全日本インカレ1日前!~マネージャーから見た選手たち④~

こんにちは。
1年全体マネージャーの藤永です。

ついに今日は全日本インカレ1日前となります。
本日も「マネージャーから見た選手たち」というテーマということで、大変僭越ながら私から見た選手たちを思ったままに書かせていただきました!

今回は短短ブロックを中心とした100m・200m・100mH・110mH・男女四継の選手たちです。
是非、最後までご覧いただけると嬉しいです。

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(前列:左から菅原、岡村、酒井、岩政 後列:左から阿部、藤木 大島、三輪)

○男子100m/200m

三輪颯太(短短・環境情報1)

言わずと知れた「世代最強」「全国高校二冠」

彼にとって、今シーズンの走りは少し苦しいものになっているかもしれません。

あれは上尾市記録会が終わってほどなくしてからのことだったでしょう。

彼はこう言いました。「完全に(全国高校で)優勝したことがおもりになっている」と。

しかし、私は彼がそのプレッシャーから逃げようとしているとは思いません。むしろ、彼が本人しか体験することのできないプレッシャーと闘っていると強く感じています。

それは彼の競技者としての姿勢、練習態度からもうかがえるのではないでしょうか。

彼が手を抜いている場面を見たことがあるでしょうか?

彼が諦める姿を見たことがあるでしょうか?

彼が満足している姿を見たことがあるでしょうか?

彼は現状に絶望なんかしていない。かと言って、満足もしていない。
思い描く理想の走りに向かって、常に全力で走り続けている。

毎日の練習を見ていて、そう感じることができるからこそ君を応援したくなります。

そう思っているのは私だけではありません。
ある同期は君から学んでばかりだと君が与える影響の大きさを素直に語ってくれました。

どんな時も君は一人ではありません。
ですが、そのことをプレッシャーに感じる必要もありません。

心を軽くして、全力で駆け抜けてきてください。

○男子4×100mR

阿部一輝(短短・商4)

阿部さんの印象は、試行錯誤を繰り返す人です。

今シーズンは彼にとって試練の連続かもしれません。

怪我に苦しみ、口外しないだけで本当は泣きたいくらい苦しい日々だったかもしれません。

しかし、彼は現状を冷静に受け止め、前に進む力をもっていると感じます。

4年生としての責任感がそうさせているのでしょうか。
それとも幾度となく困難を越えてきたからでしょうか。

自身が苦しいはずなのに積極的に後輩にアドバイスを送る姿を何度見てきたことでしょう。

芝生でドリルや流しを繰り返し、一本ごとに動画を確認し、様々な人に意見をもらう姿を何度見てきたことでしょう。もちろん、仮説を立て、その動きに入る前に意識するポイントを確認し、実行に移し、フィードバックをする形で。

これこそ「試行錯誤」のあるべき形だと。
彼の練習にはそんなことを思わせてくれる力があります。

あまり感心して見ていると、時間がかなり経過していることもしばしば。
何かの練習に誘われることもしばしば。(昨日のプレートをのせるプランク楽しかったです。)

全力疾走したい。
あなたがそう思うように私たちもあなたの全力疾走を、笑顔を見たいと思っています。

心から応援しています。

 

大島瑠星(短短・経済4)

短短ブロック長としての責任感を強く感じる大島さん。

彼が意識するところは「強い」短短ブロック。

大島さんを見て感じるのは、「強い」短短ブロックをつくるうえで、自分が結果で、行動で示していかなければならないという強い気持ちです。

以前大島さんが集合でお話しされていた執念に関する話が私の心に残っています。

ブロック長としての役割を全うするがごとく、執念を燃やして今シーズンを戦っているからこそ出てくるワードなのかなと感じていますし、事実今シーズン、大島さんは4度PBを更新しています。

