第99回箱根駅伝予選会~総括~
こんにちは。
3年長距離マネージャーの空岡です。
10月15日(土)に第99回第99回東京箱根間往復大学駅伝競走が陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園にて開催されました。
昨年からの大きい変更点として3年ぶりにコロナ前と同様、市街地や公園内も走るコースでの開催となったことが挙げられます。
一方で今年も観戦自粛の通達があり、多くの方々にはSNSやテレビを通じてご声援を頂いた形となりましたが、大会期間を通してSNS等に頂くコメント全てに目を通させて頂いておりました。そして、このようなご声援全てが私たちにとって、非常に大きな原動力となっておりました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。
今年度は、昨年度にチームの柱となっていた世代が卒業しながらも、新戦力の台頭やこれまで以上の強度の夏合宿を全員で乗り越えることができたといった背景から自信を持ってスタートラインに立つことができました。
結果は
第26位 11時間07分02秒
でした。
箱根駅伝本選出場校に匹敵する強度の夏合宿を乗り越え、チームとして強くなることができたとはいえ、他校との差を改めて見せつけられました。
また、「1年スパン」で強度の高い練習を行い、結果を残していくといった部分が私たちに足りていなかった、ということを強く突きつけられる結果となりました。
次回は第100回の記念大会となります。記念大会という大きな節目で慶應の本戦復活、といった形で皆様に来年こそはチームとして箱根路に立つ姿をお見せできるよう、再び気を引き締めて頑張って参ります。
また、弊部の貝川裕亮(環境4)が関東学生連合のメンバーに選出されました。最大目標であったチームとしての本戦出場は叶わなかったものの、慶應の代表として選ばれた貝川にはまだ箱根路に立つチャンスが残されております。
当日箱根駅伝に出走することでチームとしての悔しさを少しでも晴らし、更に今後慶應が本戦復活を果たすための足掛かりとなることができるよう、チーム一丸となり、私達も全力でサポートして参ります。
エントリーメンバー14名(出走者12名、補欠2名)の選手に予選会を振り返ってもらいました。
貝川裕亮(環4) 1:04:31 85位 (チーム内2位)
ご支援、ご声援本当にありがとうございました。
僕自身、4回目にして最後の予選会でした。自身の持ち味であった”安定感”を捨ててでも、勝負に出ようという気持ちで挑みました。16年間の全てを出し切り、過去最高の走りができたのではないかと思っております。皆さんのご声援やチームメイト、コーチの存在が力になり、苦しくても最後まで踏ん張り切ることができました。
チームでの箱根出場は叶わず、非常に悔しい思いをしましたが、個人で学連11番目の候補ということで、箱根のチャンスを掴むことができました。応援してくださる皆様、来年度こそ本戦出場を狙う後輩達、夢を託してくれた先輩、同期のためにも、もう2ヶ月箱根出走のために頑張ってまいります。
引き続きご声援のほどよろしくお願いします。
前原裕磨(法4) 1:07:29 301位(チーム内6位)
日頃より多大なご支援ご声援を賜まして誠にありがとうございます。
先日行われた箱根駅伝予選会は11時間07分2秒、総合26位で、昨年より順位を落とす結果となってしまいました。
今年度は合宿での差し入れやクラウドファンディング、グッズ販売など、これまで以上に増して沢山の方々から多くのご支援やご声援をいただきました。
そのようななか「箱根駅伝出場」という結果で恩返しをできなかったことについては、とても大きな悔しさが残ります。
後輩たちにはこの悔しさを来年の予選会で晴らしてくれることを願います。
皆様には引き続き競走部の活動に注目していただくとともに、今後ともお力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
森田剛史(経4) 1:05:58 194位(チーム内3位)
今年の前半シーズンはなかなか結果が出せず、重苦しい雰囲気の中で予選会に望み26位となってしまいました。(一重に上級生の責任、また他校との力の差を目の当たりにしました。)
ただその中でも田島や貝川のように上位で競い合える人もいます。来年以降、そのような選手が1人でも増え、予選会突破ができるよう1OBとして選手を支えられたらと思います。
4年間、満足のいく練習や生活が送れたのはOB OGをはじめとするたくさんのご支援があったからです。
改めて感謝申し上げます。
黒澤瑛紀(総3) 1:07:17 283位(チーム内5位)
熱いご声援、本当にありがとうございました。皆様の声援が追い風となり、苦しい場面でも折れずに駆け抜けることができました。
結果は個人283位、総合26位、チーム内5位と、皆様の期待を裏切ってしまう形となりました。来年は泣いても笑っても最後のチャンスになります。最上級生として、背中でチームを
引っ張れる存在になれるよう、今後も精進して参ります。そして、来年こそは箱根駅伝本戦の切符を掴み取り、皆様に恩返しをします。
引き続き温かいご声援よろしくお願いいたします。
安倍立矩(理2) 1:08:04 329位(チーム内10位)
今年は怪我による離脱期間も長く、十分な下積みをしていない中での出走となってしまいました。今回の結果から、やはり箱根に出場するには1年間真摯に陸上競技に向き合い、継続して練習する必要があると痛感するレースになりました。クラファンをはじめ多大なる応援、支援のほどありがとうございました。来年こそ結果で返せるよう長距離ブロック一同努めてまいります。
木村有希(総2)補欠
左:木村、右:小野コーチ
こんにちは。総合政策学部2年の木村です。
箱根予選会の応援、ありがとうございました。自分としましては、昨年のリベンジで上位で走ることを目標にし練習を重ねてきましたが、直前の不調により当日は補欠に回ることになりました。
チームとしても自分としても悔いの残る結果になってしまったのでしっかり反省をしてまずはこれからの記録会につなげていきたいと思います。
田口翔太(法2) 1:07:32 306位(チーム内7位)
中央:田口、後:安倍(2)
まずは支援、応援してくださった方々本当にありがとうございました。
今回の結果で改めて他大学との差を知りました。
ただ、個人的に今回の予選会を走って思うことはすごく楽しい場所だと感じました。去年入部した自分に「とんでもない場所で走ってるぞ」と言ってあげたいです。予選会というのはその位輝いていた舞台でした。今回走ったからと言って来年走れる保証はこれっぽっちもありません。だからこそ落ち込まずに少しでも速く走れるように練習を積んでいきたいと思います。次はチームの中心選手の1人として戦います!
