107代引退マネブロ〜後輩から見た4年生①〜

こんにちは!全体マネージャー3年の園田です。
一段と冷え込む日が増えてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日10月19日(土)に箱根駅伝予選会が、10月とは思えぬほどの暑さの中で行われました。この大会をもって、2024年シーズンを牽引してくださった107代の先輩方が引退され、108代が新たにスタートを切ることとなりました。
今週末には、日吉陸上競技場にて「第4回ALL KEIO陸上祭」が開催されます(公式HPはこちら✨)。107代の先輩方への花向けとして下級生一同が準備を進めております。

さて、今回は「後輩から見た4年生」というテーマで、ALL KEIO開催前日である25日までの5日間にわたり、107代引退マネブロをお届けします。なお、107代以外の先輩が2名ほど紛れ込んでおりますが、そちらはご愛嬌としてご紹介させてください。

例年では4年生自身が大学生活4年間を振り返る形でマネブロを更新してきましたが、今回は趣向を変え、他己紹介を行います。私たち後輩の瞳に映る、頼もしく、かっこいい先輩方の姿を少しでも皆様にお伝えできればと思っております。もし4年生自身の振り返りをご覧になりたい方は、引退noteのリンクを貼らせていただいている先輩方もいらっしゃいますので、そちらもぜひご参照ください。

では!(今回はあいうえお順です🎵)

風間諒(跳躍・理工学応用化学科M2)

From 辻湧作(108代跳躍ブロック長・環境情報3)

僭越ながら、風間さんへのメッセージを担当させて頂くことになりました。跳躍ブロック3年の辻と申します。

風間さんは跳躍ブロックの愛されキャラで間違い無いでしょう。
風間さんがいらっしゃるだけで、跳躍のみんなが笑顔になります。
特に三浦さんは、分かりやすく笑顔になります。
その愛され具合から愛称も多く、「ユニクロをクビになった錦織圭」「腹圧をかけたハリセンボンはるか」「忍者ハットリくん」などあげたらキリがありません。
また稀に、常人には理解できない行動を起こすことから山田なおやの遠い従兄弟とも噂されています。

そんな風間さんもはや6年生。

怪我の多さは苦労を乗り越えた数の多さという事で、陸上の水も甘いもを知り尽くした風間さんのALL KEIOでのウラトラビックジャンプに期待です!!!

(辻から寄せられた写真)

府中歩輝(跳躍・文4)

From 赤石楽子(サポート・文2)

府中さんの紹介をさせていただきます、自称府中さんの愛弟子の赤石楽子です。

府中さんは競走部の大先輩であるというだけでなく、同じ学部学科を専攻する大大大先輩でもあるので、今回こうして文章を書く機会をいただきとっても嬉しいです。

※以下、下心とかは皆無なのでご承知おきください。

さて府中さんはよくご自分のことを「ゴミカス人間」と言いますね。何か思うところがあるからそう表現するんでしょうが、私は府中さんほど魅力的な方はそうそういないと思っています。

府中さんはとても優しくて親しみやすい先輩です。
入部当初、陸上新参者で右も左も分からない私はなかなか部活に馴染めず、やっぱりこんな私はお門違いであったとついつい後ろ向きなことを考えてしまう時期がありました。
そんな中、府中さんは初手から私のことをらん姉ちゃんと呼びめちゃくちゃにいじってきました。最初はとても戸惑いましたが、府中さんが何の取り柄もない私を面白くしてくれたおかげで、今の私があると思っています。しばらく間はどんなに緊張していても、府中さんとだけはなんの障壁もなく話すことができたし、とにかく存在がありがたかったです。実際、部室にいると4年生(?)とは思えないほど後輩から気さくに話しかけられている様子をよく目にします。
流石どこの大学の人とも、どこの国の人ともうまく渡り合える府中さんですね。

また府中さんの優しさに関してもっと深層的な話をするとすれば、府中さんは私の人生には珍しい、「現実を突きつけてくる系の人」でした。その気さくな雰囲気から私は部活動を始め一種の人生相談的なことも府中さんにしてきましたが、府中さんはいつも私を正しい方向に導いてくれました。
物事を俯瞰的に見て、間違ったことは否定するということは案外とても難しいことであると思っています。誰だって人からいい目で見られたいし、そうしたいならば真実から目を背けて全肯定の姿勢で寄り添うことが1番であるとさえ思ってました。でもそれってただの保身です。
府中さんはその人のことをほんとに想って、多少棘があることも伝えてくれるし、現実と向き合わせてくれます。そんな府中さんに救われた人は私を含めとても多いと思います。

