108代ブロック紹介①〜短短・短長編〜
こんにちは!全体マネージャー3年の黒住と園田です。
本日より、3日間にかけて、108代ブロック紹介をお届けします⭐︎
今回の内容は以下の通りです。
- ブロックの基本情報
- ブロック目標と込められた想い
- ブロック長×ブロック長が選ぶ2025シーズンの注目選手対談
初回となる今回は、最多部員数を誇る短短ブロックと短長ブロックです。ブロックごとの魅力が詰まった内容になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
短短ブロック
ブロック長:田辺勇希(環境情報3)
人数:29名
ブロック目標と込められた意味
ブロック目標:「継ぐ」
リレー種目の結果にこだわるということを意識から「継ぐ」にしました。この2年間、日本インカレや日本選手権などの全国の舞台で結果を残してきています。強い先輩方が引退してしまった中でも、昨年以上の結果を4×100mRと4×200m Rで出すという思いが込められています。4×100mRでは38秒台、4×200mでは塾記録、日本選手権リレーでは表彰台に立つという記録を残した上で、来年に引き継ぐという意味も込められています。
注目選手対談
【対談者】
田辺勇希(環境情報3)
藤井清雅(総合政策1)
Q:藤井を注目選手として選んだ理由を教えてください。
田辺:1つ目は全国1位という経験を中学校のときにしていて、頂点を知っているという点で期待している。2つ目は冬季の練習の消化率を見て、一番強くなっている印象がある。高野コーチから教わったことをしっかりと動きに取り入れつつ、走り込みも強いし、2年生の強い先輩がいる中でも、負けじと食らいついて行ってるなっていう印象。一緒に走るのが嫌だなって思うぐらい強い。そういう意味でもすごく期待をしている。
藤井:期待してくれているのは、嬉しいです。
でも、自分の中では、練習は消化できてるんだけど上のレベルの選手とは一段低い場所にいる気がする。勝負の場でになったら、多分僕が負けてしまうと思う。このシーズンは上のレベルに上がれるかどうか、どれだけ近づけるかというところが自分の中の重要な課題に感じています。
Q:では、短短ブロックの現在の状況は?
田辺:去年多かった怪我が少なくなってきている。タフになってる印象かな。
藤井:確かにそうですね。走り込みの練習も多いですもんね。
田辺:あとは、リレーに力を入れて、チームでやる意味をもっと深く考えられるようなブロックにしたいなと思っている。
藤井:個人的にはこの冬季は人生で一番練習ができている気がします。高校の時は1人で練習することも多かったんですけど、やっぱ大所帯で動いて練習する良さをこの冬で感じました。いい雰囲気の中で、チームで活動することが何よりも楽しいです。
Q.改善点はありますか?
田辺:チームで練習するけど、純粋に一人で集中する時間も大切。集団で活動するっていうところと矛盾しているように感じるけど、結局、教わったことを噛み砕いて自分に落とし込んでいかなきゃいけない。みんなで盛り上げるところと、だけど、一人で集中するところをしっかり区別していきたい。
藤井:メリハリをつけるってことですね!
田辺:そうだね。
藤井:チームとしての勝ち鬨は関カレということで徐々に緊張感と集中力を持って、メリハリをつけて「此処ぞ、勝ち鬨」で勝利を掴むことができると思ってます。
田辺:すごい。108代のスローガン浸透してるね(笑)
Q:今シーズン(2025年シーズン)の個人的な展望は?
田辺:まず、関東インカレと日本インカレを200mで狙う。今まで、公式戦に出場できていなくて、後輩に引っ張ってもらっている部分ある。リレーの全国の常連になりつつあるチームのブロック長として個人でも結果を出したい。一部残留を考えたときに、得点は必須。意地で得点を取りに行くっていう思いで残りの練習を過ごしていきたい。あとは、中学生の頃から夢だった全国出場もラストイヤーで叶えたい。
藤井:僕はまだ、定まりきってないところはあるんですけど、100mで関東インカレに出場したいです。できることなら決勝に残って点数を取っていきたいと思ってます。今のままだと厳しいかなとも感じてしまっている部分もあるので、シーズン入ってから自分の感覚と勝つための感覚、勝つための動きを一致させていかないと感じています。主要な大会がシーズン前半に終わってしまうから、シーズン後半は関東新人で優勝したいと思っています。
短長ブロック
ブロック長:横井健道(法3)
人数:14名
ブロック目標と込められた意味
ブロック目標:関東インカレマイルで決勝進出
昨年度にマイルプロジェクトが発足して以降、チーム全員が順調に力をつけて来ました。今年の冬季練習でも確実に手応えを感じています。
慶應のマイルは、10年以上関東インカレの決勝に行くことは出来ていません。しかし今のチームなら、チャンスは大いにあります。あと3ヶ月を全力で走り抜き、必ず短長ブロックが慶應に得点をもたらします。
注目選手対談
【対談者】
横井健道(法3)
久保亮太(法2)
Q: 久保を注目選手として選んだ理由を教えてください。
横井:やっぱり1番の理由は今(2024年)シーズンに最も記録(自己ベスト)を伸ばしたのが久保だからかな。108代短長が俺ひとりだからこそ、下級生で短長を記録で引っ張ってくれる久保の存在がありがたいと思ってる。引退した後も、安心して任せられるというか。あと、実際速い(笑)
久保:純粋に嬉しいっす。
Q:では、ブロックごとの現在の状況は?
