【試合報告】第102回関東学生陸上競技対校選手権大会~男子1部~

こんにちは、全体マネージャー4年の桝田です。

5月11日(木)~14(日)に行われました、第102回関東学生陸上競技対校選手権大会の結果を報告いたします。

今回の関東インカレは、「男子1部第12位、女子1部第14位、男子3部8位」という結果に終わりました。106代で目標に掲げた「関東インカレで男女共に8位入賞」には及ばず、悔しい結果となりました。

しかし、11名の入賞、2名の塾記録更新(女子棒高跳、女子やり投)、PB更新、日本選手権標準や全日本インカレ標準記録突破など、慶應競走部の「強さ」を示すことができた場面もありました。

そして何より、4年ぶりに声出し応援のある関東インカレが戻ってきたことを嬉しく思います。

4日間のうち3日間は、あいにくの悪天候となりましたが、足元の悪い中現地に足を運んで応援してくださった皆様、SNSを通してエールを送ってくださった皆様、あらゆる面でご支援くださった皆様、大会の開催にあたりご尽力いただいた皆様、すべての方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。皆様の応援やご支援が、一人一人の力になっておりました。ありがとうございました。

今後の公式戦、そして来年の関東インカレに向けて、部員一同精進してまいります。引き続き慶應義塾體育會競走部への温かい応援のほど、よろしくお願いいたします。

本日は総合結果、男子1部の結果、そして入賞者、出場した4年生のコメントを掲載しております。ぜひ最後までお読みください。


総合結果

【男子1部】
総合:第12位 29点
トラック:第9位 13点
フィールド:第7位 16点

【男子3部】
総合:第8位 3点

【女子1部】
総合:第14位 20点
トラック:第17位 5点
フィールド:第8位 15点

男子1部 詳細結果

【100m】
●予選
廣木亮太(副将/理4) 10“34 (+2.9) 組3着 q
篠宮健吾(法3) 10“35  (+2.8) 組4着
大島琉偉(経2) 10“97 (+1.7) 組8着

●準決勝
廣木亮太(副将/理4) 10″37(+1.6) 組4着
 PB 全カレB標準突破 日本選手権標準突破 塾歴代5位

【200m】
●予選
廣木亮太(副将/理4) 21″23(+2.8) 組6着
篠宮健吾(法3) 21″51(+3.2) 組5着
三輪颯太(環3) 20″89(+1.6) 組1着 Q
 日本選手権標準突破 塾歴代4位

●準決勝
三輪颯太(環3) 21″20(+1.6) 組1着 Q

●決勝
三輪颯太(環3) 20″86(+3.8) 第3位 6点獲得

【400m】
●予選
豊田兼(環3) 46″74 組1着 Q
中島叶雅(商1) 49″49 組6着

●準決勝
豊田兼(環3) 47“44 組1着 Q

●決勝
豊田兼(環3) 46″57 第2位 7点獲得

【800m】
●予選
奥泰貴(商3) 1’56″60 組8着
井上丈瑠(経2) 1’56″80 組6着

【1500m】
●予選
野田大晴(経1) 4’01”62 組17着

【5000m】
●決勝
安倍立矩(理3) 14’40″86 第30位
木村有希(総3) 14’21″99 第23位
安田陸人(商1) DNS

【10000m】
●決勝
木村有希(総3) 29’45″27 第26位
安田陸人(商1) DNS

【ハーフマラソン】
●決勝
田島公太郎(長距離ブロック長/環3) DNS

【110mH】
●予選
岩井章太郎(環3) DNS
豊田兼(環3) DNS

【400mH】
●予選
鈴木悠真(短長ブロック長/理4) 52″48 組4着
豊田兼(環3) DNS

【3000mSC】
●予選
黒澤瑛紀(総4) 9’24″65 組14着
鈴木太陽(環2) 9’35″95 組17着

【4×100mR】
●予選
岡村大喜(法3)-三輪颯太(環3)-廣木亮太(副将/理4)-篠宮健吾(法3) 39”80 組4着 q 歴代7位タイ

●決勝
岡村大喜(法3)-三輪颯太(環3)-廣木亮太(副将/理4)-篠宮健吾(法3) DQ

【4×400mR】
●予選
西元寺遼介(総3)-中島叶雅(商1)-鈴木悠真(短長ブロック長/理4)-横井健道(法2) 3’20″05 組8着

【走高跳】
武田翔太(法4) 2m11 第3位 6点獲得
須﨑遥也(商1) 2m08 第6位 3点獲得

【走幅跳】
イベルブランドン(総3) 7m16 (+5.4) 第14位

【三段跳】
三浦和真(跳躍ブロック長/理4) 15m30(+2.6) 第8位 1点獲得
イベルブランドン(総3) 15m12 (+2.4) 第12位

【やり投】
伊藤達也(主将/商4) 70m66 第3位 6点獲得
 PB 全カレA標準突破 塾歴代3位

男子1部 入賞者&4年生コメント

三輪颯太(環3) 200m 第3位・4×100mR出場

今年は4継と200mに出場しました。
4継ではチームの走力が大幅に上昇し、表彰台が狙えただけに、本当に悔しいです。第100回大会からの出場している人間として、これまでのメンバーの思いも背負って、来年こそは必ず結果を出します。
100mを見送った判断は、体力を温存できて200mの結果につながったので、良かったと考えています。しかし多種目で結果を残しているライバルたちも居るため、まだまだ体力を付ける余地があると感じました。
4日間サポートと応援ありがとうございました。

