106代幹部紹介①

こんにちは!マネージャー1年の園田です。

日吉の銀杏並木も色づき始め、寒さも日に日に厳しくなってきました。そして、先月の30日に行われたALL KEIO陸上祭にて105代の先輩方が引退され、106代チームが本格的に始動しました。そこで本日から3日間、これから106代チームを引っ張っていってくださる新幹部の皆さんを紹介させていただきます。

新幹部の皆さんには以下の質問に答えていただきました。

① あなたにとっての強者とは

② 今年一年で目指す競走部像

③ 今年一年の個人の目標

 

ぜひ最後までご覧ください!

【投擲ブロック長】齊藤凜太郎(法3/投擲)

① 何に対しても真摯謙虚懸命な態度で取り組み続け、結果を出す者。

② 全ての選手・サポートがお互いを認め合い、各々の目標に向かって邁進し、結果をだせること。

③ 何がなんでも関カレに出場して、先輩・同期・後輩・師匠とうまい酒を飲む。


(左から齊藤凜、イベル)

【サポートブロック長】桝田咲(薬3/サポート)

① 私の思う強者は、信念の揺るがない人です。自分のことを信じ続けられる人が1番強いと思います。

② やっぱり鹿又監督がおっしゃっている「強くていいチーム」です。個人個人に強くなってもらいたいという想いと同時に、チームで陸上をやる意味をみんなが感じられるような部にしていきたいです。

③ 慶應のサポートチームが日本一のサポートチームになることが目標です。
選手にとって日本一だなあって思ってもらえるようなサポートをすること、選手のことを1番わかっている存在でいること。
それからサポート自身が誇りを持てるサポートチームにしたいです。

 

【主務補佐】竹内優太(法2/短短)

① まずは何よりも「結果」を出すことです。ここぞという場面、求められるところで自分の強みを発揮して結果を出すことです。

そして、それを達成するために諦めないことも強者である上で必要不可欠です。理想と現実に大きなギャップがあったとしても、最後まで挑戦し続けること、「自分らしく」あり続けてブレないこと、「結果」を貪欲に求める姿勢で他のチームメンバーに影響を与え、引っ張ることができる人こそ「強者」です。

② これは紛れもなく「強くて良いチーム」です。一人一人が自分のためだけでなく、誰かのために、チームのために動くこと、遠慮することなく腹を割って話せる関係であること、一人一人が「目的意識」をもつこと、そして、一人一人の能力や考え方を存分に活かしていただいてチームに還元していただき、それらをうまくまとめて「結果」につなげる、そういう強くて良いチームを目指していきたいです。

③ まず選手として、競技の「結果」にこだわります。下から這い上がって、チームを勢いづけます。達成できなかったらとか先のことは考えずに、とにかく突っ走ります。

主務補佐としては、一人一人が「強者」となれるようなサポートをしていきます。そして、一人一人がチームが強くなるために何が必要かを考えて、それを遠慮することなく意見することができる環境を作ること、つまり全員がチームの主体となって強みを発揮できるようなチームを作ります。そして、この代を最高の代にします。

 

【主務補佐】藤永祐利(法2/サポート)

①僕にとっての強者とは、「信頼され、応援される者」です。
これは、僕が106代幹部としての初集合時にお話ししたことと重なりますが、お付き合いください。

単に「強者」といえば、「強い者。他にまさる力や権力を持つ者。」という定義です。
陸上競技に落とし込んでみると、「競技力のある者」といったところでしょうか。

さて、ここで考えてみてください。
強者を競技力のある者と定義するとき、これは一人で達成できるものではないでしょうか。

そうです。単に自身の競技力向上を目的としたとき、チームで陸上競技に取り組んでいる意味が薄れてくるのです。もちろん、競技力の向上は慶應義塾体育会という場所で陸上競技をやるからには必要なものです。しかしながら、競技力がすべてではありませんし、勝利至上主義に陥ってはいけません。
そもそも、慶應義塾体育会とは慶應義塾の理念である「半学半教」や「社中協力」を体現する組織であり、その理念は、体位の向上、品位の陶冶、学生スポーツの本旨を全うすることにあります。つまり、体育会に所属する我々に求められているのは、競技力の向上はもちろんのこと、学生スポーツを通した人格形成にあるとも言えるでしょう。

