合格体験記ー井上汐莉ー

井上汐莉 法学部法律学科2022年度入学

プロフィール

学部学年: 法学部法律学科

出身校: 静岡県立韮山高等学校

所属パート: 中距離ブロック

高校時自己ベスト: 800m:2'10"30, 1500m:4'33"05

入試形態: 指定校推薦

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慶應を選んだ理由

 私が慶應義塾大学の受験を決めたのは高校3年生の夏、東海高校総体で8位となりインターハイ出場を逃した後のことです。陸上競技に未練が残り、大学でも競技を続けることを決意しました。
 将来のことを考えると学業を疎かにはしたくなかったので、慶應義塾の法学部で幅広い知識と専門的な知識の両方を身につけていきたいと考えました。競走部に関しては、高校のOBで競走部に入部された方に以前よりお話を伺っており、自主性を重んじ、仲間と刺激を与え合いながら各々工夫して競技に向き合う方針に魅力を感じていました。また、資格試験の勉強をしながら自己ベストを更新している先輩もいらっしゃるとのことで、学業とも両立できる部だという印象がありました。
 せっかく大学で競技を続けるのだから、自らの責任で主体的に練習することができ、さらに仲間とも切磋琢磨できる環境が良いと考えたところ、慶應競走部が理想の環境だと感じ、受験を決定しました。

入試対策

 指定校推薦入試では、一般入試とは異なり、高校3年間の成績が評価されます。3年間を通じて授業や定期テストに真剣に取り組み、校内選考を勝ち抜くことができれば、一般入試ではハードルの高い慶應義塾大学にも、極めて高い合格率で入ることができます。テストだけではなく、委員会活動や学校行事、部活動にも積極的に取り組むと良いでしょう。
 私は最終的に高校3年次にも駅伝に出場することを決めましたが、それまでに学習面でも努力を積み重ねていたおかげで、同級生が受験勉強に追われる中でも本気で駅伝練習に取り組むことができ、11月末の東海大会への出場を果たしました。
 3年間の地道な努力が必要となりますが、見方によれば高校生活や部活動との両立がしやすい入試形態です。ただ、忘れてはいけないのは、校内推薦枠を必ずもらえるとは限らないため、一般入試での受験を見据えた勉強をまったくしなくて良いわけではないということです。とはいっても、それまでの2年半でしっかりと積み重ねができていれば、そこで焦る必要はないと思います!

慶應競走部の魅力

 慶應競走部の一番の魅力はやはり、自主性を持って競技に打ち込める環境です。自由である代わりに責任も伴いますが、強くなるためにはどうしたらよいのかを一人一人が考え抜き、実践しています。多様性のある仲間たちと互いにアドバイスをし、高め合うことができるので、高校生までとはまた違った一段階上の充実感を得られています。

受験生に向けてのメッセージ

 慶應競走部は、競技力はもちろんのこと、人として大きく成長できる場だと考えています。学生生活最後の4年間を過ごすには最高の環境です。この充実した環境で私たちと陸上をしてみませんか?日吉の競技場でお待ちしています!