慶應義塾體育会競走部 慶應義塾體育会競走部

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2025.10.17

マネブロ

第102回箱根駅伝予選会~応援メッセージ④~

こんにちは!長距離マネージャー4年の上原です。昨日に引き続き本日も予選会エントリーメンバーの目標宣言並びに応援メッセージを掲載いたします!最終日の本日は金丸(医5・国立)・安田(商4・開成)・東(環4・出水中央)の3名を紹介させていただきます!

 

 

金丸 蒼(医5・国立)

 

 

目標

250以内

意気込み

粘る

 

応援メッセージ①(from澤田薫/医2)

こんにちは!
医学部2年、長距離ブロックの澤田薫です。金丸さんの応援メッセージを任せていただきました。頑張って書きたいと思います。

僕と金丸さんは今年度からかなりイレギュラーな形で競走部に入部しました。箱根駅伝を目指す体育会でやっていけるのか不安ばかりでしたが、金丸さんがいたから楽しく頑張れました!一緒に入ってくれて本当にありがとうございます!

今年の金丸さんはうまくいかないことが多く、難しいシーズンになったと思います。年始の怪我から始まり、4月にはアキレス腱を痛め、その後恥骨の疲労骨折などこれまであまり無かった故障の連続で走れたくても走れない期間が続きました。朝早くから彼女と旅行に行く日でもさらに早起きして走るし、1日がかりの大事な試験がある日でも朝早起きして走りに行ってしまう金丸さん。そんな人が走れないというのは想像以上に苦しかったでしょう。しかし、その期間の過ごし方が金丸さんのすごいところを象徴してるように思いました。論文を見つけて来て故障中のトレーニング計画を立てて1人黙々とバイクやプールで追い込み、7月に絶不調だった僕にも、自分は走れずもっと苦しいはずなのに優しく応援して声をかけてくれました。

故障中の地道なトレーニングの甲斐もあってか8月に復帰してからは、蔵王、紋別、日吉強化期間と日に日に調子を上げていく姿は本当にさすがでした。ここ最近のポイントでは、強い金丸蒼が戻ってきたことをひしひしと感じています。

当日は負けるつもりは微塵もありません。お互い予選会の舞台を全力で楽しみ、出し切りましょう!医陸のみんな、三四会のみんな、そして島野さんも遠くから応援してくれてるはずです!

 

 

応援メッセージ②(from稲生健斗/経済2)

 

金丸さんへの応援メッセージ

金丸さんの応援メッセージを書かせていただきます。3年の稲生です。久しぶりにこうしてメッセージを書くので、少し嬉しい気持ちです。

実は金丸さんとは5000mのベストがほとんど同じで、三四会から競走部に入ってきた頃から何かと縁を感じています。セット練習のときに寮の4号に泊まって一緒に練習したり、合宿でも同じ部屋・隣のベッドになることが多く、気づけばかなり長い時間を共有してきました。

特に合宿中はお互い怪我からの復帰で不安を抱える時期もありましたが、そんな中で励まし合い、支え合ってきた存在だと思っています(少なくとも僕はそう感じています)。

金丸さんは医学部の5年生で、実質3つ年上ですが、最初に会ったときはあまりにも若々しくて、完全に同級生だと思ってタメ口で話しかけていました(笑)。でも、冷静な分析や立ち居振る舞いからは、やはり経験の深さや貫禄を感じます。少し心配性なところもありますが、終わってみると「やってよかったわ」みたいにケロッとしているのが金丸さんらしいなと思います。

5000mのタイムも近く、実力的にも拮抗しているからこそ、負けたくないし、でも一緒に頑張りたい――そんな良い刺激をもらっています。
予選会の本番では、互いに後悔のない走りをして最高の結果を掴みましょう。ともに頑張りましょう!!

 

 

安田陸人(商4・開成)

 

目標

日本人トップ

意気込み

3年分の悔しさをぶつけます

 

 

応援メッセージ①(渡辺航生/商4)

安田へ

指名ありがとう。学業だらしない仲間の渡辺です。これを書いている今も卒業単位がギリギリなので、Microeconomics of Taxation (GPP)という授業を受けています。世界の税について英語で講義されるのですが、税も英語もわかりません。そんな中で頑張って書くから、当日首が傾き始めた時に思い出してくれい。

とは言ったものの、ブロックも違うしジョにも住んでいないので、いつものメッセージのように普段の安田はこんだけ頑張ってる!だから当日もいい走りができるさ!頑張ってこい!とは言い辛いところがあります。(もちろんそうなんだろうけど)
なので今回は少し趣向を変えて、安田にのみ向けたメッセージを送ります。