府中さんとの出会いはきっと私の人生史に残るかけがえのないものです。
府中さんに一つ言いたいことがあるとすれば、どうか今後も府中さんらしさを貫いて生きていってほしいということです。そんな府中さんが1番素敵です。何様だよって怒られるかもしれないけど!
あえて語弊しかない言い方を選ぶとすれば大好きです!!
卒業のお手伝いならなんでもするので気が向いたら連絡してください。

安倍立矩(長距離・理工4)

From 野田大晴(長距離・経済2)

長距離2年の野田と申します。
最後にこのような文章を書かせていただき、うれしいです。
生粋のアベチルドレンとしてやらせてもらいましたが、決してくっついていたわけではなく、安倍さんが自分にくっついていたと認識しております^_^

この文章を書いてるのは予選会翌日です。正しくはちょっと過ぎてる。9号でたっくさんお話しした後に、食堂で一人書いてます。笑

安倍さん含め、今年の4年生は心の底から箱根に出場してほしい。自分も力になれるなら全力をささげたい。そう思える方々でした。

昨年の予選会に出走できず、たくさん安倍さんに話にいって、来年一緒に箱根に行こうと言ってくれたことが、今年のここまでの原動力でした。日吉での記録会はあれど、一度も同じレースに出たことがなかった自分にとって、今年の予選会は本当にわくわくしました。だからこそヘアピンカーブで安倍さんが見えて、叫ばずにはいられませんでした。気が付いたら名前呼んでました。追いつきませんでしたがね…

中学から神奈川県で陸上を始めた私にとって、アベリクは雲の上の存在であり、崇め奉る対象でもあります。自分が慶大の競走部へ、とくに長距離への入部を悩んでいた際、たくさん2つ下のこのガキに、たくさんアドバイスをくださいましたし、自分にとって元1500mランナーで長距離エースを張っている安倍さんは、道しるべでもありました。
入寮して初めてのサシ飯も安倍さんでした。今では自分が後輩を連れていくこともあるマータ・とらむす・ぎょしんも、初めて連れて行ってくださったのは安倍さんでした。

寮で同じ部屋になったわけでもなく、いつからこんなセット売りさせて頂けているかは謎ですが、チームのことを一つ抜けた目線で見て、ブロック長の田島さんを支えながら、後輩らが抱える不安や不満を一つ一つ聞いて、時には毒を吐きながら。この2年間、とくに昨年の予選会後からの1年間、チームの誰よりもたくさんたくさんお話ししてきた気がします。今年の夏合宿からは、ほとんど毎日一緒にjogをしていたように思います。

お互いにお悩み相談しながら、エピソードトークに花咲かせたり、アニメやゲームの話。バカ話もしたり、勉強を教えてもらったりYouTube一緒に見たり。時に小難しくなるときもありました(?)が、本当に本当に楽しかったです。感謝しかありません。

昨日、予選会が終わって。早速寮を出る先輩方もいて。そんな中でお互いに予選会について振り返って、過去を振り返って、これからをお話しして。いつの間にか田口さん田島さんと一緒にポテト食べて。お三方の背中を見ながら、とても寂しくなるなぁと感じた矢上川沿いでした。

これからチームがどう動いていくのかわかりません。安倍さん自身、あまり興味ないとも言ってたりする。でも、そういいながら「応援行くからね」と言葉にしてくれてうれしかったです。

大学院へ進んで、競走部のコミュニティがなくなったら。自分とご飯に行かなくなったら、コヤツはぼっちなんじゃないかと思ったりもしますが、研究室の方々がたくさんのうちわを掲げて立川まで応援に来てくださっていたり、クッキーやミサンガをリクに捧げている方がいたり。どんなコミュニティでも愛されてるなって、生意気な後輩は安心しました。

きっとあと2年は日吉近くにいるでしょう。またご飯連れてってください。引退したらディズニーって言ってたのも忘れてませんよ。まぁとりあえずは運転の練習をお願いします。怒られない場所へドライブいきましょう。

本当にありがとうございました。びっぐらゔです。

4年生ブログ(安倍)
長距離note「選択」を「正解」に

尼子夏年(長距離・法4)

From 島田亘(長距離・法3)

尼子さんへ

こんにちは。長距離ブロック3年の島田亘です。まさか尼子さんの引退マネブロの担当になるなんて、、光栄です。尼子さんへの想い、浅くなってしまうかもしれませんが全力で綴らせてください。

尼子さん、僕が1年生の時の予選会後、初めて合宿所の部屋替えを経験した時、5号の住人として一緒になりましたよね。そこから私は黒澤チルドレンでもあり、尼子チルドレンにもなりました。尼子チルドレンである私からみた尼子夏年先輩について語ります。

