第101回箱根駅伝予選会~応援メッセージ①~

こんにちは、長距離マネージャー1年の湯山です。

今週末に行われる箱根駅伝予選会まで、残すところ4日となりました。本日から4日間マネブロにて予選会エントリーメンバー14名の目標・意気込み・応援メッセージを掲載していきます。順番は1年より五十音順となります。是非お楽しみください!

田口涼太(政1・慶應志木)

目標

200位以内に帰ってきます。

意気込み

絶対に引退させません。

応援メッセージ

From 田口翔太(政4・慶應志木)

まずは予選会メンバー入りおめでとう。

半年前は1年生の中で涼太がメンバー入りするとは誰も想像していなかったと思うよ。

陸上に懸ける思いと捧げる時間が半端ない同部屋の木村と芦野、根性面を叩きこんでくれた夏合宿、全部同部屋だった田島の3人の影響が特に強いかな笑
でも、その影響をしっかり受けて人一倍努力する姿勢を一度も崩さなかった涼太自身が一番すごいよ。

1年前の予選会に金髪で応援に来ていた頃とは全く違うね。気合を入れるため、と自ら坊主になり、昨年は観客として応援に来ていた予選会を選手として走るんだから。

こんなにスピード出世だと「初心者から予選会出走」みたいな冠は涼太に全部、完全に持ってかれちゃったよ。
ちょっぴり寂しいけど、どんどん成長していく過程を見ることが出来て嬉しい気持ちにもなったなー。

まぁ、だからこそ一緒に走れなくて申し訳ない。一番成長した姿で共に戦うことが出来なくてごめん。
本選で一緒に走るためにも予選会突破する!という言葉ももらったけど、予選会本番は私のことは一切忘れて自分のために走ってほしい。予選と言えどあの景色は今後の人生で忘れられないものになると思う。

だからただただ楽しんで来てほしい。楽しんだ結果、最初で最後だけど一緒に戦う機会を掴めたらこの上なく幸せです。

予選会までの日々を楽しんで!

 

From 田島公太郎(環4・九州学院)

こんちは、田島です。

ご依頼受けまして、田口 Jr.への応援メッセージを書かせていただきます。

ひと月半に渡る夏合宿、見事全て同部屋だった影響で相当懐かれてしまったんでしょう。

光栄極まりなしですね。

さぁ、気合い入れさせてやるよ、耳かっぽじって良く聞けや。

田口くん、いきなり初っ端から火力高めで申し訳ないが、僕は君の入部を心から歓迎していたわけじゃありません。

なんせド素人、加えて動機も去年の予選会を見たからというシンプルなもの。偉大なるお父様(祐治さん 96卒OB)と兄ちゃん(翔太 法政4年)の作り上げた流れに乗って、なんとなぁーくのノリで決めたんだろうなというイメージがどうしても拭えなかったからです。陸上経験もなければ、熱狂的なチームや箱根のファンだったわけでもない当時フサフサ金髪ヒョロヒョロ少年が面談時に発した『箱根予選会での慶應の敗北が悔しかったんです』もマジで意味が分かりませんでした、口から溢れそうになった「いやなんでやねん」をそりゃもう必死に留めました。日頃より大変お世話になっているお父様直々のお願いでもあったので渋々入部許可しましたけども。

でもこれがもうこの上ない英断だったと気付いたのは案外早い時期でした。入部したて、もちろん走れるわけもなく距離・ペースともに中学生みたいなjogやポイントをしてたね。んで無事、初心者病の代名詞”シンスプリント”発症。まぁそうなるわな、と思ってました。ちょっとは陸上懲りたかな、とも。ただ君はそうはいかんかった。ひたすら先輩や同輩に陸上のイロハを聞きまくり始めたよな。え、まだやる気あるのか、とちょっとずつビビり始めてました。(僕が補強メニューを書いて渡したメモ用紙、携帯ケースに挟んでくれてたの嬉しかったぜ。直接は言わんけど。)

そこから怪我を治し、メキメキと伸びしろを埋めてく君は耀かった。練習目的を一緒に考えて、ちゃんとこなして、頼もしくなっていく君が誇らしかった。ポイント1回外しただけで泣いちゃう君の熱意にはドン引いた。

彼、夏前に1on1をやった時には「このままのチーム状況じゃダメな気がします」って言ってきやがりました。その通り。僕も気付いてたんです、気付いてたんだけど、目を逸らしてた。そしたらまた泣き始めて、本当に作りたいチームや雰囲気のことを話してくれて、僕に考えるきっかけをくれました。この機会がなかったらチームは合宿にもなぁなぁなまま突入していたように思います。