田島公太郎(環2) 1:03:25 30位(チーム内1位)
沢山のご声援を頂き誠にありがとうございました。
ここまで積み上げたものがありながら本番で100%を発揮できず、チームは非常に苦い結果を味わうこととなりました。
やはり箱根への壁は並大抵の思いで乗り越えられるものではなく、我々の覚悟もまだそれに達してしなかったことを身をもって思い知りました。しかし、もう既に新しい戦いはスタートしています。ここで再度振り出しに戻る暇はなくこのまま更なる強化を図っていく必要があります。
今回の結果を着火剤に、何としても来年はチーム皆で本戦への切符を掴み取りに参りますので、引き続き温かいご支援の程よろしくお願い申し上げます。
橘谷祐音(理2) 1:09:19 367位(チーム内12位)
自分にとって初めてのハーフマラソン、初めての予選会でしたが、自信を持ってスタートラインに立つことができました。結果はチーム12位と、ゴール後は情けなくてチームメイトに目も合わせられませんでした。その日は間違いなく今までの人生で1番のどん底でした。順位発表の際に慶應義塾大学の名前を緊張して待つことさえできなかった悔しさを1年忘れずに、別人のように強くなって来年必ずリベンジを果たします。たくさんの応援ありがとうございました。
鳥塚健太(理2) 1:07:59 324位(チーム内9位)
先日10/15に行われました、箱根駅伝予選会に出場し、結果はチーム26位、個人では324位と、非常に悔しい結果に終わってしまいました。
今シーズンは、度重なる故障の影響で、年間を通して十分な練習を積めていなかったことが大きく影響してしまったと思います。来年こそは怪我無く、1年を通して練習を積み、ハーフマラソンに耐えられる脚作りをしていこうと思います。
この度は多大なるご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございました!
島田亘(法1) 補欠
左:島田、右:大上(4)
1年生から登録メンバーに選出していただき、たくさんの応援、想いを背負って臨んだ箱根駅伝予選会。今回は一選手としても、そしてチームとしても悔しい結果となってしまいました。予選会出走に向け、出来ることを最大限に取り組んだものの上手く調子が合わず出走に至れなかったこと。チームで掲げていた箱根駅伝出場に及ばなかったこと。この悔しさを忘れず、100回大会での出走、そして箱根駅伝出場を成し遂げたいと思います。
鈴木太陽(環1) 1:08:45 354位(チーム内11位)
たくさんの温かく、アツイ応援をありがとうございました。自分は354位、チーム内11番手と、全く戦力になることができませんでした。チームとしても26位と昨年より大きく順位を落としてしまい、様々な思いで複雑です。しかし、僕たちは、そして僕はこんなものではありません。1年生でこの舞台を味わえたこと、そしてこの負けを経験できたことは、活かすも殺すも自分次第と考えています。今後の成長にご期待ください🔥
東叶夢(環1) 1:07:51 316位(チーム内8位)
左:東
スタートまでのご支援、そして当日のご声援を受け、慶應は箱根に出ていなければならないチームであると強く感じました。思えば、今年は自分の事に精一杯でチームにあまり貢献出来ていません。26位という結果を忘れず、来年はエースとして陸の王者を牽引する「覚悟」を持って競技に取り組みます。期待に応えたいです!
安田陸人(商1) 1:06:56 263位(チーム内4位)
まずは沢山のご支援、ご声援ありがとうございました。
走ってみて1番感じたのは、応援の力の凄さです。
中高の部活が人数が少なかったこともあり、ここまでいろんな方に応援される経験がありませんでした。
予選会では、競走部以外の方々からも激を飛ばされ、パワーがみなぎる感覚がありました。
しかし、もちろん現状の走力ではトップで戦うことはできません。今年は、受験ブランク等で、本格的に準備できる期間が短かったですが、この一年しっかり練習を積み、自信を持って来年の予選会に臨みたいです。
これからも応援の程よろしくお願いします!
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選手からのメッセージは以上となります。いかがでしたでしょうか。
1年後、100回記念大会で新たな歴史を刻み、箱根駅伝に返り咲くべく私たちの大きな挑戦はもう始まっております。
1年通して練習を継続することの大切さを知り、1日も無駄にできないという思いを抱きながら日々の練習に取り組んでおります。
決して今回抱いた悔しさを忘れることなく、さらに強くなってまいります。
今後ともご支援、ご声援を賜りますようお願い申し上げます。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。