こんにちは。全体マネージャー4年の園田です。
いよいよ明日、6月5日（木）から8日（日）にかけて、JFE晴れの国スタジアムにて「天皇賜盃 第94回日本学生陸上競技対校選手権大会（全日本インカレ）」が開催されます。

慶應義塾體育會競走部は、「8種目入賞」という目標のもと、この岡山の地で勝ち鬨を鳴らすべく全力で挑みます。

本日は、大会を前にリレー種目にエントリーしている選手たちをご紹介いたします。競技の合間に、彼らの魅力やこだわりを少しでも感じていただけたら嬉しいです。ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします！

男子4×100mR

青木威朔(商3)、豊武尚浩(法3)、中島叶雅(商3)、岩舩遙信(環境情報2)、藤井清雅(環境情報2)、金子晃司(環境情報2)

青木

彼はいつもどこかぼんやりしていて、ちょっぴり抜けているところがあります。関東ICのときには、リレーメンバーと一緒に深夜に部屋を訪ねてきて「ムヒ持ってたりしませんか？」と聞いてきたときには、思わず笑ってしまいました。でも、そんな青木の走りは真剣そのもの(?)です。彼の最大の特徴は、深い前傾姿勢と、それに耐えうる強靭なフィジカルです。今年は怪我もなく、着実に調子を上げてきており、シーズン後半の活躍に大きな期待がかかります。のびしろだらけの彼が、これから短距離ブロックをどう引っ張っていくのか楽しみでなりません。

豊武

愛称は「まっさー」。ちなみに私は入部前から「ばっさー」と呼ばれることが多かったので、たまに聞き間違えて返事をしてしまいます。そんなまっさーは、周りに流されることなく、コツコツと努力を重ねることができる人です。高校時代には主将を務めており、その経験からか、芯の通った落ち着きが感じられます。入部当初は前半から飛ばすタイプだったのに、今では見事な“後半型”に成長したそうです。ウェイトトレーニングで鍛えたパワーと、動きのひとつひとつに宿る繊細さ。そんな彼のギャップに、ぜひ注目してみてください。

中島

叶雅の「弟感」は、たぶん誰にも真似できません。私の同期サポートたちも、彼の可愛さにはいつもタジタジです。でも、そんな彼が「走り」の話になると、一気にスイッチが入ります。語り出すと止まらなくなるほど、陸上への熱が強い選手です。彼の走りの一番の特徴は、なんといってもピッチ。足の回転がものすごく速くて、見ていて目が追いつかないくらいです。今季はアクシデントもあり、なかなか思うように走れなかったそうですが、実力は確かです。これから仕上がってくる彼の走りに、期待しかありません。

岩舩

真面目そうに見える彼ですが、意外にも生意気という情報を聞いています(笑)。それでもちょくちょくLINEしてきてくれるらしく、なんだかんだで可愛らしいとのこと(Y先輩より)。でも、そんなキャラクターからは想像もつかないような、美しく力強い走りが魅力です。彼のフォームは、とにかく見ていて気持ちがいいです。しなやかに、グングン前へと進んでいく様子に、誰もが見惚れてしまうのではないでしょうか。いまの彼の走りには勢いがあります。これからどこまで伸びるのか、目が離せません。

藤井

同期にいじられて、風評被害に困っている彼。でも、最初に会ったときは、本当に礼儀正しい子だなと思っていたんです。最近はちょっと…印象が変わってきました(笑)。それでも、走りに対する真摯さはずっと変わりません。過去の栄光に甘んじることなく、自分の走りを進化させようとする姿勢には、いつも刺激をもらっています。120mTTでは堂々のトップゴール。さすがの勝負強さです。
レースになるとガラッと表情が変わるタイプで、そのギャップもまた魅力。藤井の今後の進化には、目が離せません。

金子

スペイン出身の金子。実は、スペインのナショナルレコード保持者というすごい肩書きを持っています。そんな彼が部室で帰国子女の選手と英語で会話している姿を見ると、「なんだかうちの部活、めちゃくちゃ国際的になったなぁ」としみじみ思います。
彼の走りの魅力は、なんといってもスタートの速さ。反応もさることながら、最初の一歩がとにかくキレッキレなんです。まだまだ知られていない一面も多いですが、きっとこれから、競走部内でもどんどん存在感を発揮していくはず。
静かに、でも確実に、周囲を驚かせるような走りを見せてくれる予感がしています。

男子4×400mR

横井健道(法4)、久保亮太(法4)、宮﨑航平(経済3)、松下烈(理工3)、久保埜敦己(経済2)、長谷川滉(総合政策2)

マイルメンバーの紹介文を書かせていただきます、3年全体マネージャーの赤石です。
一昨年から行われたマイルプロジェクト。その成果は着々と現れ、年々出走メンバー争いが激化しているこの種目において、選手層の厚みが増してきていることを感じます。今年はどんなドラマを見せてくれるのか。エントリーメンバーの魅力を少しでもお伝えできたら幸いです。
（選手の皆さん、若干いじってしまって申し訳ないです）