大島さんはお気づきではないかもしれませんが、今シーズン4度のPB更新のうち、3度は私が帯同した競技会でPBを出されています。雨が降り頻る三ツ沢、灼熱の京都、全カレ標準切り直前の日体、どれも鮮明に思い出すことができます。
(全カレは1日目に私が帯同させていただく予定です。)

どんな場面でも結果と背中で見せてくれる頼もしいブロック長。
最後の最後まで執念を燃やし、後続の走者に、次の世代にバトンを繋いでください。

 

藤木健人(短短・商3)

私から見た藤木さんは、彼も試行錯誤を大事にする競技者であり、自分が強くならなければならないという責任感を持っていると感じさせる競技者です。

私から彼がそう見えるのは、短短を引っ張る大島ブロック長や阿部一さん達の背中を見て、切磋琢磨し、競技に取り組んできたからだと思っています。

関東インカレの応援メッセージで、阿部一さんに対して、「脳みそまで筋肉になってしまった」と書いていた藤木さんですが、彼もよく会う人会う人に「筋肉」と言われているシーンをお見かけします。阿部一さんに至っては「肉団子」と言い出す始末です、、、。

しかし、決して筋肉がすべてではございません。

例えば、読書家としての一面もある藤木さん。

先日、私に「おすすめの本があったら教えてほしい」と連絡をくださった時、正直なところ、「意外な人から連絡がきたものだ」と思いました。しかし、よく思い直してみると、部室にある本の貸し出し表に藤木さんの名前が何個も書いてあったことを思い出し、これも彼の強さを支えているのだなと素直に感じたところです。

心を安定させ、心を豊かにする。間違いなくこれも彼の強さでしょう。

次の代を引っ張る男の快走に期待です。

 

菅原佳澄(短短・環境情報2)

菅原さんは入部して早めに名前を覚えた方の一人かもしれません。

とにかく身長が高いのですぐにわかります。

その身長をいかした走りはダイナミックの一言に尽きます。
ただ、身長が高い×ダイナミックな走りという条件のもと走っていらっしゃるので、日吉の陸上競技場のコーナーは彼には少し窮屈なように感じてしまいます。

実際、この前四継の練習をしている際にメンバーから「コーナー窮屈そう」といった声があったのには少し笑ってしまいました。

ただ、私が菅原さんの走りでどこが好きかと問われれば、「コーナー」と答えるような気がしています。それくらいに躍動感あるコーナーワーク、とても好きです。

7月に行われた慶同戦では八継のアンカーとして慶應の勝利というライフをセーブした菅原さん。今度は何をセーブしてくれるのでしょうか。

そのダイナミックな走りで四継を盛り上げてください。

 

岡村大喜(短短・法法1)

彼のことを書く日がこんなにも早く来るなんてという思いでこの文章を書いています。

彼は私から見て、かけがえのない同期の一人で、クラスメイトです。

火曜日、水曜日には一緒に授業を受け、競技場に向かいます。

そんな彼のことをこうして書こうとなると、一周回って何を書けばいいものか。

シンプルに書きたいと思います。

まず、関東選手権で四継の一走として全カレ標準切りに大きな貢献をしたこと尊敬に値します。当時のチーム状況からして、自分しかいないというプレッシャーを押しのけ、責任を全うした君を称えたいと思います。

次に、今シーズンは個人種目という観点では、歯がゆい思いをしているかもしれません。
しかし、そんな状況でもいつも前を向いているように感じる岡村。いろんな人にアドバイスをもらい、日々進化を遂げているように思います。

最後に、今回の全カレで走ることはないかもしれないけれど、この経験が君の今後に必ずつながっていくと信じています。そして、今後も応援しています。

残りのシーズン、減量、秋学期。いろいろ頑張りましょう。

 

三輪颯太(短短・環境情報1)

先程書いた通り!いろいろ書いたけど、リラックスして、全力疾走!以上!

 

以上の登録メンバー6人加え、短長ブロック長の岩政、主将の酒井の計8人で全日本インカレの四継を戦います!

