全日本インカレ4日前!〜マネージャーから見た選手②〜

こんにちは!全体マネージャー1年の金谷です。

全カレまであと4日になりました。

昨日のマネブロはご覧になっていただけたでしょうか。
マネブロでの「マネージャーから選手に向けた思い」と、幹部ブログでの「残りの公式戦に向けた熱い思い」で部の全体の雰囲気もさらに高まってきています。

さて、本日も昨日に引き続き「マネージャーから見た選手」という視点で全カレの出場選手を紹介させていただきます。本日は短距離種目女子とリレーに出場される皆さんです!最後までご覧ください!!

 

鈴木わかば(短4・総合政策) 女子100m、200m

執筆者:藤永祐利(4年)

女子100m・200mに出場する鈴木わかばを紹介します!

今回の注目ポイントは、①個人2種目出場、②塾記録の更新可能性です。

 

  • 個人2種目出場

一昨年、昨年と日本ICは個人種目で出場することはできていませんでしたが、今年はパワーアップして個人2種目で日本ICの舞台に帰ってきました。両種目とも、今年の7月20日の日大記録会においてPBを更新、日本ICの参加標準記録を突破しています。少し振り返ると、100mでは午前10:30のレースながら、しっかりとしたパフォーマンスを見せ、高野コーチの「激アツじゃねぇか」を引き出しました。そして、忘れてはいけないのは同日14:00開始の200m。PBかつ日本ICのB標準突破の会心のレースなのは間違いないのですが、高野コーチの「激アツじゃねぇか」のインパクトが大きすぎたのか、この前「わかばさんって200mも切ってたんですね」という声を聞いてしまいました。。。みなさん、100mも200mの2種目で出場することをご認識いただき、次のラウンドに進めるようご声援いただけますと幸いです!

 

  • 塾記録の更新可能性

前述の通り、7月の日大記録会で、PBを更新し、日本ICの参加標準記録を突破したのですが、慶應にとっては別の意味を持つ記録ということをみなさんご存知でしょうか?勿体ぶっても仕方ないので書きますが、100mの11秒82(+1.1)及び200mの24秒65はいずれもその種目の塾歴代3位の記録なのです。現在の女子100mの塾記録は竹内爽香さんの持つ11秒71(+2.0, 2017)、200mは中村宝子さんの持つ23秒81(+1.6, 2008)となっています。特に100mは、準決勝、決勝とラウンドを進めることも期待されるのは当然ながら、塾記録の更新も視野に入ってきており、期待がかかります。同期には塾記録ホルダーが多くいる中で、彼女もその1人として名を刻む日はもう目前まで来ていると思います。ぜひ皆さんには、順位にも記録にもご注目いただきたいところです!

 

笑っても泣いても最後の日本インカレ、悔いなく走れるようサポートしていきます。

 

 

男子4×100mR

執筆者:藤永祐利(4年)

昨年は日本選手権リレーこそ制したものの、日本ICでは5位。日本ICの借りは日本ICでしか返せない。そして、今年の関東ICは予選落ち。日本選手権チャンピオンとしてのプライドを胸に、再び学生チャンピオンを目指す戦いにぜひご注目ください!

篠宮健吾(短4・法)

リレーチームの精神的支柱、短距離ブロック長。

今年の個人種目はパッという感じではないですが、リレーに懸ける想いは人一倍ですし、このメンバーでバトンを繋ぐ機会は残り少ないからこそ、燃えているものがある(と勝手ながら思っています)。リレーに加え、個人種目では100mに出場します。ランキング下位ではあるものの、0.01秒の勝負の世界。何が起きるかわかりません。普段はもの静かだけど、実は熱々の篠宮くんの応援をよろしくお願いします!

大島琉偉(短3・経済)

リレーチームの起爆剤、次期主将。

私がある同期と「正直、状態が上がっている選手、あんまりいないかもね」というネガティブな話になった時に、「琉偉は良さそうだよね」とそうこう話して、こうして選手紹介を書いているうちに、昨日(9月14日)の東海スプリントでPBを更新(10秒58, +0.7)、関東ICのA標準を突破しました。大きな怪我も経験した苦労人だと思うので、素直に嬉しく思っている先輩や同期がいっぱいおり、私もその1人です。リレーチームを、競走部を勢い付けるスタートダッシュから目が離せません!

