早慶戦1日前!~4年生対談③~

こんにちは!4年マネージャーの松木と、3年マネージャーの黒住です。

ついに、第100回早慶対抗陸上競技会前日となりました。
一昨日より行ってきた4年生出場選手による対談も本日が最後になります。
会話ベースの記事により、選手の素顔が垣間見えたのではないでしょうか。

本日のメンバーは以下の通りです。

篠宮健吾(短距離ブロック長・法法4):対抗男子100m、対抗男子4×200mR出場

小林一揮(跳躍・法政4):対抗男子走幅跳出場

穂苅大和(投擲ブロック長・理工4):対抗男子円盤投、対抗男子やり投出場

日根千晴(跳躍・商4):対抗女子走幅跳、対抗女子走高跳、対抗女子4×100mR出場

本日も昨日までと同様に4つの質問を中心に対談を進めました。
ぜひお楽しみください!


早慶戦を振り返ってみて

*:印象に残った試合、他の人のパフォーマンス、特に縛りはないのでこれまで印象に残ったことについて教えてください。

 

日根:私が1年生のときに主将を務めていた酒井さんの跳躍ですかね。
私は審判員として、酒井さんの幅を1番近くで見ていて、主将としてしっかり1位をとった試合がかっこよかったなぁ。4年生の早慶戦を身近で見れたことは大きかったな。
(補足:第97回大会は、新型コロナウイルスの影響で全員参加ではなく、審判員のみが見ることができました)

 

篠宮:2年生のときに、OP100mでベストを更新したときですね。
正直、ベストが出ると思っていなかったから素直に嬉しかった。練習でいい感じをつかんでいけそう、っていう思いと痛い部分もあって、、という状況だった。
(補足:篠宮はこの大会で、10″67をマークし、自己ベストを0.1秒縮め、このシーズンで0.28秒更新しました)

 

小林:去年初めて対抗で出て、シンプルに対抗で出れて嬉しかった。ただ結果は自分の中で納得のいくものではなかったんだよね。早慶戦の前の試合で、自己ベストを更新していたし、会場も日吉だったから、まだ伸ばせるという自信があった。
だからこそ、振るわなかったという悔しい思いがとても印象的に残っているなぁ。

 

穂苅:2年前の第98回大会
理由はシンプルで、その早慶戦しか勝ってないからなんだよね。やっぱり勝つって嬉しいよね。
100回やって、20回くらいしか勝てていない中で、2年生の時に勝利を経験できたことは、自分の中でもすごく嬉しかった。
対抗の4×200mRの前に慶應の勝利が確定したときの嬉しさと、みんなの盛り上がりようは本当に印象的だったなぁ

慶應の強み

*:実際に対抗選手として出場している中で慶應の強みだなと感じるところはどこですか?

 

穂苅:早稲田と比べると慶應は自主性が重んじられるような印象がある。良い意味で自由があるような感じのところがあると思っていて試合中の雰囲気でもそう感じる。手拍子だったり掛け声でチーム全体で盛り上がっていこうっていう雰囲気がある。その勢いが選手と応援の一体感を生み出してチームで繋がりを生んでいる気がする。そういう自由な風潮が慶應の強みだって感じた。

 

日根:フィールドのほうが応援を感じられる場面は多いかも。今まで振り返ってみても普段より試技の前に「一本!」っていうふうに声出してくれる人も多いし近くで応援してくれるからすごく力になる。それ以外にみんなが同じ空間にいるっていうところも大きい。普段の試合だとサポートだけの帯同だけど、早慶戦はみんなが競技の前にたくさん「頑張ってね」って言ってくれるのはすごくやる気につながる。

 

小林:あとは他の試合よりもフィールドの動向に注目してもらえている気がする。得点源になるっていうのがあるからかも。だからこそ自分も頑張って得点を取らなきゃって気持ちが強くなる。
注目度が高まるって言ったら八継(4×200mR)は特にだと思うけどどう?

 

篠宮:集中してる時はあんまり応援は聞こえないかも(笑)
慶應の強みって言ったらやっぱり日吉でやれることは大きい。ホーム開催の分手厚くサポートしてもらえるところも大きいね。

 

日根:日吉だとサポートがみんないるからケアとか受けやすかったり、欲しいものやして欲しいなって思ったことを全部してもらえるなーっていうのはすごいありがたいな。

 

小林:うわっ全く同じだ!

 

穂苅:間違いないね。対抗戦前とかコンディションチェックとか健康管理とか色々やってくれて、熱意もってサポートやってくれるところって他ではなかなかない。サポートも一体になってやっていくってところが一つ早稲田への勝利の近道なのかな。

最後の早慶戦に向けた想い

*:最後の早慶戦に向けた想いと意気込みを聞かせてください!

 

日根:早稲田はやっぱり戦力分析を見ても女子は強いし、専門種目の強い人がたくさん出場するなと感じてます。でもやっぱり最後の早慶戦だし、勝つことは難しいかもしれないけど、どれだけ点差を縮められるかといったところで、私自身も得点に貢献していけたらいいなと思っています。

 

篠宮:4年生としてとか、最後としてとか、そういうことにはあまり囚われずに目の前の1本、1本を大切に走りたいと思います。その先で、勝利をつかみ取りたい。

 

小林:去年記録的に悔いが残ったところがあるから、今年は本当に自分のベストをそこで出したいなと強く思う。そうすれば、点数もおのずとついてくるしね。

 

穂苅自分の記録というのはもちろんそうなんだけど、やっぱりとにかく勝ちたい。その思いが強い。結局、勝たなきゃ始まらない。記録も大事だけど、順位にこだわって、1つでも上の順位、1点でも多くもぎ取って早稲田に勝つしかない。それに尽きるな。

 

番外編~自分のブロックの注目選手~

*:では最後に番外編ということで、今回活躍が期待できるブロックの後輩は誰ですか?

 

小林:跳躍はやっぱり若原(経済3/対抗男子走高跳出場)稲井(法3/対抗男子走高跳出場)かな。走高跳でどこまで得点を取れるかっていうところが鍵になるかな。若原は1m95で安定している。稲井は未知数だからどこまで行けるか(笑)

 

日根:あと細萱(法1/対抗男子走幅跳出場)もね。怪我明けの復帰戦ってところで怪我せずに頑張ってほしい。実力を出せれば彼は強いから期待している。

 

篠宮:短距離は対抗選手は女子も男子も下級生が多いので、みんな注目してもらえれば!

 

穂苅:投擲はブロック員で出るの自分以外に1人しかいないけど(笑)
やっぱり倉田(環境情報2/対抗女子やり投出場)には勝ち切ってほしい。圧勝してもらいたい。あとは投擲種目は混成とも密接に関わってくる。混成の新入生が4人入ってくれて早慶戦、そしてこれからの慶同戦含めて彼らが投擲のキーマンになってくる。その点でも一年生には期待している。

 

*:4年生として下級生を引っ張りながら勝利できればなというところですね。それでは以上で対談をおわらせていただきます。ありがとうございました。

 

一同:ありがとうございました。


最後までご覧いただきありがとうございました。

第100回早慶戦も明日へと近づいてまいりました。当日皆様に日吉で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

日吉の地に「丘の上」、「若き血」を響き渡らせられるよう、熱い応援のほどよろしくお願いいたします。