箱根予選会4日前!~目標宣言・応援メッセージ①~

こんにちは。長距離マネージャー1年の中井です。

いよいよ予選会も迫るところまであと4日となり、チームの緊張感も高まっています。

今年は慶應義塾體育會競走部クラウドファンディングが話題となり、例年にないほど部内外から長距離ブロックに注目していただいていることを長距離ブロック一同感じております。皆様からいただく応援に喜びを感じるとともに、その期待にこたえたいという気持ちがチームを一つにする大きな要因となっています。サポートしていただいている皆様にはいくら感謝しても感謝し足りることがないです。

本大会では3年ぶりに駐屯地内と市街地、昭和記念公園内を走るコースが採用されることとなりました。後半に走る昭和記念公園内は駐屯地内、市街地に比べてアップダウンに富んだコースのため、過去2大会以上に「後半に粘れるか」が勝負のカギとなりそうです。慶應の選手たちは今年の夏合宿序盤をハートを鍛えることに注力してきたのですからきっと今年の厳しいコースも乗り越えてくれるはずです!

 

さて、多くの人に慶應の選手を知っていただきたいとともに出場選手たちに最後の一押しをしたいということで、本日から4日間にわたって予選会メンバー14名の目標宣言・他己紹介に並び彼らへの応援メッセージを紹介させていただきます。

第1回はフレッシュな一年生の紹介です。第99回予選会のメンバーに選出された一年生は島田(法1)、鈴木(環境1)、東(環境1)、安田(商1)の4名です。この4人は全員夏合宿を経て大きく成長したメンバーです。予選会本番では夏合宿の好調をそのままに先輩達を食らうような走りに期待です!

 

〇島田亘(法1)

目標:全てを出し切りチームに貢献する走りを!        

 (写真左:島田)

 

他己紹介 From:橘谷(理2・長距離)

「島田とは合宿所で同部屋、また選抜合宿中もずっと部屋が同じで、関わった時間がダントツで長い一年生です。ハードな練習の前にはワンダイレクションの曲や宇宙戦艦ヤマトのテーマなどを大音量で流して一緒にテンションを上げていましたね。入部した途端PB14分台を記録し、高強度の練習をバンバンこなしてしまう島田に、当時Cチームで精一杯だった私は沢山刺激を受けました。予選会では一年生らしいエネルギッシュな走りに期待です!」

 

応援メッセージ

From:齋藤恒(経3・跳躍)

ワタル・シマダ へ

こんにちは、再登校です。まさか君から応援メッセージを頼まれるなんて思ってもいませんでした。僕ら実はちょくちょく部活で会うとちょこっとだけ話したりするんだよね。

亘との馴れ初めは…覚えていません。この「なんで仲良くなったか覚えていない現象」は、今ではラーメン食いに行ったり買い物したりするマブになった渡部綾介くん(志木高出身、長距離マネOB)と同じです。きっとこれから僕らはめっちゃ仲良くなるのかもしれません、知らんけど。

さて、改めまして、亘、箱根予選会が近づいて参りました。君は大学初の5000mで14分台を出し、元々のPB15’09からしつかり伸ばしていますね。1ヶ月くらい前の10000mではPBも更新してますね。夏のエグすぎる日々を越えて自力がついてきたんじゃないでしょうか。

慶應が箱根に行くには、そういった勢いのある選手が1人でも多くいて、チームで乗り切ることが大事だと思っています。

君が、そうあればいいのです。

主務として、君が輝く瞬間を僕は見たい。慶應が箱根に出る姿を僕は見たい。

君が走っていてきついと思った瞬間には、僕は君ならまだまだやれると信じています。

果てしないハーフになると思うけど、地点地点に立っている僕らを目印に、最後までぶち上げてください。終わったら一緒に宴しよ。

亘にりっしんべんつけると恒になる。 コウより

 

From:園田翼(文1・サポート)