横井さん

横井さんといえば私が競走部で唯一タメ口を使ってしまった先輩兼唯一怒鳴られた経験がある先輩（事情が気になる方は赤石まで☺️）、その上お名前を某国際〇〇大学と間違えてしまった先輩です。このままでは語弊しかないのですが、全て私に過失があるのでいい思い出にしましょう🫶
競走部に入部して以来の横井さんは短長を引っ張る存在であり続けています。冬季の間など誰もがだらけてしまいそうな場面でもいつも練習も引っ張り、引き締め役になってくれるのは横井さんです。どんな状況にあっても前向きな姿を見せ続けるのは相当な精神力がいると思います。横井さんの心中はわかりませんが、私は横井さんは周りをすごくよく見て行動できる本当に心優しい方だと思っています。だからこそ私にとって背中を追いたくなるような先輩です。
最近は冬季の怪我もありもどかしい思いをすることもあるかもしれません。しかし横井さんは間違いなく慶應短長のエースです。
本番はぜひ胸を張って戦ってきて欲しいと思っています。
世界一応援してます！！！！！

久保

久保は同期の中で1番黙々と練習する選手だなと思います。それもあり昨シーズンの早慶戦での大活躍は心を揺さぶるものがありました。
久保の普段の様子からは陸上へのただならぬ思いを感じます。久保の日々の練習の消化率や食事管理などその徹底ぶりと継続力は驚かされることが多いです。最近は胸肉をレンジで調理して特製の旨味だれをつけて食べることにハマっているようです。またストレッチなど日々の体のケアは雨の日も晴れの日も三田オフ中でも欠かさないようで、プライベートでも陸上ファーストの生活を送っていることは脱帽の思いです。
最近は練習やレース前の姿から覇気を感じることが多く、次世代を担う選手としてオーラが板についてきたなと思います。なかなかうまくいかないこともあると思うけど、久保の努力が一つでも多く実ることを願っています。
PS引退までに46秒台を出して約束を果たしてくれることを期待してるよ

松下

れつはコンスタントに良いパフォーマンスをできる選手だと思っています。冬季のテンポ走や40秒走で常に短距離の先頭を引っ張っていくその姿は大変心強かったです。またリクルートなど部の運営の面でもれつに任せれば大丈夫という同期からの圧倒的な信頼を得ています。
そんなれつですが最近は調子を上げている道半ばというところでしょうか。先日行われた日体では、チーム内で1番のタイムを叩き出していました。きっとこの冬季で積み重ねてきたものが実り出している証拠なんだと思います。
最近は動きへの理解度が一層深まった分、それに身体が伴わず大変悔しい思いをしていることでしょう。しかしれつがもつ安定感はだれにでも真似できるものではありません。
私たちももう3年生。最上級生側になった今、色々背負うものが多いと思いますがれつらしく、れつのよさが存分に発揮できることを心から願っています。
静岡魂見せつけよう！！！！

宮﨑

宮﨑はなんだかんだ同期で1番愛されキャラなのかなと思っています。最近はプライベートでも色々大変なようで、、大丈夫君にはたくさんの心強い友達がいるよ。
さて競技面だと宮﨑はミラクルを起こせる選手だと思います。陸上選手において、3.4月の練習を離脱せずに乗り越えることが良いシーズンを迎えるために言われます。そのため冬季に一度怪我を負った彼のシーズンはどうなってしまうのかすごく心配していた時期がありました。しかし怪我明けのTT、なぜかめちゃくちゃ速くて顎が外れそうになりました。きっと怪我の間でも後ろ向きにならずにやることをやっていたんだなと、現状から逃げずに努力していたことを結果で示したことに大変感激しました。関東インカレで激闘していた姿は大変印象的でした。
まだまだコンディション的にも不安が残ることが多いかもしれません。しかし私は宮崎の無限の可能性を信じています。
当日はスタンドの上座から精一杯応援しています！！頑張ってね

久保埜

これは初出し情報ですが、これから活躍していくであろう選手の中で私が1番楽しみにしているのはあつきなんです。第一印象はピアスをバチバチに上げているチャラそうな子（言い過ぎだね^_^）でしたが、彼の持ちタイムを見てそのギャップに大変驚いたのを覚えてします。
彼の魅力は二面性だと思います。普段私から見るあつきはほんわかしていて、存在しているだけで人を惹きつけるような不思議なオーラがあります。一方陸上になると長い手足を生かした力強い走りで先輩に果敢に食らいつく姿が印象的です。その分大学入学以来の度重なる怪我は大変心にくるものがありました。最近はまた調子を上げてきているようで、あつきが本調子に戻って短長を引っ張っていく様子がすごく楽しみです。また先月の関東インカレのメンバー決めでは熱い決意表明を語っていたようで、彼の奥深さを探りたくなるような出来事でした。
私の推し選手のあつき！ほんとに期待してます頑張れ！！！

長谷川

少し偉そうになってしまいますが、こうくんは夢を掴んでいく側の人間だと思います。彼の姿からは強い覚悟を感じます。今の短長で1番調子を上げているのは彼なのではないでしょうか。
彼の自分への解像度、そして自己課題に向き合う姿勢や目標から逆算して行動する姿は大変頼もしいです。こうくんの練習には必ず彼なりの意図を感じます。普通の選手とは違うメニューを独自で行なっている姿もよく見ますが、その姿勢にはいつも強い覚悟を感じて、こちらも生半可な気持ちで向き合ってはだめだと身が引き締まる思いです。また練習の分析力の高さも随一だと思います。こうくんが誰かと話しているのを小耳に挟むと、とんでもない知識量の多さや緻密な計算力など、陸上を論理的に紐解く能力に長けていると思います。ただ練習をこなすだけではなくそれがどう機能しているのか、そこまで考えられる選手はそうそういなくて今後の姿に期待が膨らんでしまいます。
こうくんは今後の短長担う人材です。
次世代のエースとして全国の舞台を駆け抜けてきて！応援してるよーー！！

明日よりアツい応援のほどよろしくお願いいたします🔥