豊武尚浩(短2・法)

黙々と練習を積み上げる、虎視眈々系スプリンター。

今年の関東ICでリレーメンバー入りを果たし、8月には10秒77で関東ICのB標準を突破しました。こうした成功があるのは、コツコツと努力を積み上げたからだと思っていますし、周囲もそう感じていると思います。特に、動画を何度も見返している姿だったり、少し怪我をして状態を悪くしている中でも自分にできることをしっかりと積み上げる姿だったりは間違いなく周囲に良い影響を与えています。着実にレベルアップしており、虎視眈々と上の舞台を目指す彼の姿に釘付け間違いなしです!

中島叶雅(短2・商)

いつもニコニコしている、100m〜400mをこなすマルチスプリンター。

今年は100mでの関東IC出場も果たし、着実に成長を見せています。また、100m〜400mをこなせる貴重な戦力として、とても大きな存在感を放っていることには異論がないでしょう。昨年は1年生ながら日本ICや日本選手権4×100mR予選で、安定感のある走りでチームをしっかりと決勝の舞台に進めましたが、その姿を見て「勝利の裏にはこうした選手の活躍が欠かせない」と思ったのを覚えています。マイルも出走の可能性がありますから、そちらにもぜひご注目ください!

岩舩遙信(短1・環境情報)

新潟出身のスーパールーキーその1。

強豪・新潟明訓高校で高校1年次から主力として、4×100mRで2年連続入賞に貢献、3年次は惜しくも決勝の舞台を逃すも、こんなにリレー経験が豊富な選手が入部してくることはそうそうないです。また、遠くから見ていても、素人目線でも、これからの伸びを感じさせてくれる滑らかな走りが特徴です。この秋に引退する身で恐縮ですが、早くも今後のことが気になる選手の1人で、このブログをご覧になる方にも、ぜひ覚えていただけると嬉しいです。出走の可能性自体は、というところですが、今後の活躍をから目が離せない選手の1人です!

藤井清雅(短1・総合政策)

千葉出身のスーパールーキーその2。

こちらは全中王者という輝かしい経歴を持つ、スプリンター。五十音順の関係で、「その2」にせざるを得ないことお許しください。入って間もない頃に、過去の自分を壊し、新しい自分を作るために、高野コーチにアドバイスをもらって、何度も試行錯誤を繰り返していた姿がとても印象に残っています。まだまだ、発展途上というよりむしろ進化中というところだと思うので、競走部4継チームの未来は藤井、岩舩を筆頭に明るいですね!今後の活躍に期待がかかります!

 

 

男子4×400mR

執筆者:園田翼(3年)

松本麗央(短M1・理工学研究科) 

麗央さんほどユーモアがある人を私はあんまり知りません。私は彼がたまに書いてくださるマネブロが大好きです。実は(?)麗央さんってちょっと、いやだいぶ?おかしい人なんですよね。例えば冬季練習中。短長メニュー全員完走したな〜今日もきついメニューだったな〜と思って見ていたら、短短メニューに麗央さんの姿がある。こんな光景は日常茶飯事でした。そんなに足が持つのも、体力が持つのも、メンタルが持つのも、麗央さんは常人ではないことを示しています。もちろん院生なので研究もえぐっています。ある試合で麗央さんと2人の時があったんですが、決勝レースの前にずっと英語で書かれた論文を読んでいました。同じ26卒なのに就職活動のアドバイスももらっちゃいました。そんな麗央さんも久保と同じでめちゃくちゃ負けず嫌いです。後輩のPBを見ると、俺も負けてらんねえなと自分を奮い立たせています。当日もさまざまな刺激に打ち勝ってくださるのを信じてます!

横井健道(短3・法)

私たち108代唯一の短長所属の横井。同期の全カレ出場選手紹介ができて私はとっても幸せです。彼はホットハートクールヘッドという言葉が非常に似合う漢に成長しています。情熱は変わらず、今でも短長メンバーを奮い立たせてくれている横井ですが、自分の競技に関してはとても俯瞰して考えている印象です。今、ここで意味もなくもう一本行っても質のいい練習にはならない。そう言って質が高く、自分の納得のいく練習を常に積んできました。そして何より上昇志向がすごい。周りの選手もとことん分析して、自分との違いや逆に真似できるところを考えています。常に自分の一歩先が見えていて、それに必要なステップもわかっているタイプだと思います。横井が今年の早慶戦で関東インカレのA標準を突破した時、会場が一体感を持って興奮していたのをよく覚えています。横井、本当に応援される選手になったね。私自身、横井の走りが楽しみで仕方ないし、全日本インカレで横井の応援ができることが嬉しいです。頑張れよ!