初心者の君に教えられることは何だろうって、いつも与える側として考えていたつもりだったけど、実は僕の方が君から沢山の刺激・影響を受けてたんだよな。

本当にありがとう。直接は言わんけど。

夏合宿で他大学の選手に「今年慶應どうなの?」って聞かれたら迷わず「今年はな、エゲつない1年がいんだよ。しかも初心者で笑」って答えてました。予選会エントリーが決まって親と電話してて「涼太で大丈夫なんか」と言われた時は結構ガチでキレました。僕が大事なポイント練習やレースで必ず着けてた白い磁気ネックレスも君ならいいと思って渡しました。

気付いてないかもしれないが、僕は君に期待しかしてないです。決して理想の押し付けじゃないよ、君の未知数な可能性を心から純に楽しみにしてる。

ぜんっぜん練習できてなかったくせに「今年は選抜合宿行きたいんですよネ」って言って当時からしたら絶対見合わないデッカい目標実現させただろ。泣きそうになりながら、てか泣きながら「メンバー入りたいぃぃ」って言って堂々と実現させただろ。次は何を実現させる?正月、兄貴との襷リレーの一択だよな。奴は本戦に向けてもう準備始めてるぜ、あとは君の走りで晴舞台を用意してやろうぜ。

そして、次は僕に直接「箱根連れてってくれてありがとう」って言わせてくれや。

Aチームの僕が甘く見て言うんじゃない。一選手として喰われるかもしれない危機感を持って送る。

お前、マジで強いから、絶対大丈夫。

 

芦野清志郎(理2・高田)

目標

65分切り

意気込み

日頃の感謝を伝えられるような走りをします!

応援メッセージ

From 稲生健人(経2・慶應義塾)

芦野の応援メッセージを書かせていただきます稲生です。彼は自分にとってカラオケだったり、ご飯によくいく仲なので、恥ずかしいですが張り切って書かせてもらいます。

芦野清志郎という男は普段は明るくて面白く、なんか危なっかしいところもあるやつですが、これまでの大学生活は順調というわけではありませんでした。

ほんとは去年の予選会のメンバーに選ばれていてもおかしくなかったと思います。もし、あんなことがなかったら。

彼は春の国士舘記録会に出場した時に、足首を捻ってしまい4か月近くを棒に振りました。それまでの練習は入学時からBチームの練習に必死に食らいつき、メキメキと力をつけていたのでその時に思うことは相当あったのだろうと容易に想像つきます。

そこからの復活も一筋縄では行ってなかった印象です。早く走り始めて遠回りしてしまったり、理工学部の難しい勉強に苦しめられたり、走りがうまく噛み合わず練習がぼろぼろの時もあったり。「練習すればするほど遅くなっているような気がする」と弱音を吐いていた時期もありました。

でもうまくいかない練習の時も、芦野なりの仮説だったり、錯誤があって、自分にとっても参考になりました。そうした努力し続けた成果が、夏合宿乗り越えてまた一回り強くなってきた今の芦野だと思います。

合宿直後は少し調子を落とした時期もありましたが、今の彼からは自信を感じます。きっと積み上げてきたものが形になって、やりがいを感じてきているのでしょう。今のあいつならやってくれそうってひしひしと感じます。

お前の力強い走りを見してくれ!!
期待してる!!

P.S.
終わったらカラオケいくぞ!
くれぐれもまた足捻らないようにだけ気をつけて頑張れ!!!

From 松下烈(理2・静岡)

芦野清志郎くんの応援メッセージを担当させていただく2年短距離の松下烈です。
合宿所住みで同学年、同じ理工学部ということでいつも仲良くさせてもらってます。

きよを一言で表すとしたら、「みんなを笑顔にしてくれる人」だと思います。きよと普段関わっている人はわかると思いますが、彼は基本的にニコニコしています。話しているときも盛り上げ上手で、彼との会話では毎度毎度笑いが絶えません。

また、きよはいろいろと新しいことにも挑戦するスタンスも持ち合わせています。せどり、株、YoutubeのシナリオライターやAIを用いた様々な活動などなどバイタリティのない僕のような人間では到底始めないであろう面白い趣味を常に開拓し続けています。これは素直に尊敬してます。