とすると、(学生)スポーツ・競走部で得られるものは何でしょうか?
塾体育会の発展に貢献をした小泉信三氏は、スポーツが与える3つの宝の1つに「友」をあげました。
「友」とは他でもない、今この競走部に集う仲間たちです。そんな宝とも言うべき仲間たちと取り組むスポーツから得られるものこそが「信頼」だと私は考えます。この「信頼」という価値観は、先代105代のスローガン「陸の王者、再興」を支える3要素でもありましたが、「信頼」は各個人を強くするだけでなく、組織を強くするものです。
特に対抗戦においては、対抗選手は実力もさることながらその行動や品位からその他の選手・サポートの信頼を得ているものです。そして、それと同時に対抗選手は自身の競技に集中するために、対校戦に出ることのできない選手や我々サポートを信頼してくれていると思います。私は、そうしたお互いの信頼のもとに「原動力と応援」が生まれると感じています。今シーズンは、信頼関係があるからこそ生まれる原動力や応援というものをたくさん目にした気がしています。

少し回り道をしながら語ってきましたが、まとめると、
「慶應義塾体育会競走部」という、慶應義塾体育会、そして個人ではなく競走部というチームで陸上競技に取り組む中で目指すべきは、「競技力だけでなく品格を兼ね備えた、周囲から信頼・応援される者」が私の考える「強者」の形です。逆に言えば、こうした存在になることは、慶應義塾体育会競走部という場所で陸上競技に取り組む上での、一つの意義でありゴールになり得るでしょう。

下級生においては、いまだに体育会で陸上競技に取り組む理由を明確化できている人は少ないと思います。ぜひ私だけでなく、いろんな先輩の話や強者像を聞きながら、自分なりの強者像を持ち、競走部にいる意味を今一度問い直してほしいと思います。

②①が少し長くなってしまったので、手短にいきます。
と言いますか、ほとんど①と重なるのですが、
「1.信頼に溢れ、2.各々が競走部にいる意義を見出し、3.自分の思う強者像を目指せる」競走部でありたいと思います。

1.信頼
信頼が生み出すものは大きいです。先程は、対校戦の例を挙げましたが、日々の練習や業務にしても然りです。

2.競走部にいる意義
日々問い直したいものです。自分に何ができるのか、何になりたいのかを構成員が常に持っている組織は強いです。

3.自分の思う強者像
いろんな強者像があると思います。それをぜひ発信して、お互いの理解を深め、日々高めあっていきましょう。

③この1年間の個人的な目標は、積極性を持ち続け成長しながらもバランスをとること
主務補佐として、マネージャーとして、毎日忙しない日々を送っておりますが、まだまだ積極的に自身が目指す高みを追いかけていきます。その中で、バランスをとること(やりすぎないこと、情報共有を怠らないこと、組織に還元すること、自分の考えを発信すること、などなど)を意識して行動します。

 

【主務補佐】吉川昂希(総合政策2/短短)

「覚悟」がある人です。

覚悟とは自分の目標達成のために何も恐れない強い意志だと思います。
たとえどんなに相手が強くても、自身の覚悟をもって勝負に挑めるかが本当の強者だと思います。


②ただ仲が良いのではなく、強者であるためにどうしたらいいのかを全員が腰を据えて考えられるような部を作りたいです。
そこに学年や実力の壁はありません。
全員の意識が同じになって初めて見えてくる景色があると思ってます。

200mで全日本インカレに出場する。

大学で陸上を続けようと思ったきっかけは、中学の時に0.01秒で逃した全国大会に自分も出てみたいと思ったことでした。
「お前には無理だろ」なんて声が聞こえてきそうですが、あとわずかしかない陸上人生やれるだけやりきりたいと思います!

 


いかがでしたでしょうか。

明日、明後日も引き続き106代幹部紹介をお届けします。お楽しみに!!