まず、尼子さんは私から見るとすごく繊細な先輩だったと思います。これは普段の生活だけではなく、もちろん競技に対してもそうでした。一つ一つが丁寧でその気品あふれる行動にはいつも憧れをもっていたことは言うまでもありません。大事な練習前のストレッチ、エクササイズ。メリハリのある動きは僕たち後輩たちもしっかり目に焼き付けていました。

私と尼子さんはいろいろとタイプが似ていることもあって、尼子さんから教えていただいたものには全てハマった記憶があります。もともと好きなものもありましたが、たまご納豆、タフグミ、野菜生活スムージーなどなど。その逆も然りで自分がおすすめしたものを試してくれたり、ハマってくれたりと。本当に心優しい先輩でした。CSRの日本リリースイベント、ハイタッチ会に一緒に行ったこと、合宿所でのお昼ご飯の時、別々で食べているのにも関わらず、全く同じものと同じ種類のものを食べていたこと、これ以外にもたくさんの思い出で溢れています。

あげればキリがないほど多くのことを学ばせていただきました。これからも、尼子チルドレンとして尼子さんについていきます。

長距離note 競技歴13年 長距離初心者の君へ

イベルブランドン(跳躍ブロック長・総合政策4)

From 田辺勇希(短距離・環境情報3)

 短短3年の田辺です。イベルさんについて執筆できるのは非常に光栄です。 
イベルさんを一言で言うとズバリ、「誰よりも競走部について考えている人」、これに尽きると思います。そんなイベルさんが自分勝手な私を変えてくれました。
 イベルさんとの関係が深まったきっかけはリクルート係です。大2の10月、ちょうど代替わりの時期にリクルート長に就任されたイベルさんから急にLINEが来ました。「リクルートのAO長をやってみない?」というメッセージです。当時は競技さえ出来れば良い、仕事は極力避けていきたい、といった自分本位の考え方でした。しかし、「競走部においての自分の役割」を考えた時に何も思い浮かべることができず、渋々受け入れた記憶があります(笑)。そこから戦略班として勧誘活動や受験生へのサポートなど、具体的な戦略を考える一員となりました。リクルート係の活動によって、新戦力がどれ程充実するかが決まる。公式戦の得点に大きく関わる係であり、ただただ不安でした。そんな中イベルさんは様々なアイデアを出して自分達を先導してくれただけでなく、右も左も分からない自分に1つ1つ優しく教えてくれました。そうしていく中で部活の仕事に対して責任感を持って取り組むようになり、競技だけでなく仕事の面で上手くいかなかった時に本気で悔しく感じるよう自分自身が変化していきました。そんな時にもイベルさんは励ましてくれました。振り返れば、本当に与えてもらってばかりでした。
 仕事のことばかり語ってしまいましたね。ですが競技と仕事を高いレベルで両立しているイベルさんは流石という言葉に尽きます。勧誘活動を統率しつつ関東インカレでしっかり得点を取る。代替わりする今、自分が引き継いでみせる。そういった覚悟が出来ました。イベルさんがいなくなったらリクルート係はどうなるんだろう?と不安になることもありましたが、そんなことばかり言ってられません。公式戦での得点、そして部活のために知恵を振り絞る。そんな部員になってみせます。まだまだですが。引退後のイベルさんにご心配をおかけしないようにしなければ!(でも、困った時は相談に乗って下さいね)。
 シーズンが落ち着いたら、前から話しをしていた焼肉とか行きましょう!楽しみにしてます!そして引退しても日吉には来てください。「米津いじり」をしてくれる人がいなくなるので(笑)(注:髪型が似ている様ですが諸説あります)。

※ブログは後日更新されます。

岩井章太郎(短距離・環境情報4)

From 渡辺航生(短距離・商3)

岩井さん
お世話になっております。短短3年の渡辺航生です。
あの岩井章太郎引退マネブロを書かせていただけるとの事で、光栄の至りです。
通知が来た時は3万字の大暴露記事を執筆しようと意気込みましたが何故か本人に釘を刺されたのでやめときます。
「こんな選手だった」を書いて欲しいとのことだったのですが、あんまりわからないので本人が言っていた事を思い出して書こうと思います。
まず、岩井さんはチームを第一に考える選手らしいです。今年は全公式戦に出場し、その全てで得点を獲得してくださいました。「三輪と豊田がいない今年は、俺が競走部を勝たせる」と言っていたのは非常に印象深いです。今年の競走部は岩井章太郎あってこそです。
次に、仲間ひとりひとりを大切にする選手だそうです。この間も、1年生の直江が怪我した時、涙を目尻に溜めながら心配していました。怪我の多かった岩井さんだからこそ、後輩には同じ思いをして欲しくないのだと思います。
ここまで沢山褒めましたが、同い年とはいえ先輩なのに奢ってくれた事は一回もありません。大暴露はしなかったので次の飲みは全奢りでお願いします。
時間がある時に追加します。


