全日本インカレ2日前!〜マネージャーから見た選手④〜

こんにちは。全体マネージャー3年の園田です。
ついに、全日本インカレまで残り2日となりました。今回は神奈川県・等々力陸上競技場での開催ということで、部員全員で臨む全日本インカレとなります。皆様ぜひ会場まで足を運んでみてください。チケット情報はこちら

さて、本日も「マネージャーから見た選手たち」をお届けします。今回はフィールド競技に出場する倉田(女子やり投)、須﨑(男子走高跳)、佐田(女子走高跳、女子三段跳)をご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧ください!

倉田紗優加(環境情報2・投擲) 女子やり投出場

執筆者:黒住綾音(3年)

昨年に引き続き、倉田の紹介をさせていただきます、3年全体マネージャーの黒住です。
以前は「倉田ちゃん」なんて距離を感じる呼び方をしていましたが、最近は「倉田(くらたぁぁ!)」というような感じでなかなか親しく?豪快に?名前を呼ばさせてもらっています。
昨年はどれだけ周りが止めろと行っても練習し続ける、ある意味「問題児」というような紹介をしましたが、今年は自分で練習をセーブするようになりました。また、去年は週7で投げる練習をしていたところですが、最近はよく走り込みの練習もしています。ストップウォッチを片手に1人で走っている姿も見かけました。成長ですね(笑)
ちなみに、最近は横浜流星にハマっているようです。でもやっぱり、三浦龍司選手は永遠の推しのようです。

最近の倉田紗優加ニュースといえば、車の運転免許を取得しました。
彼女は日吉の自動車教習所の通いの学生の中で「最速で卒業した女」になるべく、暇さえあれば教習所に通い詰めていました。
朝一番に教習所に到着し、キャンセル待ちをするほどの熱意です。もはや教習所が「第二の居場所です!」なんて言うほどです。
何ヶ月も前に通い始めた先輩をあっという間に抜き去り、卒業していきました。
一つのことをやると決めたら、そこに全力投球する、そんな熱い姿勢に尊敬しかありません。尊敬を超えて少しひくレベルですが…(笑)
それでもこの”熱さ”が、彼女をここまで強くした一因なのでしょう。

冬季に不慮の事故により、利き手の小指を粉砕骨折。
時が経てば治るはずと祈るも、待てど暮らせど骨が元に戻る気配はゼロ。
利き手ではない方の手で槍を投げる練習をしてみたり、小指を使わずに投げる練習をしてみたり。
とにかく試行錯誤を繰り返しました。

そして迎えたシーズンインの関東インカレ。
不安が残る中の出場。
その結果は、
一投目から誰もが驚くビックスロー!!
57mという自己ベストを更新しました。
やはり決めるべき時に決めてくれるかっこいい女です☆
指は大丈夫かと聞けば、「使えなくても問題なかったみたいですっ」なんて言ってました。頼もしい…

関東インカレ後、日本選手権、グランプリと思うように記録が伸びず、もどかしいでしょう。
でも、これらは全カレで昨年のリベンジを果たすための布石であったのかもしれません。
粉砕骨折により、もう投げられないかもしれない、そんなどん底の状況から復活を遂げた倉田なら絶対に大丈夫!
関カレに続いて、全カレでも去年の雪辱を果たしてきてください。
当日はノリノリの倉田を送り出せるよう、サポートします。
メダル持って帰ってきてね〜!

倉田!かんばれ☆☆☆彡

須﨑遥也(商2・跳躍) 男子走高跳出場

 

 

 

 

 

 

 

執筆者:柳田俊(1年)

須﨑さんの紹介をさせていただきます、全体マネージャー1年の柳田です。

まずは須﨑さん、全カレへの出場おめでとうございます。
須﨑さんという存在を知ってまだ半年弱でおそらくまだ彼の1%も知ることができていない薄っぺらい状態ではありますが、まずは須﨑さんの簡単なプロフィールをご紹介させていただきます。

