第101回箱根駅伝予選会~応援メッセージ④~

こんにちは!長距離マネージャー3年の上原です。

ついに予選会前日となりました。

昨日に引き続き、箱根駅伝予選会にエントリーされている安倍 立矩(理工4・厚木)・木村 有希(環境4・葵)・田島 公太郎(環境4・九州学院)・橘谷 祐音(理工4・新潟)の4名の目標宣言並びに応援メッセージを紹介させて頂きます。

 

 

安倍 立矩(理工4・厚木)

目標

62分台

意気込み

日本人戦闘集団に喰うらい付く!

応援メッセージ

From 竹内 優太(政・慶応義塾)

この前の慶同戦のイベルのメッセージが最後かとおもったら、もう一度応援メッセージを書かせていただけるなんてとても嬉しいです。4年の竹内です。これが現役中に書く最後の応援メッセージだと思うので、しっかり書きます。

あべりくへ
君の最後の予選会の応援メッセージを俺が書かせてもらえるのはとても光栄で嬉しいです。君には何度か応援メッセージを書かせてもらったけど、これでとうとう最後になるとはね。一言一句しっかり読んでね。

昨年の関東インカレのメッセージでも書いた通り、安倍立矩の名前は高校時代から良く耳にしていました。神奈川チャンピオン、インハイファイナリストの彼が慶應に来る、しかも同期になると聞いた時はかなり身構えました。競走部の皆さんもご存知の通り、“文武両道”という言葉は彼のためにあると言っても過言ではないです。学業はもちろん(GPA分けろ)、競技でも2年の12月に10000mで当時の塾記録更新、3年生での予選会では64分11秒でチーム内3位と結果を残しています。

そんな彼は“ホットハートクールヘッド”がという言葉が似合うと思います。もっと速く走るため、現状を分析してやるべきことを計画的に実践する冷静さを兼ね備えながら、心のうちには熱い闘志を秘めています。

今年の関カレは怪我で万全の状態ではなかったと思うし、2年生での予選会では納得のいく結果を出せず、苦しい思いをたくさんしたと思うけど、それでも結果を出すためにひたむきに努力してきた君を尊敬しています。話している中で、君はとにかく「結果」を出すことにこだわっているなと感じていたし、それも安倍立矩の強みだなと思います。その姿勢を見て、俺ももっともっと頑張ろうと思えたし、どん底から這い上がることができました。東急の2階の杵屋で色々と相談に乗ってくれたことも感謝してます。ありがとう。

来る19日、長距離を選んだ”選択”、箱根駅伝出場に臨んだ”選択”を”正解”にしてください。君が結果を出して長距離メンバーを中心とした多くの部員に希望を与えてきたと同時に、多くの仲間が君の背中を押してくれていると思います。もちろん俺もその一人です。4年間一緒に過ごしたかけがえのない仲間達と共に、箱根への切符をつかみ取ってこい。予選会終わったら、俺の家で鍋でも食べよう。もう一回ぐらい書きたいから、箱根本戦決めてもう一回書かせてね。駐屯地内で死ぬほど声を出して応援します!!出し切ってこい

From 田島公太郎(環4・九州学院)

2年秋、ブロ長になったばっかの頃に田島は文字通り声を失ったことがあります。

バラバラなチームのベクトル、蔓延する箱根への想いの薄さ、それでものしかかるデカい期待とプレッシャー。青い僕には全部あまりにも重くって。次第に失声どころか呼吸もうまくできなくなり、とうとう記念館で倒れ死にかけてたところを探しにきてくれたのがアベリクでした。

即ち彼がいないと今頃僕は競走部はおろかこの世にもいなかったのかもしれないんです。割とガチで、命の恩人です。

その時君が隣で言ってくれた「俺だけは絶対お前の味方だから」がここまで何度奮い立たせてくれたことか。僕の誰にも見せないお守りです、君は覚えてるか分かんないけどね。 そして僕も出ない声で心に誓いました「負けてたまるか、絶対こいつを箱根に連れて行く」。

それから嫌なことあった時、いいことあった時、ずっと側で聞いて僕の情緒を守ってくれたのもアベリクでした。 僕から長距離と幹部とのいざこざだったりを聞いて、ヌルッと幹部と仲良くなって色んな話をして僕だけに負担がかからないようにしてくれてたのもアベリクでした。 どうも上手くいかないチームの雰囲気や試合結果についていっぱい話し込んで、予選会前日である今、「これは狙えるぞ。」と言える状況まで持って来れたのも単にアベリクのおかげです。

なんだ、振り返るほど僕だけ助けてもらってばっかで、まだ君には何も出来てないじゃないか。

てなわけでそろそろ計り知れない恩を返す時かな。

よし、僕は明日お前のために走る。 合宿で何回も約束したチームトップでお前を箱根に連れて行く。 それでチャラとは言わん。 箱根本戦で力走して、もっともっと忘れられない景色を見せてやるよ。

普段いつも隣に居すぎるが故「ありがとう」とか伝えたことあんまなかったよな。こんだけ助けてもらっといて。ま、今はまだ言わねーけど。

お前には記念公園で結果発表を聞いた瞬間に抱きついてボロボロ嬉し涙流しながら、これまで貯めに貯めた沢山の気持ちを伝えたい。

実は何も考えてない視野2°の駅伝主将と、そんな僕に今のチーム状況や選手の調子などを的確に教えてくれる絶対的な駅伝副将(勝手に指名)、まだまだこのコンビで暴れてこう。

ここから始まるんだ僕たちは。

くっそ前泊ホテル同部屋なのにこんな柄でもないこと書いちまった。

応援メッセージとはまた何か違うものになった気もするけど。

何も読んでないフリして黙って寝ろよ!愛してるぜ!

木村 有希(総合4・葵)