108代幹部紹介マネブロ①
こんばんは。3年マネージャーの園田です。
10月26日(土)、日吉陸上競技場にて第4回ALL KEIO陸上祭が開催されました。この大会をもちまして、豊田兼(環境情報4・短距離)が率いた107代が正式に引退し、大島琉偉(経済3・短短)が率いる108代が新たにスタートを切る運びとなりました。ここに改めて、本イベントの開催に多大なるご支援を賜りました企業の皆様、OBOGの皆様、運営に携わってくださったスタッフの皆様、そして地域の皆様に心より御礼申し上げます。
新たな代を迎えるにあたり、108代が掲げるスローガンは
「此処ぞ、勝ち鬨」
です。「此処ぞ」とは、各々が結果にこだわり、勝負の場で必ずや勝利を掴み取る覚悟を表します。一方「勝ち鬨」は、戦いに勝った喜びを全員で声をあげて分かち合う瞬間を象徴するものであり、弊部の象徴的な応援歌「若き血」を共に歌う姿を想起させます。このスローガンには、チーム全員で力を結集し、互いを讃え合える「強くて良いチーム」を目指す決意が込められています。
108代一同、伝統を守りつつ、さらなる高みを目指して精進を重ねてまいります。これまでのご指導に心より感謝申し上げるとともに、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今回は新幹部となった15名には以下の3つの質問に答えていただきました。
1. 理想のチーム像・部員像は?
2. チームの中核として「此処ぞ」をどのように引き出すか?
3. 来シーズン「勝ち鬨」をあげたい瞬間と意気込みは?
本日は、主将・副将・主務の5名です。ぜひ最後までご覧ください!
主将
大島琉偉(短短・経済3)
- 理想のチーム像・部員像は?
思い描く理想のチーム像は、部員全員がそれぞれの形で競走部に貢献しようと努力しているチームです。公式戦に出場できる選手の数は限られていますが、競技以外でもチームに貢献する方法は数多くあります。どんな形であれ、全員が競走部のためを思い、行動に移せるチームこそが理想です。主将である自分は、競技面で全ての公式戦に出場し点を取る事で、チームにとっての安心材料となることを目指します。そしてその結果を示すことで仲間を鼓舞し、さらなる力を引き出せる存在を目指します。 - チームの中核として「此処ぞ」をどのように引き出すか?
以前、高野さんも言っていましたが、「此処ぞ」という場面は試合だけでなく、日々の練習の中にも必ず存在します。短距離パートでは既に、メニューのラスト1本で「此処ぞが来た」という言葉が自然と交わされていますが、試合本番で力を発揮するためには、普段の練習から「此処ぞ」の意識を持つことが重要です。特に、冬季練習は期間が長く、辛い日々が続きます。だからこそ、毎日の「此処ぞ」という瞬間に弱音を吐かず、仲間を巻き込みながら互いに高め合える環境を作ることを目指します。そのような日々の積み重ねが、最終的にチーム全体の勝利に繋がると思います。 - 来シーズン「勝ち鬨」をあげたい瞬間と意気込みは?
関東インカレ。1年生の時はスタンドで応援するだけ、2・3年生では出場こそ果たしましたが、満足のいく結果を残す事は出来ませんでした。これまで3年間、目立った成績を残せていませんが、来年は4年生として、そして主将として、何としてでも慶應に得点を持ち帰ります。リレーは僕が入部して以来、3年連続で失格という結果に終わっています。この負の連鎖を断ち切り、来年こそは表彰台を目指します。100mで決勝に進む事はかなり難しいですが、可能性が0ではないことを廣木さんが教えてくれました。今の自分にはその力がまだありませんが、冬季練習で誰よりも自分を追い込み、成長した姿を来年見せられるよう全力で取り組みます。10年間の競技人生の集大成として、全力で挑む1年にします。主将としてチームを引っ張りつつ、自分自身の成長にも妥協せず取り組んでいきますので、1年間どうぞよろしくお願いいたします。
副将
井上丈瑠(中距離・経済3)
- 理想のチーム像・部員像は?
「競走部が部員の居場所であってほしい。」この思いが一番強いです。
全員がこの競走部で競技に打ち込むことをとにかく楽しんで欲しいと願っています。そのために、まずは自分自身が走ることを最高に楽しむこと。
これを体現します。 - チームの中核として「此処ぞ」をどのように引き出すか?