なぜ私が島田くんの応援メッセージを担当することになったのか不思議に思う方も多いかと思います。初めまして一年全体マネージャーの園田です。私たちは、私がいまだに「島田くん」のイントネーションがわからず、勝手に「わたそん」と彼を呼んでいる、そんな関係性です。しかし、実は私と彼の間には深いつながりがあります、、、それはズバリKPOPから大きな力をもらっているということです!私たちは正直KPOP以外の話はほとんどしたことがありませんが、今回は真面目に応援させて頂こうと思います。

私たち全体マネージャーは、長距離ブロックと別れて練習をすることがかなり多いのですが、その多忙さはよく知っています。合宿も朝練も、練習メニューや集合時間を聞いただけで腰が抜けます。たくさん長距離ブロックでしごかれていることだと思いますが、あれは早慶戦当日の朝でしょうか。かなり朝早く競技場に着いた私ですが、チラホラ競技場を周回して走る選手を目にしました。そこにわたそんもいました。相変わらず綺麗なフォームでした。あの舞台の切符を手にするのは並大抵の努力では足りないのだろうと感じます。最近PBも出しまくり、勢いづいているわたそんには、みんな大注目して応援してます!!

いつも基本的には爽やかなわたそんですが走っている時は目がキマっていて感動します。箱根予選もバキバキのわたそんでがんば!

Stay this wayでファイトだよ!!(来シーズンまでにはもっと仲良くなってようね。)



〇鈴木太陽(環境1)

目標:箱根出場。

 

他己紹介 

From:貝川裕介(環境4・長距離)

入寮前に彼がチャリで腕を骨折したというニュースは当時の合宿所をざわつかせました。生粋の天然キャラでみんなに愛される太陽ですが、走れば別人、名前のように光り輝く走りを魅せてくれます!

 

応援メッセージ

From:渡辺諒(法1・長距離)

太陽にメッセージを書かせていただきます。長距離ブロック1年の渡辺諒です。

いつもニコニコしてて名前の如くチームを明るくしてくれる太陽。

思えば入寮した時はお互い骨折していたね。

良い感じに練習を詰めるようになったと思った矢先にコロナに罹るし、思う様にいかないことが多かったと思う。

 それでも太陽は裾野で1年振りのレースにも関わらず組トップ、初14分台を出したね。それを見て「コイツ、スゴ、カッケェ」って思ったよ。

苦しくて暑い夏。蔵王で怪我をした自分とは対照的にメキメキと実力をつけて行った太陽。間違いなくこのチームに勢いをつけたのは蔵王での太陽の覚醒だったと思う。紋別、菅平の選抜合宿から帰ってきた太陽の背中は一回りも二回りも大きくなって見えたよ。頼もしさというか凄味が増したというか…

箱根駅伝予選会。厳しい夏を超えた太陽なら怖いものなしだね。楽しんでこい!

終わったら甘いものでも食べに行こう



From:山田英志(法1・短短)

競走部に入部してからはや3年が経ちました。半年でした。太陽と初めて話した日のことを、昨日のことのように覚えています。実際昨日のことですが。

ということで、太陽の応援メッセージを書くことになりました、短短1年の山田英志です。

スポーツにおいて笑顔は勝利の条件だ、というのを聞いたことがあります。たしか野球の話だったと思いますが、9回表で0対8、9回裏で9対8の逆転サヨナラ勝ちをした試合があったとかなかったとか。

その時の勝利チームは皆、試合を通してずっと笑っていたそうです。だから勝利の女神もつられて微笑んだ。きっとこれは陸上でも同じはず。そうなら太陽は大丈夫です。バカみたいに笑ってます。競走部のHPみても、ブログみても、ツイッターみても、ぜーんぶ笑ってる。きっと、人生詰んだとしても笑って乗り越えるんじゃねぇかなぁ。まあそれはおいといて、本番までも、本番中も、走り終わってからも、ずーっとその持前の太陽スマイル、よろしくお願いします。笑顔は伝染していきますからね、メンタル面でチーム箱根を引っ張っていってくれることでしょう。

ただね、自覚あると思いますけど、天然日本代表です。天然オブザイヤー金賞受賞。なんてたって試合にユニフォーム忘れるんだから。自転車ですっころんで骨折はするし。あとあれね、試合会場間違えるとかほんとダメっすよ。

当日はユニフォームをもって試合会場を間違えない、乗りたくなっても自転車には乗らない。それだけ。

今調べたところ、当日は曇りっぽいですね。こっから予報は変わるかもしれませんが、変わらずとも太陽が太陽ですから。箱根の太陽になってくれますから。皆さん、当日は雲一つない快晴になりますよ、いろんな意味で!という、太陽にプレッシャーをプレゼントしたところで終わります。

がんばれ!太陽!