 

豊田兼(環3) 400m 第2位


今回は400mだけに絞る形で関東インカレを終えました。結果としては1種目に絞ったからには8点を狙いたかったので悔しいです。ただ膝の痛みとその後の体調不良を考えると自分の最大限の結果だったと思っています。

試合続きの中ですが日本選手権までは駆け抜けますので応援の程よろしくお願いします。

 

武田翔太(法4) 走高跳 第3位


男子走高跳に出場させていただきました。結果としては3位入賞と、人生初のメダルを獲得することができました。しかし、試合内容を振り返ると、個人的に建てていた目標である①最低限の目標として自己ベスト更新、②220センチ跳躍成功、③一番大きな目標として優勝、これらのどれも達成できず非常に悔いが残る内容でした。
この4年間の雪辱を果たせるのは全日本インカレが最後なので、カンカレの反省を生かして練習に臨んでいきたいと思います。

最後にはなりますが、応援・サポートありがとうございました。

 

須﨑遥也(商1) 走高跳 第6位

 

シーズン2戦目ということで跳躍にかなりムラがありました。記録的には納得いっていませんが、初めての関東インカレで入賞して得点を取れたことを非常に嬉しく思っています。
6月4日からはアジアジュニアがあります。そこで最高のパフォーマンスができるよう、これからも引き続き頑張っていきます。応援よろしくお願いします。

 

三浦和真(跳躍ブロック長/理4) 三段跳 第8位

1部男子三段跳に出場しました、跳躍ブロック4年の三浦和真です。
15.30mで8位という結果でした。応援ありがとうございました!

記録・順位ともに満足のいくものではありませんが、6本目に15m後半のジャンプができ(ファールで記録は残りませんでしたが)、16mが見えたのは大きな収穫でした。悔しいですがまだまだ改善すべきところはたくさんあるため、切り替えて全カレで16m以上を跳ぶために練習を積んでいきたいと思います。

 

伊藤達也(主将/商4) やり投 第3位


今年の関東インカレは特別でした。

まずは主将としてチームを先導したいという思い。男子1部でチーム最初の得点機会であること。1年以上超えられない70mの壁。多くの重圧がある中での戦いでした。その中でも、多くの人の応援やサポートのおかげで、それら全てを自分の力とすることができました。結果として70mを投げ、後輩たちに勝負の世界で戦い抜く背中を見せることができたと思います。

ただ、1位2位との差も感じた大会にもなりました。全国で勝つために、今後も精進していきたいと思います。

応援・サポートをしてくださって皆様、本当にありがとうございました。

 

廣木亮太(副将/理4) 100m・200m・4×100mR出場


まずは素直に100mでPBを更新できてとても嬉しいです。みんなの熱い応援あっての結果だと思います。今までの陸上人生の中で一番テンションが上がった試合でした。
とはいえ100mは決勝まであと0.01秒、四継ではバトンミスで失格とあと一歩のところで結果を出すことができなかったのも事実です。全日本インカレでは後悔が残らないように、関東インカレでの経験を最大限活かして再び練習に励みます。

 

鈴木悠真(短長ブロック長/理4) 400mH・4×400mR出場


最後の関東インカレ。
“勝つ“か“負ける“かの世界で、今回は敗れましたが、こんなに楽しいコトは無い!
と、陸上にさらにハマった大会でした。

今大会に向けて支援してくださったOBOGの方々とサポートの皆さん、慶應に勢いを与えた主将副将、そして応援でレースを共に闘った皆さん。
この仲間達の力を借りて、走ることができました。
本当にありがとうございました!

 

黒澤瑛紀(総4) 3000mSC出場


8分台と決勝進出という目標達成のために、攻めの走りをすると覚悟を持ってレースに臨みました。序盤から先頭集団でレースを進めて、この結果だったので、後悔はありません。1ヶ月前に故障と体調不良が重なり、満足いく練習が積めなかったことが全てだと思います。付け焼き刃で通用するような、そんな甘い世界ではありませんでした。でも、2度も関東インカレという大舞台を走ることができて、本当に幸せに思います。
次の公式戦は箱根駅伝予選会なので、有終の美を飾れるように後悔のない日々を送りたいと思います。
沢山の応援、本当にありがとうございました!!


以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は男子3部・女子1部の試合報告となります。ぜひご一読ください!