一言で言うなら、ハッピーオーラです。ふざけてません。
中距離ブロックでは全員が月毎に自分の役割を設定しています。
私はその役割に大体「ハッピー」みたいなことを書いています。意味としては、とにかく走ることを楽しんでみんなの気持ちを上げていこうみたいな本当に安易なことです。
誰よりも競技を楽しんで、部員の「此処ぞ」を引き出せる存在になれたらなと思います。
これだけ聞くと結果にこだわってなさそうな人に思われそうですが、全くそんなことはありません。
来シーズンがラストシーズンである3年生にとっては、この冬季練習毎日が「此処ぞ」であると言っても過言ではないと思います。
妥協せず、とにかく結果にこだわる姿勢も示し続けます。 - 来シーズン「勝ち鬨」をあげたい瞬間と意気込みは?
チームとしては、もちろん関東インカレです。
競走部一丸となって全力で一部残留を掴み取リ、勝鬨を上げましょう。個人としては、これに付随して関東インカレで得点し、一部残留に貢献すること。
そして、入部当初掲げた全国の舞台で戦うという目標を達成します。今シーズンは肉離れにより関東インカレへの出場すら叶わず、ひたすらに悔しい思いをしました。
来シーズンは今年の無念を晴らしにいきます。
死に物狂いで得点します。
鴨下友織菜(中距離・環境情報3)
- 理想のチーム像・部員像は?
私の理想の部員像は、三つの要素が揃ってる人です。中高のころからこの考え方を学校に叩き込まれてきました。
「ロゴス、エトス、パトス」
これは説得の三原則で、古代ギリシャ時代の哲学者アリストテレスが「弁論術」で記し、今日まで語り継がれてきた人を説得するための原則です。
(ロゴス)論理的に、根拠を持って頭よくトレーニングをする。やると決めたことは絶対にやり抜く。
(エトス)ただそこには信頼や思いやりがないといけない。部活でやる以上、信頼される人柄や行動で周りを巻き込み続ける。時には頼る。
(パトス)情熱をもって、気力を起こして我が身を試す。この三つをもって、周りをたくさん説得し、自分を説得させる結果を出せる人間になりたいです。そのために、謙虚に素直に美しくもがく(入部当初に立てた人物像)をし続けます。
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チームの中核として「此処ぞ」をどのように引き出すか?
「もう一つの勝ち鬨をあげつづける」
自分でのブログでも書きましたが、(これが出る直前か直後)わたしは若き血以外に、毎日の中に勝ち鬨があると思います。毎日の此処ぞに勝って、乗り越えて、クリアした小さな目標に対して周りがいかに気づいてあげれるかって、すごくその子の確固たる自信につながると思います。私は実際、褒められて、指摘されて、褒められて伸びるタイプです。つまり最後褒められとけば伸びます。苦手な有酸素のトレーニングで少しだけ動きを変えられた時。苦しくても耐久する時間を長くできたとき。300mをプラス一本にしたとき。中距離の同期や女子メンバーが毎回気づいて、声にして褒めてきてくれました。そしたら「少しのできた」を認識し、積み重ねることができて大きな自信につながった。もともと、大会の走った後に此処だったなぁと後悔するレースばかりしてきましたが、走る前から勝つ、勝てる場所は此処だと思って大会に臨むことができるようになりました。そしたら此処じゃないと良い判断をし、消化試合も減った。
周りが毎日の成功に対して仲間が一緒に喜んでくれる勝ち鬨が、大きな自信につながり、此処ぞがどこかはっきりするはず。なので私は、部員の素敵な動き、取り組み、想い、泥臭さに気づいて、声にする第一人者として動きます。
3. 来シーズン「勝ち鬨」をあげたい瞬間と意気込みは?
まずは関東インカレ。此処で勝ち鬨をあげてやっと全カレが見えます。
個人として、800mの決勝、ラスト100mでしかけて勝ちきり表彰台にのる。マネさんトレさんにメダルかけたい。3年間、どうしても4日目に応援席にいる自分が悔しくて、若き血を歌う側でしかないのが現実すぎた。だから出る前の現実を徹底的に変えます。
※私のホーム画面は「チョコ食べない!」なので、どうか餌付けをしないでください。
そして女子チームとして。マイル決勝進出を目標としています。マイルってやっぱかっこいい。男子が力を入れれば入れるほど、今年はすごく悔しかった。今の素敵な女子チームに、さらに素敵な女子が多く加わる今、慶應女子を変える時だと感じています。個人種目の陸上競技で、唯一、仲間と勝ち鬨をフィールドで聞けるリレーは、想像しただけで嬉しすぎて、難しくて、挑戦し甲斐がある。
みんなとならできると信じてます。
安田陸人(長距離・商3)
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理想のチーム像・部員像は?
