全体チームビルディング合宿報告

こんにちは。3年全体マネージャーの桝田です。

12/3(土)-4(日)に、千葉県の「リソルの森」にてチームビルディング合宿を行いました。1日目は、合宿実行委員主催の企画や焚火を行いました。2日目は、グループディスカッションや全体MTGを行ったり、スタッフの方の想いを聞いたりしました。そんな2日間の様子を写真と共にお届けします。

また、この場をお借りして合宿開催にあたりご尽力いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

開催に至るまで

10/30(日)の第2回ALL KEIO陸上祭から106代がスタートしました。我々106代は「強者であれ」というスローガンを掲げ、「関東インカレ男女8位入賞」を目指しております。関東インカレ8位入賞には「男子50点、女子25点」が必要となります。
これは一人のエースだけではできない、チームとして部員全員が同じ目線で同じ目標に向かわなければ達成できない目標です。そこで、監督・助監督発案の全体チームビルディング合宿開催に至りました。

合宿では「部員の交流促進」「帰属意識の向上」を目的とした、様々な企画を行うことになりました。計27名の合宿実行委員を中心に、1か月で合宿を作り上げていきました。

1日目

バスレク

日吉からリソルの森まで、3台のバスで向かいました。バスの中では、バスレクとして「自己紹介クイズ」を行いました。部員やスタッフの普段知らないような一面を知ることができ、非常に盛り上がった企画でした。

海ほたるにて

企画① 借り人競走

この企画ではグループが赤青黄の3チームに割り振られ、5人1組のリレー形式で行われました。

3つの箱から「○○な人」「〇人」と「○○しながら走る」というお題を引いて組み合わせ、それに合う部員を借りて走るという企画です。「同学年の人を連れてきてはいけない」というルールがあり、普段あまり関わらない人と関わることができました。どのレースでも白熱した戦いが繰り広げられました。

「黒マスクの人」「3人」と「カニ走りをする」
借り人競走企画班長の松尾(サポート1)

鹿又監督にもご参加いただきました

黄色チームの勝利!

 

企画② 鹿又さんを探せ

いわゆる謎解きアドベンチャーです。リソルの森の広大なエリア内を歩きながら、謎を見つけて解くことで、鹿又監督を探すというゲームです。競走部、陸上競技に関連した問題が36問用意されており、班でコミュニケーションをとり親睦を深めながら、謎を解くという楽しい企画でした。

答えを考える18班
問題を探して歩く11班

企画③ マシュマロチャレンジ

パスタ、マスキングテープ、ひも、マシュマロを使って自立可能なタワーを立て、そのタワーの高さを争うゲームです。チームワークと思考力、手の器用さが試されました。タワーを立てるのは想像以上に難しく、最後完成させられたのは全グループの半分ほどでした。

真剣にマシュマロタワーを作る16班
一番高いタワーを作り上げた14班

3つの企画の合計点が一番高かった14班には鹿又監督より豪華景品が贈呈されました。

 

優勝した14班(左から小林(跳2)、大島(短短1)、神田(中距離3)、葛西(長距離3))

焚火~夢を語れ~

焚火を囲み、夢を語りあいました。普段の部活では言うことのないような熱い夢を聞くことができました。

練習

午前中、箱根駅伝 関東学生連合チームに選出された貝川(長距離4)は、木村(長距離2)とともに練習を行いました。

ポイント練習をする様子(左から貝川(長距離4)、木村(長距離2))

グループディスカッション

午前中は、高野さん主催でグループディスカッションを行いました。第1部では「競走部の活動において大切にするべき能力ベスト5」、第2部では「質の高い練習をするために」というテーマで3人1組で話し合い、発表しました。

「競走部の活動において大切にするべき能力」としては、「行動力」「課題解決力」「自己理解能力」「気力」「コミュニケーション能力」「アジャイル型開発思考力」など様々な案があがりました。どの班も同じ答えになることはありませんでした。競走部において様々な能力が必要とされること、それぞれ異なる考えを持った部員がいることに改めて気づかされました。

第2部では「質の高い練習」つまり「主体的・対話的で、深い練習」をするためにどのようにチームビルディングをしていけばいいか、具体的な施策を話しました。ここでは、ベストパフォーマンス発表会、1日先生講習、下級生から上級生への1on1など今までになかった案が出ました。主体性を強制させることや、「教える」を「共有」にすることで、質の高い練習が生み出せるのではないかという意見もありました。

どちらのテーマでも活発な議論が行われました。1,2年生が積極的に発表していたことは印象的でした。部員全員が学年やブロックを超えて部のことを真剣に考え、意見をぶつけ合ういい機会となりました。

ベストパフォーマンス発表会を提案する伊藤(主将・投擲3)

スタッフの想い

合宿にご参加いただいたスタッフの皆さんから、「なぜ競走部でスタッフをやろうと思ったか」「部員に対してどのような想いを持っているのか」をお話しいただきました。

今までこのような機会はあまりなかったため、新鮮な気持ちでした。スタッフの皆さんの熱い想いを聞き、また部員のモチベーションになったように思います。

全体MTG

106代がスローガンとして掲げる「強者であれ」。その「強者」となるためには何が必要なのかについて、1日目の焚火のメンバーで話し合い、発表しました。「団結力」「それぞれの強みを生かすこと」「信頼関係」「結果を出すこと」など様々な意見が出ました。

発表する豊田(短長2)

合宿を終えて~俺たちの物語はまだまだ始まったばかりだぜ!!!~

今回の全体チームビルディング合宿は、106代としても競走部としても初の試みでした。開催にあたり大変なこともありましたが、ブロック間の垣根を越えた交流を促進することができ、非常に有意義な合宿にすることができたと思います。また、来年度入学してくれる高校生たちが参加してくださり、若々しい新鮮な雰囲気のなかで合宿を行うことができました。現役部員にとっても、高校生にとっても来年度以降の公式戦に向けたいい刺激になったと思います。

まだまだ冬季は始まったばかりです。公式戦勝利にむけて努力してまいりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

競走部の来シーズンにご期待下さい。