久保亮太(短2・法)

みんなに愛されるKBこと久保くん。最近は1年生の立見に同僚っすと紹介されました。舐められているようで嬉しそうでした。
そんな彼は類を見ないほどの負けず嫌いです。「すみません20分後にもう一本200行くのでタイムお願いします。」と何度言われたことでしょう。彼はチームメイトに競り負けた時も、自分自身の目標に叶わなかった時も、何かに負けたと感じたらもう一本確実に行きます。それが彼の原動力でもあり、強さでもあるんだろうなと思います。最初は短短として入部した久保は、いつの間にか今のマイルチームを引っ張っていくような、大きな背中に成長しました。競技の話を聞くとちょっと早口になる感じも、「俺今回の試合無理っす」とか言いながら実は何も諦めていない感じも、めちゃくちゃ応援したくなります。可愛い後輩です。久保ならいけるよ!パッション!!

中島叶雅(短2・商)

競走部のかわいい弟的存在の叶雅。塾高から足速い後輩が入ってくると短距離の同期から聞いた時、どんなゴツいのが入ってくるのだろうと思ったら叶雅でした。人懐っこくて可愛くて、あの笑顔はたくさんの人を虜にしてきたでしょう。少なくとも現3年マネの2人は叶雅の笑顔にメロメロです。そんな彼も笑顔が消える瞬間があります。それが競技の話を真剣にしている時です。普段はなんだかふにゃふにゃしているのに、競技の話を振るとめちゃくちゃ真顔になって、急に論理的になります。そんな彼は、とっても「チーム」で戦うことに重きを置いているように見えます。今まで400mRでも1600mRでもさまざまなレースを経験してきていて、まさにリレーのスペシャリスト的存在になっている彼ですが、それは彼がチームを大切にしていて、周りをよく見ているからだと思います。チームの流れを作ってくれるような走りが楽しみです!

宮崎航平(短2・経済)

いつの間にかマイルメンバーに選ばれるのが当たり前になった宮﨑。今年の関東インカレでは、突如4走を任され、期待を大きく超える走りを見せてくれました。彼のパフォーマンスはチームの士気を大いに高め、来年がさらに楽しみになるような存在感を発揮しています。最近では、後輩たちを引っ張るような走りも見せてくれて、頼もしい限りです。普段は少しダルそうな雰囲気で歩いたり話したりする彼ですが、それも宮﨑らしさだなあと思います。スタイルもよく、イケメンな彼はなんだかモテそうな雰囲気を漂わせていますが、悩みもあるようで。本人は「女性に相談してキモいと言われたら立ち直れない」と語って私には話してくれません。そのシャイな一面もとても可愛いです。そんな彼も競技に向かう姿勢は真剣そのものです。彼なら大舞台でもっともっともっと伸びてくれるはずです。応援してるよ!

沼田直樹(短1・法)

とってもポテンシャルのある沼田くん。短距離の同期や後輩の話を聞いていると、今年の冬季で化物級に成長する予感がするとのことです。とっても楽しみです。入部してきて、コンスタントに練習では前にいるな。程度のイメージだった彼はすぐさま関東インカレB標準を突破。そして沼田の快進撃は止まりません。なかなか他の選手がいい記録を出せない競技会でもPBを更新し、その強さを証明してくれました。沼田は陸上競技自体を楽しんでいるなあという印象を受けています。練習間に少し走高跳の練習に混ざっている時もバンバン飛んでました。しかもハサミ跳でかなりの高さでした。ここにもポテンシャルがあるのか、、と感じました。あと、彼といえば【マジシャン!】ですね。色々な人に沼田のマジック動画を見せてもらっていて、そのクオリティに驚いています。いつか生で見せてね。インカレは沼田にとってもいい経験になると思います。全部を吸収して活躍してね。

 

 



 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

明日以降も全カレ出場選手たちを紹介いたします!ぜひお楽しみに!!