合格体験記ー井関亮太朗ー

井関亮太朗 商学部2019年度入学

プロフィール

学部学年: 商学部3年

出身校: 西宮市立西宮高校(兵庫)

所属ブロック: 中距離

高校時自己ベスト: 800m:1'55"21/1500m:4'09"68

入試形態: 一般入試

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慶應を選んだ理由

 高校の時から大学でも競技を続けると決めていた私は、進学先は陸上も勉学もしっかり頑張ることのできる環境のあるところが理想的だと考えていました。進路について本格的に考え始めた高3の春、知り合いの慶應OBの方にお話を聞く機会があり慶應は自分の理想的な環境であると感じました。その後実際に競走部の練習に参加させて頂き素晴らしい練習環境やいい意味での自由で温かい雰囲気、与えられたメニューをただこなすのではなく、各々がしっかり頭を使って練習されている姿を見てさらに競走部の魅力に惹かれすぐに受験を決意しました。

入試対策

 私が入学した商学部(英語・数学・地理)について。
 まず英語についてですが、3科目400点のうち英語は200点を占めるので非常に大切な科目です。長文3つと文法問題という構成ですが時間の割にかなり設問数が多いので時間との勝負になります。長文については決して難解なものではないのである程度のレベルの長文を速く正確に解くことと、過去問演習を通じて最適な時間配分を身に付けることを心掛けていました。また最後の大問に語形変化の問題がありますがこれは日頃から単語を覚える際に派生語の欄をしっかり見ておくことで対処できると思います。
 次に数学です。マークの基本的な問題と記述式でかなり応用的な問題とに分かれている印象ですが、私は応用的な問題を解けるのは一部の受験生だけだと考えていたので(当日も会場はそのような雰囲気でした)、基本的な部分を取りこぼさないことを意識していました。具体的にはセンターの数学がしっかり取れるくらいにしておけば問題ないと思います。
 最後に地理です。あまり地理受験者はいないので参考にならないかもしれませんが、センター地理とは形式が全く異なるので地名やデータを詳しく覚えないといけません。ですが受験者が少ない分得点調整が望めますしきっちりやれば世界史・日本史選択の受験生に差はつけやすいと思います。

慶應競走部の魅力

 競走部には非常に充実した練習設備、そして自分のやりたい練習ができる自由な環境、雰囲気があります。しかしそれを生かすのは自分次第です。自分に必要な要素を日々考え、努力することができる人にとって競走部はきっと最高の場であると思います。そうやって日々考え仲間と意見を交わしながら練習し4年間競技者としての自分と向き合っていくことは他には代えがたい経験ですし、その経験ができるのは自主性を重んじる競走部に所属しているからこそであると感じます。

受験生に向けてのメッセージ

 勉強や遊びなど様々な選択肢がある中、大学で陸上競技に打ち込むというのは少なからず覚悟がいることだと思います。しかし慶應競走部の一員として目標に向かって毎日真剣に競技に取り組む時間は4年間しかない貴重な大学生活をきっと充実したものにしてくれるはずです。その過程で間違いなく競技者としても人間としても成長できると思います。入試は厳しいものですが私たちは無事皆さんが合格し、競走部の門を叩き共に練習できることを心から願っています。最後まで諦めることなく頑張ってください!