合格体験記ー伊藤達也ー

伊藤達也 商学部2020年度入学

プロフィール

学部学年: 商学部

出身校:帝京大学高校

所属パート: 投擲ブロック

高校時自己ベスト: やり投げ:55m94cm

入試形態: 一般入試

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慶應を選んだ理由

 学業と部活動においてレベルの高い環境に身を置きたかったという理由が大きいです。また、競走部は自主性を重んじており、自分次第でどこまでも強くなれる環境が整っていると聞いていたので、慶應を選びました。

入試対策

 僕は国公立が第一志望で私立の対策に時間をかけられなかったので、私立は国公立受験で重要な科目(英語日本史)の比重が重い大学に絞って受験しました。 慶應の商学部は早慶の中でもレベルが低く、入試科目は数学英語社会で受験ができるので、国公立受験者には狙い目です。
 配点は英語が200点、日本史が100点、数学が100点です。例年の合格者平均点は英語と日本史が高く数学が低かったので、僕にはもってこいの学部でした。 僕は予備校には通っていなかったので、進捗に従って計画を立て、それに対してフィードバックをすることの繰り返しでした。予備校に通ってない分、時間の使い方に融通が効いたので、自分のペースで進めやすかったです。ゴールに対して自分の立ち位置が現在どこにいるのかを把握し続けることが重要です。模試の結果も一つの指標でしたが、あまり気にしていませんでした。基本的に慶應はD判定だったと思います。
  受験勉強を本格的に始めたのは部活を引退した、6月末ごろです。1番初めに自分が受験したいレベルの過去問を何校かやってみて、自分の実力を知ることから始めました。全ての教科で基礎が足りてないと思ったので、夏は基礎をやり込みました。英語は、10月ごろまで単語と文法を重点的に行い、その後は問題集や様々な大学の問題を解き、全ての問題を解らないところが無くなるまで復習を行っていました。 日本史は、まず教科書の読み込みを行いました。3.4周すると、大まかな流れが頭に入ったので、教科書を読みながら並行して細かい知識を詰め込みました。国公立は全て記述だったため、流れを頭の中で整理しながら自分で授業をする様に説明し合うことを友達と一緒に行っていました。自分の言葉で教え合うことは、知識の定着にものすごい効果がありました。 数学はとにかく基礎問題を繰り返しやり、基礎が定着してからも、とにかく手を動かし、問題を解いていました。あまり得意では無かったので、解ける問題を確実に解ける様に、基礎レベルの青チャートをやり込んでいた記憶があります。
 上記のものは国公立への対策ですが、慶應商学部の問題はクセがないため、特に対策する必要がありませんでした。過去問は1月ごろから解き始めましたが、国公立の対策をきちんと行えていたので、かなり解けるようになっていました。

慶應競走部の魅力

 何よりも練習環境が素晴らしいことです。競技場は日吉駅から徒歩1分。練習道具もたくさん揃っており、ウエイト場もある。僕は練習に困ったことがありません。また、色々な高校から選手が集うため、仲間同士で練習方法や知識、技術を共有し合うことで、多くの視点や考え方を得ることができます。

受験生に向けてのメッセージ

 受験はとても大変だと思います。大変な時は息抜きも大切です。焦らず、自分を信じて努力を続けてください。応援しています。