4年生特集⑥~長距離編~

こんばんは!

 

2年長距離マネージャーの小林です。6日間かけて行っている4年生特集も本日が最後です。

約3年半、楽しいことや嬉しかったこと、そして苦しかったことも沢山あると思います。

沢山の経験をした4年生が何を語るのか。是非ご一読ください!

 


 

大上 椋輔(長距離4年・経済)

 4年間で競技者としては怪我が多くまったく結果を出すことができませんでした。2年の12月から選手兼マネージャーになり、少しずつサポートとしてチームの役に立てるよう頑張りました。今年の夏合宿ではマネージャーに重きを置き、選手がより練習しやすいサポートをできるよう考え行動しました。
マネージャーをやってみて、自分にしかない強みを活かす方法はたくさんあることに気付きました。チームで関東インカレや箱根駅伝本選等で戦えるよう、一人一人が最高のパフォ-マンスを発揮できるチームをつくってほしいと思います。
最高に仕事ができるマネージャーになることはできていないと思うので、「あつこの左腕」にしてみました。「ミギー」ならぬ「ヒダリー」です。次は誰のヒダリーになれるかな。


 大上さんの文章の通り、この夏からはマネージャーに重きを置いて活動してくださいました。

一緒に活動していく中で、一歩先を呼んで行動してくれる大上さんは頼もしくもう少し一緒に活動したかったというのが本音です。選手をやりながらのマネージャー業はかなり大変だったと思います。

ですがその姿勢が選手や一緒に活動していた私たちの励みにもなりました。

 

まだ競技場にはいらっしゃるとのことなのでこれからもよろしくお願いします!

大澤 太我(長距離4年・法法)


 競走部生活を振り返ってみると、色々なものに目を向けるようになりました。そこでぼくは「鏡」という言葉で締めくくろうと思います。

大学に入ってからは、慢性化された怪我の根本治療を克服して自己ベストへ繋げるにはどうしたら良いかといった個人の活動から、どうやったら新1年生を1人でも多く増やせるかといった組織としての活動まで、色々と試行錯誤を繰り返してきました。その過程で、自分のやっていることが本当に合ってるのかどうか、半分投げやりにやってないか、色々と周りと自分を比較しながら自分のやるべきことと向き合ってきたと思います。かなり長い間、鏡の中にいる自分を見続けてきてほんとに、、、

っていう内容は、全体ブログと長距離ブログどっちにも書いたんで、あんまり書くことないです笑


陸上競技を始めて10年間はしんどいが95%でしたが、残りのたった5%の楽しさに惹かれてここまでやってこれました。良いこと悪いこと、色々な経験をしてきて、選手としてではなく、1人の人間として、価値観や判断軸が自分の中で構成された競技生活でした!

3年半お世話になりました!


 私自身、大澤さんのレースを実際に見たことはありません。競技の面に関しては後悔のあるように多方面でおっしゃっていましたが、その中でも自分の出来ることは何かを考え続け長距離ブロックに多くのことを貢献して下さったと感じています。AO指導やグッズ作成等、活躍が表面化しづらい裏方役ともいえるような。だけどいなくなってしまったら大きすぎるものを率先してやってくださいました。

まだ、来年も長距離ブロックでAO指導などをしてくれると聞いて心強い支柱だなと思います。

ひとまず、4年間また競技者としての生活本当にお疲れ様でした!

貝川 裕亮(長距離4年・環境)

 結果を出す最大の方法は”地道な努力”の継続でした。

練習はもちろんのこと、毎日続けてきたチューブを使ったエクササイズ、弱点の仙骨に当てた超音波、ポイント前に必ず貼ったミオリーベ、ストレッチ、補強、体調管理、、そう言った1日取り組んだだけでは結果も出ないようなちょっとした取り組みも、ずっとずっと続けてきてようやく花が咲きました。
大学生活の半分の期間を怪我で潰して、「怪我と言えば貝川」と言われた僕も、最後の年は2月から10月まで大きな離脱なく走れるぐらい成長することができました。
そして、高校時代大した実績もない、才能に優れていたわけでもない、そんな僕でも最後の最後に夢の箱根へのチャンスを掴むことができました。

暗いトンネルも歩き続けていれば抜け出すことができる、それを身をもって経験できた最高の競走部生活でした!
最後に箱根走ってしっかり有終の美を飾ってきます!


 貝川さんってどんな人?と聞かれたら私はこれから「成功のコツはコツコツ!を体現した人だよ」と答えます。

蔵王合宿4日目あたりに宿舎前で行ったBCTの時に、本当に水ぶくれが痛いのだろうな。痛みが表情に滲み出ていました。いつ辞めてもおかしくないくらい痛みのだろうに、その中でも絶対にやり遂げる姿が本当に印象的でした。

学連での箱根出場の切符を掴みかかんだ今、その根気強さと泥臭さが結果で示しているなと感じています。

貝川さんは、長距離ブロックの”希望”です。1月までまだ一緒に頑張りましょう!