安田はよく「108代が好きだ。弱いなんて言わせたくない」って言うし、そのための行動が多いと思う。俺もそう思う。色々なコミュニティに属してきたけど、こんなに良い仲間たちは中々いない。そして、お前同様弱いって言われるのも嫌だった。まあ俺なんて弱さの象徴みたいなもんだけど。ラストシーズンで記録を伸ばせれば一つでも弱い要素を潰せたんだろうけど、叶わなくて申し訳ない。
でも関カレ残留して塾記録保持者も複数抱える今なら、弱いなんてあんまり言われないんじゃないかなと思う。お前のお陰だよ。まじありがとう。
なら次は最高の代って言わせたい。
同期が最高なのは俺たちが一番知ってる。4年生の務めである1部残留も果たした。あとは強さを証明すれば、名実共に最高になれる。そしてその機会は、予選会をおいて他にない。
Top Japanese Runnerを輩出すれば、俺たちが最高である事にケチをつける奴がいなくなると思う。最後までおんぶに抱っこで申し訳ないけど、応援メッセージってそんなもんだよな。
模造紙に書いた日本人トップ、絶対達成してくれ。慶應義塾體育會競走部108代が日本一のチームだって事を証明してくれ。
そんで全部終わったら飲もう。過去一最高で、えいしが憤死するような、そんな宴を催そう。
安田コールは任せてくれ。
アデュー。

 

応援メッセージ②(飴野湊太/理工3)

安田さんへ
お疲れ様です、飴野です。
2年連続で安田さんと一緒に幹部をやれること、本当に嬉しく、そして心強く思っています。ユーモアなのか、年の功なのか、どんな場面でも頼もしさがにじみ出ていて、ついつい頼ってしまいます。
「なんで飴野が書いているんだ?」と思う人も多いかもしれません。正直、自分もそう思っています。
でもよく考えると、意外と雑談から部活の将来の話、さらには恋バナ(?)まで、色々と語ってきました。そういう時間が、自分にとってすごく大切で楽しかったなと今になって感じます。あと1年、引き続きよろしくお願いします!

さて、箱根予選会。長距離ブロックにとっては「大勝負」の場です。
夏合宿で積み上げてきた努力を全てぶつけて、チームとしての出場をつかみにいきましょう。そして、自分たちも全力で応援します🔥
ところで、先日関東学連からこんな通達がありました:
👉 https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/174126
その中で自分が注目したのは、「出走回数の上限が2回」という点です。
つまり──“慶應のお祭り男・安田”が2年連続で箱根路を走るという、かなり現実味のある未来が見えてきたということです。
もちろん誰が学連選抜に選ばれるかなんて神のみぞ知る話ですが、「安田さんが大学ラスト2年で連続出走」というロマンと、関東学連の制度変更が重なるなんて、もはや神のいたずらとしか思えません。

まずはその「1回目」、今年必ずチーム、あるいは個人として出場を決めましょう。
最近、集合欠LINEで整体に行きまくっているのを見て、「これは本気のコンディショニングだな」と勝手に期待が高まっています。
安田さんほど、応援しがいのある選手はいません。そして安田さんなら、きっと期待以上の結果を出してくれると信じています。
頑張れ!!!!🔥

 

 

 

東叶夢(環4・出水中央)

目標

チームトップ

意気込み

エースは僕だ

 

 

応援メッセージ①(from上原佑介/法法4)

東へ

この一年チームを引っ張ってきてくれてありがとう。

自分が東に伝えたいのは、これに尽きます。

去年の予選会後、チームの状況がぼろぼろだった時、普段何も思わないのに自分でさえ、責任を感じていました。普段はそんな事は思わないのにです。
東の立場なら、より責任を感じていたと思います。

自分のブログでも触れましたが、

「チームの状態が良くなかったり、チームの不満は、自分の責任のように感じる」

去年の予選会後のミーティングで東が言っていた内容です。
(言い回しは忘れたけど、趣旨は合ってるはず)

正直、前ブロック長との比較してしまう部分や新体制の発足当初という
こともあり、それまでは東=ブロック長というイメージというかオーラはあまり感じなかったですが、その時を境に覚悟持ってるな、一緒に頑張りたいという感情が芽生えました。

実際に、2月の丸亀で東がベストを出して、東自身はもちろん、自分も、チームも良くなるきっかけを与えてくれたのは本当に感謝しかないです。

丸亀が終わり、関東インカレのハーフに出場することが決まってからは、一人だけ複数回距離走もやっていました。30km走も何回かやっていました。
疲労骨折明けもあって、傍からみたらお世辞でも状態はいいとは言えない状況でも、工夫して走っていた東は尊敬するし、主将らしかったし、一人の人間としてかっこよかったです。