横井:正直、塾記録更新時を除いて一番速い代だと思う。
久保:俺もそう思います。飛び抜けてというよりは、全体的にレベルが上がってきているというか。
横井:そう。全員速くなってる。本当に46(秒)4枚(4人)とか揃えられる自信がある。練習の雰囲気・出来含め成長感含め、いい感じだと思う。よな?実際1年生とか含めどうよ?
久保:そう思います。今1年生に勢いがあるから上級生にも刺激が生まれているわけで。宮﨑とか横井さんとか特にね(笑)後輩に煽られるからやる気出してる感じ(笑)
横井:でも本当そうで。1年生が練習強いのが全体に良い影響与えてくれてるのは間違いない。本当は自分が全部引っ張りたいところだけど、日によって引っ張っていける選手が違うのも良いことだよな。そこに1年生が食い込んできてくれる感じ。
Q:2023年の冬から本格的に競走部ではマイル強化練習(以下マイルプロジェクト)を開始したと思うのですが、そこからやっぱり変化とか感じますか?
横井:やっぱり去年の関東ICで、他種目とマイルを両立して走ってきてくれた選手が出ない、ってなったところで、冬を一緒に乗り越えたメンバーだけで戦ったから、あの時に「マイルプロジェクトだ」って実感した覚えがあるなあ。
久保:俺もそうです。ロングを積んだ選手だけで行くってなって、同じくマイルプロジェクトを感じました。雰囲気的にも、「俺たちがやるぞ!」って感じがありますよね。
Q:逆にブロックの改善点は?
久保:まあ波はありますね(笑)横井さんだけとかじゃなくって、短長ブロックみんな波が激しい。強いメニューと弱いメニューがあったり、練習ではこなせていても試合ではできていなかったり。
横井:まじでそう。今いい感じだからと言って、2025年シーズンが絶対大丈夫とは言い切れない。だからスパイクはいて、シーズンの組み立てみたいなのが大事。短長は結構な人数鹿児島合宿に行けるから、そこも大事だと思ってる。
Q:今シーズン(2025年シーズン)の個人的な展望は?
久保:一番は、関東ICまでにA標準を切っておいて、関東IC当日にPBを出す。そして決勝の舞台を目指しています。なので3月4月は47”80がターゲットです。そしてシーズン全体としては46”80を出したい。これは日本選手権とかGPシリーズのTNに入れるようなタイムだからです。今年は7月までに俺たちが出れる公式戦が終わっちゃうから、GPもたくさん挑戦したいですね。田島記念とか。
横井:俺も一番大事なのはもちろん関東IC。個人で点取って帰ってくる。って考えると47”00で2本走れる力が5月までにほしい。だから直近の目標は六大学で46”80で走ることだな。で、強豪大学と競り勝ちたい。「上振れ狙いで関東IC決勝目指します」っていうギャンブルは、俺に関して今年はできないから。マイルに関しても一緒。「上振れ狙いでワンチャン決勝!」は絶対に嫌だ。
久保:本当にそうで。俺は、同期の林明良頼みのマイルチームにもしたくないですね。いなくても充分戦えるけど、みたいな感じが理想です。
横井:だよな。あ、俺もシーズン全体の目標は45”90で、日本選手権とかに出たい。今はこのタイムをターゲットにメニューの設定タイムを決めて練習してるからね。そうすると、塾歴代3位になれんだよ!オリンピアンに挟まれるの!だから俺もオセロで言ったら日本代表だから。
久保:笑笑。それは魅力的ですね。
いかがでしたでしょうか?明日は中距離ブロック・長距離ブロックのブロック紹介をお届けします✴︎
お楽しみに👀