【2022年シーズン】黄K資格取得選手紹介!

こんにちは。2年マネージャーの藤永です。

少し前は寒さと格闘していたのにも関わらず、ふと気づけば春の暖かさを感じる季節になりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか??

長距離ブロックの選手の多くは、本日行われた学生ハーフでシーズンインを迎え、

他ブロックの選手は3/17(金)〜3/19(日)に行われる関東学連の春季OP競技会でシーズンインを迎えます。

そんな「いざ、シーズン!!」といった時期ではございますが、咋シーズンに「黄K」の着用資格を満たした選手を紹介いたします。

昨シーズンはインカレの入賞や塾記録による着用資格を満たした選手が3名誕生いたしました!

若干前置きが長くなっておりますが、簡単に「黄K」の着用資格についても説明させてください。

黄Kの着用資格には、現在大きく分けて5種類あり、

①塾記録保持者

②早慶戦優勝者

③日本選手権入賞者

④全日本インカレ・関東インカレの入賞者(ただし関東インカレ2部・3部の場合は3位以上を対象)

⑤箱根駅伝本戦出場者

(※①〜④は記録レベルによっては、着用を許可しない場合がある。)

以上となっています。

今回は昨シーズン中に黄K着用資格を満たした3名の選手に、

①昨シーズンの振り返り ②今シーズンの意気込み

の2点を書いていただきました!ぜひ最後までご覧ください!!

大久保 綺更(副将・跳躍・環境3)

 

①私は昨年の関東インカレで6位入賞して黄Kを頂きました。

黄Kの存在がどれほど重要なものかって部員によって違うと思いますが、正直私は頂くまで黄Kの存在を強く意識したことはありませんでした。

私の中で黄Kは公式戦入賞や塾記録更新などの結果の先にあるものであって、
それ自体が目指す対象ではなかったからです。

そんな感じで私は結果を求めて、昨年は関東インカレ入賞を目標に活動していたわけですが、
その中で私は改めて、本当に多くの方々に支えられているんだということを実感しました。

私は人に頼ることが得意なタイプではなくて、基本一人でなんとかしがちなんですが、目標に向かって進む中ではやっぱり自分1人ではどうにもならない時もありました。

そんな時にマネージャーやトレーナー、一緒に闘う仲間、先輩コーチなどがいつでもどんな話でも真剣に聞いてくれたり、なんなら人を頼れない私を察して何も言っていなくても変化に気づいて言葉をかけてくれたりして、それが本当に活力になりましたし、改めて仲間の有り難みを感じる瞬間になりました。
私は、そういった仲間の支えがあってこその結果だったと心の底から思っています。

そしてその関東インカレを経てその後何度か黄Kで出る試合を経験し、徐々に黄Kに対して感じることが変化していきました。
最初にお話ししたように当初は特に黄Kに対して何も思っていませんでしたが、今では自分のユニホームに描かれた黄Kが、試合の中で更に自分を掻き立ててくれるトリガーのようなものになっています。
黄Kが自分一人の力だけではなく部の仲間に支えられ得られた結果で頂いたものだからこそ、より一層部のため結果を残すんだというエネルギーを湧かせてくれるものになっているのだと思います。

競走部で陸上競技を続ける意味って部員それぞれ違うと思いますが、以前中野が全体集合でもお話ししてくれたように仲間の存在ってやっぱり大きいなと思います。
   
②黄Kを頂けたこと、とても光栄に思っています。
しかし今私が持っている3.80という記録で考えると、女子棒高跳の塾記録保持者は同記録で3人いますし、全国的にも3.80跳べる人って沢山いるんですよね。
更に、きっとこれから慶應競走部に入部する女子棒高跳選手は数え切れないくらいいるはずで(リクルートリクルート。)、今の記録のままでは塾記録もすぐに塗り替えられてしまうと思うんです。

そんなこんなで私は塾記録を残すのなら未来の後輩から「この人いつまで経っても記録塗り替えられてないな、誰か知らないけど」って言われ続けるような塾記録でなければいけないと思っています。
それが今後の後輩のモチベーションにも繋がるだろうし、率直にそういう存在ってかっこいいなと思いますし、結構”強者”感ありませんか?

学生記録4.30。これを超えることが私の大学ラストシーズンの目標です。
この部活で競技ができる1日1日に感謝しながら、貪欲に着実に結果を追い求めていこうと思います。

安倍 立矩(長距離・理工2)

①関東インカレ後、夏合宿中と故障が多く、思うように練習が継続できないもどかしいシーズンとなりました。できることが限られている中で、jogの質であったり、ポイントに対するメンタル作りなどの競技に対するこだわりが功を奏し、シーズンの最後には前々駅伝主将の杉浦さんが持っていた塾記録を更新することができました。「花の光作世代」をけん引してくださっていた先輩の記録を更新できたことは自分にとってこの上ない誉です。しかし、箱根駅伝予選会をはじめ、部で重要な位置づけとなっている公式戦では直接結果に貢献することができない不甲斐ない走りをしてしまいました。

②来シーズンでは記録だけではなく、六大や関東インカレにおける点数獲得、そして箱根駅伝予選会でのチームトップでの走りをしてチームに流れを持ってこれる選手になれるようまた一段と気を引き締めて練習に取り組んでいく所存です。

三輪 颯太(短短・環境2)

①今まで陸上をしてきた中で、大1のシーズンが初めて自己ベストを更新できないシーズンとなりました。それまでがうまくいっていたのもあり、とても悔しい結果で終わってしまいました。
これを受けて大2では自己ベスト更新を目標に掲げてシーズンに臨んでいました。
黄K着用資格を満たすに至った関東インカレ200m8位入賞という結果は、正直入部前に自分に寄せられていた期待以下であると認識してます。決勝に残ることができたのは良い経験になりましたが、目標であった自己ベスト更新には0.3秒程も及ばない結果で終わってしまい、正直もっとやれたのではないかと思っております。
この雪辱を晴らすために臨んだ全日本インカレでも、100mではなんとか自己ベストタイを記録できましたが、怪我で思うような結果は残すことができませんでした。
このように、私にとって黄K着用資格を満たした試合も含め、昨シーズンは不完全燃焼で終わってしまいました。

②今シーズンこそは、伝統あるこの黄K着用にふさわしい結果で偉大な先輩方に続けるように、いや、むしろ超えていけるような選手になります!
一足先に2023年シーズンインを果たしましたが、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。


以上となります!

今シーズンも今回取り上げた3名が変わらぬ活躍を見せる共に、新たな「黄K」資格者が誕生するとより一層部が盛り上がりますね!

今回は、「黄K」資格者の特集でしたが、4/2(日)六大学対校までマネブロでも様々な特集を組んで盛り上げて参りますので、乞うご期待!

最後までご覧くださり、ありがとうございました!