櫛野 公資(長距離4年・法法)

 「人」

とにかく人に恵まれました。言葉のとおり”同じ釜の飯を食う”経験なんてこの先一生できないんじゃないかな、本当にいい経験をさせてもらいました。

 

それだけじゃなく、サポートのみんな、他ブロックのみんな、こんな自分で結局最後まで何一つ競走部や長距離に点数を与えられなかったのに、今すぐに首を切ってもよかったのに、最後まで僕を受け入れてくれました。

こんなにも「人」に恵まれた環境でスポーツができたこと、感謝しています。

これからもよろしくね。


 櫛野さんは本当にこの言葉が似あうな、そう思います。

一緒に話しているとなんとなく落ち着くのが櫛野さんで、とにかく優しいのも櫛野さんです。また、櫛野さんと考えたときには絶対に笑った表情が浮かんできます。これを見ている皆さんもそうではないでしょうか?

笑顔で明るく、分け隔てなくみんなに接しているからこそご自身でも人に恵まれたと言えるのではないでしょうか。

これからも変わらない櫛野さんで居てください!

前原 裕磨(長距離ブロック長4年・法政)

 「挑戦」
私は中学高校と陸上部に所属していましたが、思うような成績を残せず、大学で競技を継続するつもりはありませんでした。
こんな自分でも箱根駅伝出場という幼い頃の夢に「挑戦」することができたのは、保科さんや競走部の先輩など沢山の方々の支えがあったからです。
4年間、沢山の愛する仲間たちと共に、最後の最後まで箱根駅伝出場を目指して「挑戦」できたことは、私の人生で最も大きな財産です。
今まで本当にありがとうございました。


 数年前に温子さんが書いたブログや前原さん自身のブログを読んで、覚悟を決めてこの部活に入ってきたのだろう。そんな印象がありますしだからこそこの言葉なのでしょうか。

私は前原さんの書いたものやおっしゃってることを見たり、聞いたりしていると原動力は”人のため”なのではないかと感じるときがあります。ご自身がどう思っていらっしゃるかは分かりませんが、少なくとも私は挑戦すると決め、目標にたどり着くまでの原動力として”人”の存在があって、そんな時に周囲が驚く結果を出しているように見えます。

新天地でも、前原さんらしくたくさん挑戦してきてください!

森田 剛史(長距離4年・経済)

 御縁

高校で一貫校のSFCに入学したこと、
高校在学中に慶應箱根駅伝プロジェクトがスタートしたこと、
競い合える仲間がいたこと、
これら全てに縁がありました。
私は中学まで大阪在住で且つ陸上もしていなかったことから、「箱根駅伝」はテレビで見るものに過ぎず、自分が目標にするなど考えてもいませんでした。
高校入学時も箱根駅伝プロジェクトはスタートしておらず、大学で陸上を続けるなど思いもよりませんでした。
しかし競走部に入れたこと、
そして満足のいく環境の下で箱根駅伝出場を目指せたこと等
全てに感謝しかありません。


 森田さんは、誰よりも人との関りを大切にしている人物なのではないかと私自信思っています。

ここで言ってよいのかは分かりませんが、森田さんのインスタのサブ垢には競走部の人たちのストーリーで埋め尽くされています。愛がないとこんなにたくさん上げたりしないよなと勝手に感じたり、、

また、マネージャー業務でタイム計測や動画等当たり前すぎることをやっているのに毎回「今日動画ありがとうね!」と私だけではなくマネージャー陣みんなに言って下さるのは森田さんです。

ある意味本当に純粋で、とても人懐っこく?そして人とのご縁も大切にする方なのだろうと思っています。

私含め競走部とのご縁も一生切らさないで下さい!

 


 

 今回のマネブロ(長距離編)にて4年生特集は以上となります。いかがだったでしょうか。

この競技生活を通して先輩方がどんな思いを持って取り組んできたのか、振り返った時にどんなことを思っているのか。

6回に分けての4年生特集で知って頂けたら嬉しいです。

 

また明日、10月30日(日)日吉陸上競技場にて「第2回ALL KEIO陸上祭」が行われます。

この競技会をもって4年生は引退となります。

 

頼もしい先輩方がいなくなってしまうことは、とても寂しく不安でもあります。偉大だからこそ残してくれたものも沢山あると思います。その残してくれたものを後輩である私たちが引き継ぎ今後も活動していきます。

 

明日、4年生の皆さんが晴れやかに競技・活動に終止符を打てるよう素敵な陸上祭になれば幸いです。

以上を以て4年生特集とさせて頂きます。