さて、彼の大学での陸上生活は今のところ一筋縄ではいっていないかもしれません。去年はねんざの影響で夏合宿ではあまり走れず予選会メンバー入りを逃してしまいました。高校2年で出した5000mのベストも思うように更新できず苦しい日々が続いたと思います。でも大きな怪我なく走りきった今年の夏で間違いなく超絶パワーアップしています!実験レポートを春学期で乗り越え、情報と線形代数もばっちりとれた!もう彼を縛るものはなんにもありません。今までの練習を信じて、ともに戦ってくれる仲間を信じて、そして何より自分を信じて頑張ってきてね。本気を出した時のきよの強さは折り紙付きです。下馬評なんかぶっ壊す勢いで思いっきり自分のレースを楽しんできてね。ものすごく応援してます。

佐藤瑞(政2・慶應義塾)

目標

誰よりも楽しむ

意気込み

「次期ハーフマラソンの顔」になる

応援メッセージ

From 杉森星彦(理2・県立中央)

瑞の応援メッセージを担当させていただく杉森星彦です。指名していただけて光栄です。
始めて出会った1年生の4月、入部が遅くてなかなかなじめなかった自分にもりもり杉森っていきなり呼んでくれました。めちゃくちゃフレンドリーでなんだこいつ(笑)って思ったけど、名前覚えてくれて嬉しかったです。初めは人懐っこくて、抜けてるところもあるなーという印象だったけど、一緒に生活するなかで、まず、競技に対して誰よりも真剣に取り組んでるなと感心するばかりです。ジョグは常に人よりも多く走るし、練習前後の補強やケアも欠かしません。また、最近、一人一人のことをしっかり見ていて仲間思いだなというのを感じています。
たしか、去年の10~11月、当時Bチームの練習についていくのに精いっぱいだった僕は練習での引っ張りを実力のある先輩や瑞に全部任せていました。引っ張ってぺースを崩したり、そのあと垂れたりするのが怖いと思っていました。そんな時、「レースでも自分でペースを作らないといけない場面ってあるから、きつくても引っ張る練習をしたほうがいいよ。もっと自信もって。」と言ってくれました。1年生なのに、周りをしっかり見ているし、チーム全体のことも考えていて頼もしいなと感心したのを覚えています。
また、今年の春先から僕の長い故障期間中に、一緒に補強に誘ってくれたり、「調子どう、走れそう?」といつも気にかけてくれたり、ありがとう。ほんとに感謝しています。瑞がいたからこそ今元気に走れてます。僕の苦しい時期を支えてくれた同期、特に瑞と一緒に予選会を走って本戦を勝ち取りたかったけど、なかなか僕の調子が上がらずにそれは叶いませんでした。あとは任せたよ、頑張ってこい!
予選会に向けて、ちゃんと疲労は抜いてね。走るのが好きな瑞は、暇さえあれば走ってるよね。それに加えて、最近ジョグのペースも速いから。そういえば、3月のハーフマラソンに応援に行った時は、名前叫んだら笑顔で答えてくれたよね、応援していたこっちも嬉しくなりました。予選会当日もいつも通り走るのを楽しむ気持ちを忘れずに、全力で頑張ってきてね!全力で応援届けます!

From 松木裕佳子(経4・慶應湘南藤沢)

こんにちは!全体マネージャー4年の松木です。
まさか予選会という1番大事な機会に、書かせてもらえるとは思っておらず、大変光栄です。と、同時に緊張しておりますが、精一杯書かせていただきます。

みずきは、長距離部員で声をかけやすい後輩の1人です。
部室に滞在してくれる時間も、他の選手より長いように感じ、そこで近況を知れるのは全体マネージャーにとって非常に嬉しいことです。超音波をかけているときも、作業をしている私の後ろから話しかけてくれて、人懐っこく、可愛がりたくなる後輩です。

ヘラヘラとふざけている様子を見かけることも多いですが、実は真面目で、様々なことを深く考えるタイプなんじゃないかなと勝手に思っています。
サポートに流れる選手情報共有では、みずきの怪我や体調不良の共有と共に、「無理しすぎる選手なので、気をつけてください」と流れます。
体調が優れない中で出走した5月の慶大競技会は見ていてかなりドキドキしました。

今年は様々な理由から、うまく走れない時、陸上を心から楽しめないときが多かったのではないかなと思います。それでも、4年生と楽しむ、と6月末に発信してくれた時はちょっと安心しました。
4年生とともに闘う日々を、あと4日からあと80日にするために、悔いのない時間を過ごしてね

努力家みずきなら大丈夫。
みずきは心配症なイメージがあるので、深呼吸して攻めの姿勢を忘れずにね☺️

 

本日は以上となります。明日の応援メッセージ②もお楽しみに!