〇東叶夢(環境1)

目標:4年生の為に全力で走ります!!

 

他己紹介 

From:安田陸人(商1・長距離)

筆者が入部した時には既に六大戦で公式戦デビューしていた鹿児島のヒーロー、東叶夢。

当初から彼からは慶應のエースになるぞという野心が感じられた。夏合宿では全メニューを完遂するなど、一年生ながらチームに勢いをつけていた。

部屋では子供のようにじゃれあったり、練習ではバチバチにスパート合戦をする。そんな彼の存在は、競技生活に彩りを加えてくれる。

初めての予選会、味方であり好敵手でもある彼と共に駆け抜けるのが楽しみだ。一緒に立川で慶應旋風を巻き起こそう!

 

応援メッセージ

From:川上航希(文1・長距離)

こんにちは。長距離ブロックの川上航希です。入部の時の他己紹介に引き続き、東にメッセージを書かせて頂きます。

彼は入部してからここまで、先頭に立って僕らの代を引っ張って来ました。同期の中で最も早くチームに合流し、その後入部する1年生と先輩との懸け橋になってくれました。僕たちがやっと練習に慣れてきた4月の上旬、彼は対抗選手として六大を走っていました。さらに六大から期間の短い中で記録会にも出場し、粘りの走りで14分台をマークしました。挙げだしたらキリが無いですが、このような勇姿に僕たちはみんな日々刺激をもらっています。

夏前には若干の離脱もありましたが、その後の夏合宿を経て順調に復活。いよいよ彼のダイナミックな走りが戻って来ました。離脱時や復帰過程では少し焦りを感じていたようですが、そこから逃げずに立ち向かい乗り越えた今の彼は飛ぶ鳥を落とす勢いです。こんなに心強いことは他にありません。

余談ですが、合宿中はみんなが与えられたメニューをこなすので精一杯だった中で彼はメニュー後も追加で長い距離のダウンを行っていました。人一倍走る、それを常に敢行するのは決して簡単なことではありません。この他にも様々な場面において東は妥協が無く、常に一歩先を見て練習していることが多いです。その選手としての姿勢を僕は本当に尊敬しています。

だけどそんな姿を見てきたからこそ分かります。「東叶夢の強さはこんなもんじゃない」。僕だけでなく、チームメイトのみんなもそう思っているのではないでしょうか。今はほんのプロローグに過ぎません。彼の真髄はこっからっす。

本人は「殻を破れなかった」と最近の練習を振り返ることが多かったですが、なにも問題ありません。慶應のエースになってチームを引っ張る、そんな強い覚悟を持って練習してきた君が予選会でチームを背負い走った時、殻を破れないわけが無い。高校時代にチームを全国へ導いて、大学でもその走りでチームを鼓舞して、いつも最前線から逃げずに戦っている東なら絶対に大丈夫!その背中は、今まで君の背中に勇気をもらったみんなと走ってきた距離が押しています。だから本番は自信持って、思いっきり殻を破ってきてください。

箱根を決めて、最高の湯けむりに行こう!