7,8月も同様です。最後の夏に故障。本人から弱音とかは直接聞いたことはないけれど、相当心身ともに負担がかかっていたと思います。
走れないもどかしさは十分わかるし、4年生として最後の夏、主将という立場を考慮したら尚更です。
そんな中でも、合宿では、バイクやスイム、補強といったアプローチで練習していた姿勢は口には出さないけれど、全員見ていたし、チームに確実にプラスの影響をもたらしてくれていました。

9,10月。ギリギリを攻めて走っていたと思います。いや、ギリギリは超えていたかもしれないです。

諸々考慮して、もどかしさを感じていた最後の夏だったと思うけど、悔いなく出し切ってほしいです。何はともあれ、今年は東のチームなので、明日は、胸を張って、慶應義塾の代表として、頑張れ!

 

 

応援メッセージ②(from川上航希/文4)

 

入部直後の他己紹介、過去の予選会の応援メッセージ、卒アルに載せる他己紹介、何度目かわからない東へのメッセージ担当になりました、長距離ブロック4年生の川上航希です。指名ありがとう。東とは1年生の時からたくさん一緒にjogをして、たくさん一緒に恋バナや将来の夢の話をして、たくさん一緒に出かけて、たくさん一緒にサウナで整いました。思い出は尽きないです。

東は僕が予選会を走ることを心から楽しみにしてくれていて、だからこそ直前の怪我で一緒に走れない現状が申し訳ないし悔しいです。その思いも全部、このメッセージに込めて届けます。

今年の長距離ブロックは、紛れもなく“東叶夢のチーム”です。
それ以外に表す言葉はありません。

107代の先輩たちが抜けて、崩壊寸前だった発足当時のチーム。各々が一方的に主張をするだけして対話はせず、しばらくはまとまりなんてゼロに等しい状態でした。

それでも東はブロック長としてはメンバー一人一人に親身に向き合い、選手としては力強い走りと背中を示し続けてチームを引っ張ってくれました。身を粉にしながら知恵を絞ってたくさんの施策を実行し、チームが良い方向へと向かうたくさんの変化をもたらしてくれました。東がいてくれたからバラバラだったチームは少しずつまとまっていき、いま一丸となって予選会を迎えることができています。不器用な部分も多い東は悩むことも多かったみたいだけど、君の存在に救われたのは間違いなく僕だけはないし、東がブロック長のチームで戦えて本当に良かったと思っています。感謝してもしきれないです。

ブロック長としての苦心から少しずつ解放された矢先、今度は怪我に悩まされる日々が続きました。特に8月の全体合宿中に負った怪我はなかなかの重傷で、選抜合宿でも一人だけ走ることができなくて、たまにぶつけてくれた弱音からもしんどい心中が痛いほど感じられました。それでも東はこちらが心配になるくらいのハードな補強トレーニングとできる限りの治療を続け、予選会への気持ちを一切切らさなかった。あまり人の凄みに圧倒されることはありませんが、8月以降の東にはそれだけの覚悟が宿っていました。本当に凄かった。

予選会を目前に控えたいまも、脚の痛みと闘っていると思います。実際にメッセージを書いている今日も、なかなか過酷な治療を受けてきたと話してくれました。それでも、ここまで苦難と向き合い乗り越え続けた東の最後は、その努力が報われる結果であって欲しいです。いや、必ず報われる。ずっと近くで見てきたおれが保証します。これまでの経験がすべて強さになって、当日背中を押してくれるはずです。だからラスト予選会、これまでのすべてを追い風にして爆走してきてください。東なら絶対大丈夫。

度々書いてきた応援メッセージですが、東に書くのは今回を含めてあと2本になると思います。別にこれは最後じゃないだろうから、こんなところで。次書くのは、12月末になるかな?第102回箱根駅伝本戦に出走する東叶夢に、本当の最後、極上の応援メッセージを書きます。

東が無事に当日スタートラインに立てそうなことが、おれは何よりも嬉しい。あとは4年間の集大成の走りを楽しみに、当日は全力で応援するよ。
終わったらずっと念願にしてた旅行や合トレ盛大に楽しもう!

 

 

 

いよいよ予選会が明日に迫ってきました。この予選会で結果を出すために日々の朝練やポイント、冬季練や夏合宿を乗り越えてきました。ぜひ自信をもって堂々と走ってほしいと強く願っております。皆様にいい御報告ができるよう、長距離部員一同、精一杯戦ってきますので、応援の程よろしくお願いいたします。   

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