理想のチームは、全員がなりたい自分を持っているチーム。決意表明のブログでも書いたが、ふわっとした目標ではなく、誰が見ても理解できるような明確な理想像を掲げられるようにしたい。自分が目標とする選手像は、名前を聞いただけでどんな結果を出したかがわかるような選手。
つまり、『慶應の安田』と聞けば、箱根1区を走り、関東インカレで優勝し、塾記録を4種目更新している選手だ、と誰もがわかるように、結果だけでなく、印象に残るようなレースをすることを心掛けていきます。出る試合は全てXの駅伝オタクに名前をポストしてもらうくらい、記憶に残る選手になります。
- チームの中核として「此処ぞ」をどのように引き出すか?
夢をみることは全く恥ずかしい事ではなく、実現の為の第一歩であるという事を訴えたいです。
そして、常に勝ちに飢える事で、いつか来る覚醒のチャンスを逃さず捕まえる準備をしてもらいたいです。
全員が此処ぞという場面で力を発揮するために、まずは自分がお手本となります。 - 来シーズン「勝ち鬨」をあげたい瞬間と意気込みは?
関東インカレ4日目に3000mSCで優勝します。
8点を獲得して慶應の一部残留を決めます。そして皆で若き血をうたおう。
ここから一年、この競走部内で誰よりも結果を出します。誰にも負けるつもりはありません。
部員全員がこのような気持ちで取り組み、より良いチームにしていきましょう!!
主務
山田英志(サポート・法3)
- 理想のチーム像・部員像は?
皆一人一人が、チームに対し、自発的に行動できる人たちが多くいるのは、理想的かな、と思います。競技に対しても、それ以外のことに対しても、「これやろう!」「あれやってみようよ!」と、向上心や熱意持って積極的にいろいろやってくれる部員が多いチームは好きです。理想の部員像も、そんな人。最近そういう人が増えてきて、すごくうれしいです。それに対して僕は、いろいろ言ってくれたその意見を、しっかり部運営に反映させられる人になりたい。山田英志に言えばちゃんとやってくれる大丈夫だ、そんな人になりたい。安心感の主務になります。 - チームの中核として「此処ぞ」をどのように引き出すか?
すごく難しかったのですが、今こそ「此処ぞ」だ!!という認識をチーム全員で共有することが重要でしょうか。関カレで出し切らなきゃいけない、ピーキングしなきゃいけない、それがどんなに大事なことかを、他大の人よりも強く心に刻む。肉体で互角なら、気持ちで勝っていく。150人で同じ認識持てたら、もう勝ったも同じ。そのために集合とか使って、モチベーティングできたらいいな、と思っています。 - 来シーズン「勝ち鬨」をあげたい瞬間と意気込みは?
チームでの勝ち鬨は、当然関カレです。皆で勝ち取りに行こう。
個人の話を中心にさせてください。来年の六大学対校戦は、自分にとって非常に大きな存在です。自分は主務ですから運営する側で、他の五大学のマネージャーや主務チームの皆と協力して、今現在準備を進めています。この六大学には想いがありすぎるんですが。
来年度58回は、選手にとっても運営側にとってもOB・OGにとっても、皆にとって素晴らしいものがいい。そして将来的に、10年後20年後の六大学がもっと大きく、野球に引けを取らないくらいの、なんなら凌駕しているくらいの大会になっていてほしくて、その過程で58回大会がうまく機能する、そんな大会にもなってほしい。そして来年、そこで慶應のみんなに活躍してほしい。慶應の選手たちのいいシーズンのスタートになってほしい。それが関カレへと繋がるものになってほしい。
僕はこれが見たくて、六大を作っています。
良い大会作ります。ご期待ください。
いかがでしたでしょうか??明日も新幹部を紹介いたしますのでそちらもぜひご覧ください⭐︎