4年生特集〜短短編〜

こんばんは。

3年全体マネージャーの橋本です。本日から4年生特集の更新を始めます。
今週末に慶應義塾大学日吉陸上競技場にて開催されます第2回ALLKEIO陸上祭にて今年の105代を牽引してくださった4年生の先輩方が引退されます。

そんな先輩方一人一人が考える大学4年間の競走部生活がどのようなものだったのか一言で述べてもらいました。このマネブロを後輩たちは読んで、先輩方に想いを馳せていただけたらなと思います。

本日は短短ブロックの5名です。主将の藤木さんは明日の更新です。

ではお楽しみに!


伊藤大雅(短短4年・理工)

「気合と根性」

高校まで野球漬けの生活を送っていた自分は、大学生活の最初の頃は大学生らしくキャンパスライフをしようと考えていました。しかし何にも打ち込むことのない生活に虚無感を感じ、何か本気で打ち込めるものを探し始めたのがきっかけです。今まで行ってきた運動の中で走力に自信があったので高校時代の同期である、大川や池田から競走部の話を多く聞く中で競走部に入部し、チームとしてではなく個人として大きな結果を残したいと感じるに至りました。ただ最初の入部理由としては、正直あくまで個人的な結果を求めていましたが、競技生活を続けていく過程でチームへの貢献ということを段々と考えていくようになりました。自分が3年際の主務であった今西さんはよく、「組織に所属している以上全員が組織に対して何らかの貢献なり価値を示さなくてはいけない」といったことをおっしゃっていました。この話は確かに納得させられるものであり、将来生きていくうえで必ず考えていかなくてはならない考えであると思います。競技の結果としては理想のようにはいかず、少し悔いの残る結果にはなってしまいましたが、競走部で走りを追求しながら得た経験と知識は何物にも代えがたいものであると感じています。

 

「気合と根性」いい言葉だと思います。何事にも通ずる人の強さを表す言葉ですね。

競走部で出会い、沢山の時間を色んな人と楽しんだ時間を宝物にこれからも頑張ってください!

大川裕也(短短4年・商)

「夢の力」

“夢に向かって努力する者だけが、その夢を実現できる挑戦者となる。夢を諦めない限り、チャンスは来る。継続は力なり。”

これは中学時代の恩師からいただいた言葉です。この言葉を胸に挑戦と努力を続けたことで、今までたくさんの目標と夢を叶えることができました。

夢の力はとても大きなもので、日々志向して努力を続ければ、気づいたらとんでもないところまで行っている、ということがよくあります。本気で何かを目指していれば、志を同じくする仲間もできます。

部員のみんなには、是非大きな夢を持って競技に取り組んでほしいです。せっかくこんなに素晴らしい環境や時間があるのに、自分の夢を追わないのはもったいないです。ときには理想と現実のギャップや焦りで、マイナスの力となることもあるでしょう。そんなときは仲間と乗り越えればいいんです。高い壁のほうが登った時気持ちいいもんです(ミスチル引用)。

僕自身もまだ陸上競技での夢を追っている途中なので、ひとまずALL KEIOまで頑張っていきます。10秒台出したいなあ

最後に、素晴らしい環境で陸上競技ができて幸せでした、3年半お世話になりました!

 

大川さんの一言もとてもいい一言です…。継続は力なりとは言ったもので、続けていると沢山とものが見えてきますね。

今週末のALLKEIO楽しみにしています。

 

木部湧斗(短短4年・理工)

「わがまま」

文字通り、競走部生活を振り返ってみて自分は我儘な人間だったなぁと思ったのでこの言葉にしました。
陸上は、走るという動作そのものは自己完結的な性質があるとは思いますが、競技としては見えないところでの色々な支えがあって成り立っています。
学生主体で運営する競走部に入り、支え合いながら戦い感動をもたらす、そんな尊敬すべき人たちとたくさん出会えました。
「わがまま」という言葉には、与えてもらってばかりの自分を卑下する意味合いも確かにあるんですが、それ以上に周囲の人への尊敬と感謝の気持ちを込めています。

 

私の知る木部さんはわがままではなかったのであれ?って今なっています笑。もっと私もわがままな面を見たかったものです笑。木部さんは寡黙ですがその分たくさんのことを考えているのかなと思います。

須崎在(短短4年・経済)

「仲間しか勝たん!」

陸上競技は個人競技で、自分のことだけを考えていればいいと、初めは思っていました。しかし、個人競技だからこそ、仲間の力を実感する日々が続き、仲間って素晴らしいなと思いました。本当に慶應競走部の皆さんがいなければ、ここまで辛い陸上競技を続けてこれなかったし、今ほどまでに勝利の喜びを味わうことができなかったと思います。4年間、迷惑をかけたことも多々ありましたが、まじでありがとうございました。みんな最高です!!

 

須崎さんの試合には沢山帯同させて頂きました。明るい持ち前の性格で部に明るい空気を持ってきた須崎さん。仲間の力は偉大ですね。

ALLKEIO楽しんでいきましょう!

高橋貴一(短短M2・理工)

「泣きのラスト2年」

筋肉は裏切らないが、筋肉を裏切る事はある。
陸上の特に100mほどシンプルなスポーツは他にないと考えている。しかし、それゆえ身体能力と細かい技術の差が顕著に出る。自分はウエイトトレーニングやパワーマックスでは6年の歳月をかけて身体能力を向上させた。0.5秒速くなったのには間違いなく貢献している。しかし、10秒台にあと一歩届かなかったとすれば、後者の技術の部分だ。筋肉の正しい使い方と走りの技術。これの重要性に気付いたのがM1になってからだった。自分の筋肉の期待に想定通りに応えられず裏切った。後輩たちは上手くバランスを取って練習を頑張ってほしい。

 

キャラが年中通して立っていた貴一さん。「泣きのラスト2年」の試合に帯同させて頂いて光栄です。筋肉の裏切りは怖いですね…。


如何でしたでしょうか。

4年間を総括する一言だったと思います。様々な思いをみんなで受け止めて先輩方を送り出せたらなと思います。明日は短長+主将編です!

今週末楽しみましょう!遅くに失礼致しました。