 

From:松尾直樹(文1・サポート)

叶夢への応援メッセージを承りました、1年トレーナーの松尾です。

 我ら108代の中でもトップクラスの爽やか笑顔を持つ叶夢。最近はパーマをかけたりヘッドバンドやサングラスをつけたり、全身NIKEウェアで揃えたり、、ランニングにオシャレを求めている姿をよく目にします。個人的に好きです。続けてください。

 そんなこだわり強めの叶夢ですが、最近は大好きなドーナツを我慢しているおかげ(?)で体が絞れてきています。予選会に向けて順調に練習も積めているようで、表情も明るいです。つい先日も僕の顔を見るなり「予選会メンバー入ったよ!」と嬉しそうに報告してくれました。調子はどう?と尋ねると「絶好調!」と返ってきます。なんとも頼もしい男です。

 僕個人としては叶夢がベストパフォーマンスを出してくれればそれだけでめちゃくちゃ嬉しいし誇らしいのですが、君はもう一つ先のステージを見ていることでしょう。

「慶應、箱根へ」

みんなの夢ですね。叶えてきてください。

直接のサポートはできないけど、全力で応援してる!ぶちかましてこい!🔥🔥🔥




〇安田陸人(商1)

目標:慶應を28年ぶりの箱根へと導きます!

 

他己紹介

From:田口翔太(法2・長距離)

今回、安田の他己紹介を書くこととなった長距離2年の田口です。安田とは今年の紋別の合宿で同部屋になり、そこからコミュニケーションをよりとるようになりました。安田との同部屋は何だか居心地が良かったです。

普段の彼は、僕の同部屋の1年の東とよくふざけた会話をしていたり、モノマネやったりで結構おちゃらけた一面があったり、頭はいいと思うけど、春学期、なかなかの成績をとったりとエピソードが尽きません笑

そんな安田の競技力は夏の後半からグンと伸びてきました。前半シーズン、裾野記録会でブランクを感じさせないような走りを見せて、その勢いのままに合宿へ突入し、合宿の後半では彼のスピードを武器とした走りがより一層際立つようになりました。

今じゃチームの中でも頼もしい走りをしてくれます!

ちゃらけているように見えてもやるときはやってくれる、一夏を超えて強くなった安田に予選会での激走も期待です🔥

 

応援メッセージ

From:小倉謙心(総1・長距離)

安田へ

同部屋同期としてやっすんのことを身近で見て感じることはONとOFFの切り替えが非常に上手だということ。普段と練習の姿はまるで違ってかっこいい!現役復帰もめちゃくちゃ早くて見習うべきことが多いかな。粘り強さはやっすんの真骨頂だと思うから、予選会本番はやっすんらしさ全開に出して完全燃焼してほしい!



From:尾崎里紗(環境1・短短)

こんにちは。今回安田くんの応援メッセージを書くことになりました、短距離ブロック1年の尾﨑里紗です。

安田くんとは早慶戦で急遽走高跳の補助員がいるとなったときに、安田くんと私で向かった時に少し話したという関わりしかありません。大人びたオーラと落ち着いた言動から、彼は先輩だと疑わずに話していたのですが、後から同学だと聞いてとても驚きました。

また早慶戦の2日後で朝早い時間に競技場に行った時に、安田くんがいてジョグをしていたのですが、私と目が合うとジョグをしている最中なのに走りながらお辞儀をしてくれました。

私と打ち解けておらず緊張していたからなのか、それとも元々そういう人なのかはわかりませんが、その真面目さと誠実さに少しふっと笑ってしまった記憶があります。長距離は合宿もあるため、あまり日吉で会うことはないのですが、きっと練習も真摯に取り組んでいるんだろうなと感じました。

私がこのメッセージを書いている10/4の夜時点で「慶應 競走部」とグーグル検索すると、1番目に「慶應 競走部 クラウドファンディング」4番目に「慶應 競走部 長距離」と出てきます。長距離に関しての関連ワードが多く、それだけ注目されているんだなと感じました。周りから期待され、背負うプレッシャーがどれほど大きいものか、私には計り知れません。しかし、裏返せば今まで積み重ねてきたことが評価されているということでもあると思います。

彼に頑張れなど、私よりも遥かに頑張っている彼に対しては恐れ多くてとても言えませんが、どうか楽しんできて欲しいなと思います。

あと、冬季練に入ったらもっと話したいな!!よろしくね!!

 

手前:安田  後列:左から鈴木、東、島田   

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後とも長距離ブロックをはじめとする競走部の応援をよろしくお願いします。

明日も引き続き選手紹介並びに応援メッセージを紹介させていただきますので、ぜひご覧ください!