4年生特集②〜短長・主将編〜

こんにちは!1年全体マネージャーの園田です。本日も先日に引き続き四年生特集をお送りします。
今週の日曜日に日吉陸上競技場にて行われるALLKEIO陸上祭で四年生の先輩方が引退されます。そこで、例年に引き続き四年生の皆様に4年間を表す言葉と意味をお聞きしました。

みなさん今回が最後のマネブロ登場になるかと思います。4年間の集大成をぜひ最後までご覧ください!

藤木健人(短短・商・主将)

「つながり」

「つながり」は色々考えて全く決まらなかった翌日の朝に思い付いた言葉です。少々適当に決めましたが、自分の四年間を3つの意味で表した言葉かなと思います。1年生の5月に初めて試合に出たが肉離れして(ダジャレ的に言えばハムのつながりが切れて)、それから学生トレーナにお世話になりはじめ、自分の体を真剣に理解しようと思い始めました。怪我が多い自分は最初から最後まで学生トレーナーにお世話になりっぱなしで、彼らに恩返しをしたいという思いが陸上を続ける一つの意味でもありました。未だにそれは叶っていないけど、オール慶應では彼らのためになるような走りをしたいと思います。そして、自分が主将として走っている意味であった4継。関カレで三輪につなげることができず、全カレでは走ることすらできなかった4継。4継にかける想いが大きかった分、言葉にできないほど悔しい思いをしました。それでも、チームで一つの目標に向かって切磋琢磨して仲間の背中を押し、そして夢を後輩に託すことができる環境にいれたのはとても誇りに思っています。来年からはもう応援することしかできないと考えると少し寂しいですが、彼らならやってくれると信じています。最後の「つながり」はなんと言っても四年間やってきた競争部員とのつながりです。これは同期でだけでなく、今の1年生から社会人3年目の先輩方を中心としたつながりであり、こういった人たちとのつながりは一生ものだと思っています。濃密な四年間を過ごせたのも「つながり」があったからであり、競走部生活における全ての出会いに感謝してます。笑って終われるようにオール慶應は駆け抜けます。

正直、入部当初藤木さんは怖い方かも知れないと思っていました、。しかし、徐々に関わらせていただくうちに印象がガラッと変わり、本当に暖かい方だと今は思います。紛れもなく現在の競走部の強固な「つながり」は藤木主将のご尽力のおかげであると感じます。本当にありがとうございました。個人的に藤木さんはニタっとした笑顔が一番お似合いだと思いますので、最後に関カレ前の藤木さん最高の笑顔の写真を載せておきます。

岩浅優花(短長・法)

大学4年間での陸上は、とにかく怪我怪我怪我、その度に心が折れました。怪我をすること自体、自分の弱さですし、どうしようもない自分が本当に嫌いになりました。
そんな私がここまで競技を続けることができたのは、ありきたりな表現ではありますが、周りの方々のおかげでしかないです。競技場に行けば真剣に練習に取り組んでいる仲間がいて、話を聞いてくれる人もいて、全力でサポートしてくださるサポートの方がいて。転んでばかりの陸上生活でしたが、皆さんのおかげで立ち上がることができたので、この言葉を選びました。

 

早慶戦での応援メッセージにてさわさんが既に書いてくださっていたと思いますが、岩浅さんの背中はいつも私たちに道を示してくださっていたと思います。私たちは岩浅さんの背中を見ていたから走り続けて来られました。私は入部してまだ1シーズンしか経験していないので、岩浅さんが怪我に悩まされている姿は見たことがありません。サポートブロック長と競技者の両立は簡単なことではありません。しかしこのシーズンで大きな怪我がなく走り切れている岩浅さんの強さがあると思います。私は岩浅さんのハードルを飛んでいる姿が非常に好きなので最後の400mHが楽しみで仕方ありません!最後までかっこいい背中見せてください!

 

川嶋昴(短長・総合政策・副将)

「天邪鬼(あまのじゃく)」

天邪鬼(あまのじゃく)
→人の心を見計らって悪戯をしかける小鬼。転じて、他者(多数派)の思想・言動に逆らうような言動をする”ひねくれ者”、”つむじ曲がり”

嬉しいのに素直に喜べない、辛いのに人を頼れない、そんな弱さが露呈した4年間だったなと思います。
そんな僕を手なづけてくれた先輩、同期、後輩の皆さんにはただただ感謝しています。
ありがとうございました。

 

私自身、昴さんの明るさに何度も救われてきました。入部して間もない頃は特に、まるで元から知り合いであるかのようなテンションで話しかけてくださる昴さんが先輩と話すきっかけをくださることも多かったです。今シーズンの終盤には選手という立場を退いてしまいましたが、最後まで私たちサポートと共にたくさん戦ってくださいました。昴さんのサポートするという新たな一面を見ることで、選手の気持ちも十分に理解できているサポートの強さを改めて感じました。書きたいことはたくさんですが、ご本人よりも長い文章になってしまいそうなのでここら辺で終わっておきます。
本当にありがとうございました!

大谷尚文(短長・理工)

「不老不死」


 学部生と院生、合わせて7年間の競走部生活を送ってきました。その間、先輩はもちろん同期や後輩までもが先に姿を消し、その度になんとも言葉にしがたい気持ちを味わってきました。そしてこれからも味わうことになるかもしれません。それはまるで、自分だけ朽ちることのない世界を生きているように。でも、その分たくさんの人とチームに成れて、とても幸せでした。ありがとうございました。
 ちなみに来シーズン以降も何故か、居る感じの予定です。「不老不死」だと立ち止まってる印象が強めなので、これからは「輪廻転生」のイメージで、毎年、毎月、なんなら毎日生まれ変わりながら、進み続けたいと思います。よろしくどうぞ。

 

大谷さんはよくレジェンドと称されてきましたが、ついにこれが最後のマネブロ登場だと考えると感慨深いです。「来シーズン以降もいる感じの予定」とのことですので大谷さんの走りがこれからも日吉で見られると思うと非常に嬉しいです。常に最前線で戦ってきた大谷さんの競走部生活はたくさん考え、悩んだ7年間だったと思います。その分、私たち後輩にたくさんのことを残してくださっています。大谷さんも最後に400mHを走る予定だと思いますが、本当に華麗なハードル裁きなので皆様当日はお楽しみにしていてください!

 


いかがでしたでしょうか。本日は、偉大なる主将、誰からも愛されるサポートブロック長、明るく頼れる副将、そして最強のレジェンドからお言葉をいただきました。

明日は中距離ブロックの7名をご紹介いたします!明日もぜひご覧ください!