常に勇気づけられました。
今の競走部を作り上げてくれた幹部を中心とした方々には本当に感謝しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

関東ICに懸ける思い-山本涼乃(跳躍)-

女子1部4×100mR出場

「ハングリー精神」

女子4×100mRに1走として出場します、跳躍4年、山本涼乃です。

あまりこのような機会をいただくことがないので、何を書こうか迷いましたが、私が陸上に対して思っていることを、真面目に書いてみようと思います。

 

私にとって、関東ICや全日本ICは、
陸上競技という、他のスポーツでは「手段」でしかない「走る・投げる・跳ぶ」の技能を突きつめてきた人たちの、「高い身体能力がぶつかる場所」です。

 

関東ICに出れなかった1・2年、リレーで出場した3年、
そのいずれもで、出場選手の身体能力の高さを目の当たりにしてきました。

 

その出場選手たちに憧れつつ、いざ私個人を振り返ってみれば、
頭でっかちに陸上をしてきた4年間だったなと思います。

 

これまでずっと、動画を見て、あれこれ頭の中でこねくり回して、フォームを試行錯誤してきましたが、
今思えば陸上はもっと「シンプル」で、
いざトラックに立った時に信頼できるのは、思考回路じゃなくて、もっと具体的な「体感」だと、今は思っています。
「もっと自分の身体感覚に頼っていい」というのが、4年間頭でっかちに陸上をしてきた私の実感です。

 

ですので、前置きが長くなってしまいましたが、
私は、関東I Cで「自分の身体能力の全てを全力でぶつけてこよう」と思っています。
クレバーに陸上をするのでなく、いっそパッションで陸上をしてこようと思います。
(代々跳躍ブロックが引き継いできた「passion」の真価が、ようやく私にもわかってきました笑)

 

これが、今回いただいたテーマである、「私の関東インカレに懸ける思い」です。

 

私より速い選手がたくさんいることは百も承知ですが、
自身の全力をぶつけることで、少しでもチームに貢献したいと思います。
そして、個々人の純粋な身体能力を競い合う「陸上」というスポーツそのものを楽しんでこようと思います。

 

最後にはなりますが、
選手の皆さんには、高いレベルの選手に揉まれて、その身体感覚を実感する機会を楽しんでほしいと思います。また出場しない皆さんにも、それを目で見て感じとり、自身の糧にしてほしいです。

 

そして私も、これまでお世話になった先生方、マネトレの皆さん、指導してくれた先輩、活力をくれた後輩、跳躍ブロックのみんなに、自信を持って報告できるような走りをしてきます。
4継メンバーの一人として全力を尽くしてきますので、どうぞ応援よろしくお願いします。

 


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

(※写真に、文章と全然関係ない「ハングリー精神」を挙げてしまったので補足までに、これは1年の新入生歓迎会で挙げた言葉で、かつ私の座右の銘でもあるので書かせていただきました)

関東ICに懸ける思い-長谷部真希(トレーナー)-

「貪欲」

トレーナー4年の長谷部です。
元々これを書く予定はなかったのですが、皆が書いていて寂しかったので、ささやかですが私も関カレへの思いを綴らせていただきます。

 

慶應競走部に入りトレーナーになってから、自分の思うようにいかないことばかりで、もどかしいことがたくさんありました。それまで特に苦労もせず生きてこれた人生でしたが、ここでたくさんの挫折を経験しました。

 

ただ、そんな中でもなんとかここまでやってこれたのは、やっぱり周りの人の「貪欲さ」に大きな刺激をもらってきたからだと思います。

 

それまでは、「がむしゃらに」とか「泥臭く」とかを、恥ずかしいと思ってしまう質でした。

でもこの部の皆と出会ってから、そんな変なプライドは、いつの間にか消えていました。

 

本当に感謝しています。

 

だから私も、サポートという立場であっても、誰よりも結果に対して貪欲であろうと、がむしゃらに走ってきました。


今の私の気持ちは、「やってやるよ」って感じです。関カレの舞台でどんな結果が表れるのか、ワクワクしています。

 

関東インカレという舞台は、出場選手もそれを応援する選手も、サポートも、チーム全員が主役です。

全員の気持ちが、試合を作り出します。

「自分が一番上に立ってやる」って、覇気を出していきましょう。


私も、ただ「貪欲」に、勝利のためのサポートをしてきます。

―――――――――――――

3日間の特集も本日で以上となります。

4年生たちの「関東インカレに懸ける思い」はいかがだったでしょうか。

3年前、初めての関東インカレで1部昇格への歓喜の瞬間を味わった4年生だからこそ、この最高の舞台で戦える喜びを嚙みしめ、後輩たちに何かを残せる大会となるよう、精一杯戦ってきます。

12日(木)からは、出場選手への応援メッセージをお届けいたします。そちらも是非ご覧ください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。