渡辺航生

大原伊織(中距離・商4)

From 山浦一真(中距離・法3)

巧みな言葉選びの円陣声出し担当伊織さんの引退ブログに携わることができ大変に幸甚に存じます。拙い文章ですが何卒よろしくお願いします🙇‍♂️

伊織さん

伊織さんはあまりに人格者です。
ゆえに尊敬するところを挙げればキリがないので厳選に厳選を重ねいくつか紹介させていただきます。

まずは超がつくほど聞き上手なことです。「何か悩んでないか?」や「スイムの練習したいんだけどどう思う?」などなどたくさん話しかけてくださるだけでなく目を見て頷きながら聞いてくださります。自ら進んで話したくなるような感覚に陥る(?)ので伊織さんのそんな魅力に対して救われた部員も私含めたくさんいるのではないかと思います。
また、知識量の多さもかっこいいポイントです。小学生から陸上をやってらっしゃることだけでなく真摯に陸上に向き合う姿勢が印象的な伊織さんは人一倍ドリル等の技術取得に時間を費やされていたと感じています。ハードルジャンプやバウンディング系など洗練された動きでやられていた伊織さんは最っ高にカッコよかったです。

そして信頼の厚さです。これを一言に表してしまうとバチが当たってしまいそうですが(笑)私にとっての伊織さんのイメージはこれが一番強いかもしれません。
まず2年半前僕が初めての体験に競技場にお邪魔した際、迎えに来てくださったのは伊織さんでした。「わからないことなんでも聞いてね」と笑顔で言ってくださった伊織さんはその時から先輩・同期の方々から非常に信頼のある方なんだなと感じていました。
その後も「合宿係における書類申請」であったり、「公式戦前の円陣担当」であったりたくさんの前例なき役割に抜擢されテキパキこなされていた凄まじいシゴデキ感も印象的でした。「伊織さんがやっているからこそ」の安心感を中距離ブロック全員が抱いていたことは火を見るより明らかでした。

正直この文量で魅力を伝えきるのは私の腕では不可能でした笑 そんな超かっこいい先輩な伊織さんが引退してしまうことに後輩として寂しさを禁じ得ません。しかしオール慶應で有終の美を飾り、その先の華々しい社会人生活へ羽ばたく一歩に少しでも関われることを幸せに思います。ぜひまた練習いらしてjogやドリル教えてください!お待ちしてます!

              山浦一真

4年生ブログ(大原)

岡村大喜(短距離・法4)

From 西尾太郎(短距離・法3)

こんにちは。短距離ブロック三年の西尾太郎です。今年度は「下級生から見た107代の先輩たち」がテーマということで、岡村さんがどのような先輩なのか僕なりに書いてみようと思います。

ずばり岡村さんは、「へらへらしているけど実は真面目で」、「とても優しい先輩」です。岡村さんを一言で表すと~です!みたいな感じで紹介したかったのですが、僕の語彙力が貧弱すぎてできませんでした。

岡村さんがへらへらしている人だということは説明するまでもないと思いますが、先ほど言った通り、実は岡村さんには真面目な一面もあります。大会で思うような走りができなかったときは、おぐさんや高野さんに動画を見てもらいアドバイスをもらっていたりしていました。また、岡村さんからもらった法学部の教科書にはたくさんメモが記されていたりもします。岡村さんはよく「意外とちゃんとしている」と言われていますが、その背景にはこのように、しっかりと現状と課題に真摯に向き合う真面目な岡村さんがいるのです。

それと忘れてはいけないのが、岡村さんはとてもやさしい人だということです。いつも気さくに話しかけてくれるし、練習中アドバイスをくれることもありました。法学部法律学科の先輩として楽単や過去問を共有してくれたりもしました。部活後はコンビニやご飯に連れて行ってくれたりもします。岡村さんの周りにはいつもたくさんの人がいるのも、こうした理由があるからなのかなとか思っています。僕も岡村さんのようなやさしい先輩になりたいです。

岡村さんとは朝の5時ぐらいまで荒野行動したり、一緒に映画見に行ったり、たくさん楽しい思い出ができました。じゃんけんでおごらされたり、塾高一鬼単の中国語を履修させられたりと、ときには先輩とは思えないようなこともされましたが、それでも岡村さんには本当にお世話になりました。

岡村さんのこともっと知りたい!という方々、今からでも遅くはないので岡村さんにどんどん話しかけちゃいましょう。きっとご飯に連れて行ってくれるはずです。

4年生ブログ(岡村)


いかがでしたでしょうか。各紹介文を見ていると、107代の引退を実感して涙が出てきそうです。

明日も同様に8名のご紹介をさせていただきます。お楽しみに⭐︎