慶應義塾體育会競走部 慶應義塾體育会競走部

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2026.3.28

マネブロ

不定期開催企画 「隠れ努力家推薦マネブロ」

こんばんは。全体マネージャー3年の上田です。

 今回のマネブロでは、新企画として、「隠れ努力家推薦特集」を行います。普段の結果やレースだけではなかなか見えにくくとも、日々の練習や生活、競技への向き合い方の中で、地道な努力を積み重ねている選手にスポットを当てたいと考えています。

 陸上競技は結果がすべてと思われがちですが、その結果の裏には、それぞれの選手が大切にしている習慣や考え方、継続している取り組みがあります。毎日補強を続けている、コンディション管理を徹底している、練習の振り返りを欠かさない、食事や睡眠に気を配っている、チームのために行動している、など。そうした細かい積み重ねこそが、チーム力の向上につながっているのではないかと感じています。

 この企画では、部員からの推薦をもとに、「競技に対して自分なりの強いこだわりや軸を持って取り組んでいる選手」に注目し、その取り組みや考えを対談形式でご紹介いたします。

 競技の過程や考え方、人となりにも注目していただくことで、競走部の新たな一面を知ってもらうきっかけになれば幸いです。是非、ご一読ください!

 

 

【対談】「継続」×「振り返り」――チームを支える先輩後輩コンビの取り組み

 写真左:福田滉樹、写真右:若海弘一郎

 今回は、部員からの推薦をもとに選ばれた2名による対談をお届けします。
「日々の練習に真摯に向き合う姿勢」が評価された若海(中距離2 )と、「振り返りと自己分析」を徹底している福田(中距離1)。普段は語られる機会が少ない彼らの取り組みや考えについて、お互いの視点も交えながら語ってもらいました!

 

 

お互いの強みについて

司会:推薦された強みに対して、お互いに「いいな」と思う点を教えてください。

福田:若海さんは、自分の体と向き合う姿勢が本当にすごいと思います。怪我をしている時って、どうしても気持ちが落ちてしまう人が多いと思うんですけど、若海さんの、雰囲気に流されずにずっと前向きな気持ちでい続けているところがすごいなと感じています。
リハビリの時も、走り始めた後も、できないことから目を背けずにしっかり向き合う姿は本物ですし、思うように力を出せない時期をプラスに変えて過ごすための、1つのロールモデルだと思っています。

 

司会:では次に、福田さんの強みである振り返りについて、若海さんはどう感じていますか?

若海:インスタグラムを用いて写真と文章のコメントを紐づけて記録するという独自の形で、日々の振り返りを欠かさず続けている真摯さには驚かされますし、練習への向き合い方も1年生の中でトップレベルだと思います。いつも練習前のジョグの段階からスイッチが入っていますし、練習中の短いレストの間にも「今の走りどうでしたか?」と聞いてきてくれて、その場で改善しようとしているのが伝わってきます。

福田:自分は結構緊張しやすいので、無意識のうちに練習モードに切り替えているのかもしれないです。練習ではちょうどいい緊張感でできていると思うんですが、試合ではそれをうまくコントロールするのがまだ難しいと感じています。

 

 

お互いの印象

司会:ここまでの話も踏まえて、お互いにどんな印象をもっていますか?

若海:福田はとにかく前に食らいつく力がすごいなと思います。格上の相手でも絶対に離れないという意思を感じますし、練習中に後ろから大きなプレッシャーを感じます笑。福田は普段は穏やかな雰囲気の持ち主なのですが、練習では絶対に負けたくないという強い気持ちが伝わってきます。

福田:若海さんは、先輩方の中でも緩衝材のような存在だと思っています。走る時はすごく着実にメニューをこなしていて、その中に芯の強さを感じますし、自分と似ている部分もあるのかなと思っています。
それに、周りの人の良さを引き出して、チーム全体をまとめるような雰囲気づくりへの貢献度も高いと感じています。

司会:若海さんは、そういった部分で意識していることはありますか?

若海:思っていることを言葉にして伝えるのは難しいと感じています。特に改善点などは、伝え方を間違えると誤解を生んでしまうこともあるので。どうすればチームのためになるかを考えながら、まずは自分の行動で示せるように意識しています。

 

 

競技に向き合う上で大切にしていること

司会:競技を続ける中で、大事にしていることやモットーはありますか?

若海:「継続すること」を一番大事にしています。大学1年生の時に一番記録が伸びたのですが、その時は練習を途切れさせることなく続けていただけでなく、すべての練習を高い水準でやり切れたという実感がありました。
怪我をして走れない時期でも、ケアや補強を継続することで、次に繋げていきたいと考えています。

福田:自分は「真似をすること」を大事にしています。他の人の良いところを積極的に取り入れて、自分なりにアレンジしていくということを意識しています。
周りにはレベルの高い選手がたくさんいるので、その取り組みを見て学びながら、自分の中に落とし込んでいくことを大切にしています。

 

 

これからの目標

司会:最後に、これからどんな選手になりたいか教えてください。

若海:まずは中距離ブロックの1500mで、全員に負けない選手になりたいです。それぞれが工夫して記録を伸ばしている中で、自分もそれを超えられるように取り組んでいきたいと思っています。
また、記録面だけでなく、チームの中での存在感という部分でも、「中距離といえば若海」と言ってもらえるような象徴的な選手になりたいです。

福田:まずは同期に負けない力をつけることが目標です。その先には、圧倒的なスピードを持つブロック長の市村さんに勝つという大きな目標もあります!
多くの人に応援される選手になりたいので、日々の取り組みを大切にしながら、しっかり力をつけていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

今回の対談を通して、強くなる選手にはそれぞれの形の努力があるのだと感じました。派手な結果や目立つ活躍だけでなく、日々の積み重ねや競技への向き合い方にも、その選手の強さが表れるのだと思います。

競走部には、まだまだ紹介しきれていない努力家や、独自のこだわりを持って競技に取り組んでいる選手がたくさんいます。今後もそうした選手たちにスポットを当てながら、競走部のさまざまな魅力をお伝えしていければと思います。今後とも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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