公式戦直前特集〜跳躍ブロック・小林一揮編〜

KOBAYASHI IKKI。それがかの有名な彼の名です。

…。少し戯れが過ぎました、新3年マネージャーの橋本千佳です。

本日2本目の公式戦直前特集。IKKI君の登場です。
どんな時も変わらず優しく、優しい。一言で言えばそんな一揮君です。(今回私がこの特集を組んでわかったのはIKKI君の返信は遅めということです笑)

跳躍ブロック、小林一揮(新2年、法)の魅力はなんでしょうか？この公式戦直前特集でより知っていただけると幸いです。この冬季で一揮くんは素人目でもわかるほどに成長しました。今年のbig jumpを跳躍ブロックの誰もが期待しています。

そんな彼の心中はどんな感じなのでしょうか…。期待が高まります…!

早速ですが、まずはこの冬季、一言でいうとどんな時間でしたか。

この冬季、一言で言うと「多忙」でした。

この冬季は今までにないくらい多くの練習をしました。これは練習の量だけでなく、沢山の種類の練習をしたということでもあります。コロナ禍ということもあり、限られた時間の中で多くの練習をしようとすると練習中の隙間時間をなるべく減らさなければならず、常に何かをしていたという忙しさ。それに加えていろいろな練習方法に触れると、同じ量だけの陸上に対する考え方にも触れることになるのでそれらを一つ一つ整理して繋げていかなければならないという忙しさ。この冬季はこのように多忙で一瞬だったなという印象です。

では、跳躍ブロックとしての冬季期間の取り組みや雰囲気を教えてください！

この冬季、跳躍ブロックは和やかでありつつも緊張感を持てていたと思います。多くの種目がある跳躍ブロックでは、どうしてもシーズン中は一緒に練習することが少ないです。ただ、冬季練習では走り込みやサーキットといった全ての種目に通ずる練習を多く取り入れていたため、みんなで士気を高め合いながら練習を行うことができていました。和やかな雰囲気の中でも、時には各々の考えをぶつけ合う事で練習に緊張感も生み出せていたと思います。

橋本)今年の冬季は跳躍ブロックに一体感があったようにマネージャーとしても思います。一緒に練習してたからかも…

ちなみに、ブロック内で刺激をもらった選手はいますか？

跳躍ブロック全員に刺激をもらっています。跳躍ブロックの皆さんは溢れ出るパッションを抑えきれず競技場に入り浸り、あれもこれもといつまでも練習をしている印象が強いです。そうした陸上に対する姿勢にはいつも刺激をもらっています。加えて跳躍ブロックは個性豊かで多彩な方しかいません。そのため、自らの種目の技術のみならず、他の種目も上手にこなしてしまいます。単に運動神経が良いだけなのかなと思い、コツを聞いてみると意外にも跳躍での意識を応用していたりと見習うべきことは尽きません。

橋本）これから先輩方の溢れ出るパッションをIKKI少年が引き継ぐのかと思うと感慨深いです…

それでは、次は個人的に注力してきたことを教えてください！

この冬季はとにかく意識して跳躍ブロックの皆さんとコミュニケーションを取るようにしていました。

というのも跳躍ブロックは公式戦で必ず得点するという目標に向けて日々練習に取り組んでいます。そしてその目標を達成するためにはブロック内での競争心を高めた練習をしていこうという小目標もあります。しかし、お互いのことをあまり知らずに相手に関心がない状況では競争心は芽生えないと思います。そのため、まずは相手のことを知るためにもアップ中に意識的に会話をしてみたり、一緒に補強をしてみたりと積極的にコミュニケーションを取るようにしました。結果として、それぞれが練習中に考えていることや意識していることも知ることができ、競技にも良い影響を与えてくれたのでコミュニケーションの大切さを再確認しました。

橋本）側から見てると一揮くんはどちらかと言えば私同様コミュニケーションが苦手に見えるので他ブロックの子とも積極的に頑張ってみて！沢山得られるものがあるかも！私も頑張る…

冬季を振り返って様々なことを話してもらいましたが、これまでの競走部生活で辛かった時期はありましたか？

結果を出せてない今は毎日、試行錯誤しています。高校最後の年は陸上から遠ざかっていたのもあり、大学1年の春夏シーズンは試合には出場しませんでした。そのため前シーズンは秋に出場した3試合のみでしたが、どの試合でも良い記録とは程遠く、高校時代のベストにも及びませんでした。これらの試合での反省や悔しさをもとにこの冬季は練習に取り組んできました。