須﨑さんは香川県出身のハイジャンパーで、身長が高くて高の選手には珍しいガッチリとした体格を持ち、肌もいい色に焼けています。その風貌は彼のコワモテ(本人公認らしい)も相まって、正直怖い人(いい意味で)です。一度話してしまえばずっと笑っていていい人なのがわかりますが、話すまでは少し威圧感が溢れ出てしまっているのは間違いないでしょう。そんな彼はサッカーJ3リーグに所属してるカマタマーレ讃岐の熱狂的ファンらしく、実は110mHもとても速いんだんとか(関カレ標準を切れるとの噂も)。また香川に帰省した際には担当トレーナーの松尾さんに毎回うどんをお土産に買ってくるなど義理深い一面も兼ね備えているそうです。僕も早く、須﨑さんともっと仲良くなって香川のうどんを買ってきてもらえるようになりたいです。

さて、ここからは彼の選手としての一面についてご紹介していきたいと思います。
先ほど申し上げた通りまだ須﨑さん歴の浅い僕から見ても、彼は結果にとにかく貪欲で、常に自分が強くなるための道を突き進みブレない、競技者としての”強さ”があります。それが顕著に表れていたのが、皆さんもライブ配信を見ながら震えたであろう、あの学生個人での塾記録更新でした。昨年の冬季中に手術するかしないかの大怪我をし、今年の関カレにも間に合わず5月末から徐々に復帰していった須﨑さん。僕が見ることができたのは4月以降の姿だけですが、僕は彼がリハビリを怠ったり競技から目を背けたりしたのを見たことがありません。たったの二ヶ月しか見ていない僕でさえライブ配信を見ながらあんなに飛び上がってしまったのに(授業中)、何ヶ月も高く跳びたい衝動と戦いながら自分の跳躍を信じて努力してきた須﨑さんはどれだけ嬉しかったことでしょうか。あの怪我明けすぐの塾記録は、彼が怪我に屈さずに貪欲に強さを追い求め続け、一直線に突っ走ることができる彼の”強さ”が実を結んだ瞬間だったのです。(2m16を跳んだの、喜びの咆哮とガッツポーズが個人的にあまりにも好きすぎるので、ここにリンクを貼らせていただきます。学生個人ライブ配信 )

最後に、実は4日目の男子走高跳の撮影を私柳田が担当させていただくことになりました。
全カレという大舞台に緊張感を感じると同時に、須﨑さんが今まで貯めてきた力を目にするのがとても楽しみです!
ぜひ僕が撮影する全カレで、部員全員が応援する全カレで、あの雄叫びをもう一度見せてください!!応援しています!!

佐田那奈(看護医療1・跳躍) 女子走高跳・女子三段跳出場

 

 

 

 

 

 

 

執筆者:金谷結衣(1年)

1年全体マネージャーの金谷です。
同期の跳躍ブロック・佐田那奈を紹介させていただきます。

一か月ほど遅れて入部した私が初めて出会った那奈は、入部直後にけがをして練習ができず精神的にも身体的にも苦しんでいる姿でした。そんな那奈の隣で、私は陸上経験がなくマネージャーとしても初めてで何もしてあげられなくて、こういう時サポートに何ができるのかと自分自身が考えるきっかけになりました。

最初はジョグから徐々に初めて行くも、なかなか腫れが取れなかったり、トレーナーさんの言うことを聞かず長い時間走って傷めたりしたこともありました。そのため、サポートの間で注意して観ておく人物として名前が挙がっていたほどです。(今でも練習はやりすぎてしまうので声掛けは強めにしています。)

私が入部してから跳躍ピットに立っている姿を見たことがなかったので、ピットで助走を始めたときは、とても感動しました。

那奈の強さは、競技に対して誰よりも真面目に向き合う姿勢だと思います。暗くなり、跳躍ピットに那奈しかいなくなっても、何度も何度も納得のいくまで助走の確認をし続けたよね。その姿を見て、こういう人が強くなれるんだ、と納得しました。

高校時代に華々しい成績を持っている選手、と先輩や同期からたくさん話を聞いています。その分、みんなの期待をたくさん背負っていると思います。
それに、思うように練習が詰めていないかもしれない。でも、これまでの苦しい練習も含めて、たくさんの努力と強い気持ちがあるから大丈夫!ここから、私たちの代を盛り上げていこう!頑張れ!!!!!!


いかがでしたでしょうか?

選手達がどんな思いでこの全日本インカレに臨むのか、全てではないですが、私達も近くで見てきたつもりです。

少しでも各々の目標に近づけるよう、一仲間として応援しています。