岩政亮汰(短長・経済4)

私からは少しだけ。

先日の(120×4)×2 +300の300を前にして死んでいる岩井、豊田に向かって歩いてくるなり、不敵な笑みを浮かべ「おい、行くぞ」とおっしゃっていた岩政さん。強キャラ感満載でとても好きです(実際、とんでもない強キャラなのですが、、、)。

四継に現れた救世主。全カレではどんな走りを見せてくれるのかとても楽しみです。

 

酒井由吾(跳躍・環境情報4)

あえて言うまでもありませんが、PASSIONです。

 

○男子110mH

 

 

 

 

 

 

 

岩井章太郎(短短・環境情報1)

独特な雰囲気を持ち、素敵な京ことばを操る岩井。
その雰囲気からは想像しがたい力強い走り。
ギャップありすぎて、二重人格かと思うほどです。
そんな君のギャップに周囲は驚かされるばかりではないでしょうか。

全カレの舞台。いつも通りで、ありのままで楽しんできてくれることでしょう。

 

豊田兼(短長・環境情報1)

私から見た君の強さは、練習で全力を出し切れるところにあると思います。
だからこそ、試合でも出し切ることができる。それは当然強いわけです。

正直君がどこまで行ってしまうのか怖いくらいですが、まだまだ見たい景色があるはず。
全カレはタイトなスケジュールだと思うけど、一本一本集中で。

 

 

 

 

 

 

 

(左から工藤、岩屋、岩浅、山本、鈴木)

〇女子100m、4×100mR

鈴木わかば(短短・総合政策1)

さて、もちろんわかばちゃんも私の大切な同期です。

彼女を見ていて思うのは、力強い走りをするなあということ。
トレーナーの吉野とも話をしていたのですが、接地がとにかく力強い。

今シーズン、怪我で思った通りにいっていないかもしれません。
全カレという舞台を前に、やってやるという気持ちと不安との葛藤もあると思います。

月並みな言葉かもしれませんが、この舞台をとにかく楽しんできてほしいと思っています。

楽しんだもの勝ち。そう言える場ではないかもしれないけれど、これに尽きます。

まずは、何事もなく走りきれることを願っています。

 

〇女子100mH、4×100mR

岩屋佑未奈(跳躍・経済2)

私から見た佑未奈さんは、競技に対してストイックに取り組んでいるという印象です。

混成競技という競技の特性上、いろいろな練習をこなす必要があるわけですが、「今日は砲丸を投げるのか」と思って少し目を離すと、トラックを走っていることも。やりを投げたと思ったら、走っていることも。とにかく、走ったり、投げたり、跳んだり。本当にタフです。

競技への姿勢にただただ感嘆するばかりです。

夏場は、早めに夏が訪れたこともあり、充実した練習を積めていたように思います。

あとは自信をもって試合に臨むのみ。本番に強い佑未奈さんなら大丈夫。

〇女子4×100mR

岩浅優花(短長・法政3)

私から見た岩浅さんは強く、芯のある人です。

関カレの怪我以来、つらい道のりだったことでしょう。
何度も逃げ出したくなったことでしょう。

でも、私が見たのは、今できることをコツコツと積み上げる岩浅さんでした。

並大抵の覚悟でできることではないと思います。

そして、ここ1か月の練習はより気合が入っているように感じられました。
芝を何往復と走る姿、120を何本も走る姿。幾度となく見てきました。
あまり言うべきではないかもしれませんが、それは焦っているようにも見えました。

大丈夫です。状態は確実によくなってきています。

それにもう、「怪我で走れてなかったから前よりも早く走れないかもしれない」という固定概念を壊す準備はできていると思います。

最後に、無理だけはしないでほしいということだけをお伝えしておきます。

 

山本涼乃(跳躍・文1)

専門種目は棒高跳でありながら、四継の一走を務める涼乃さん。

以前、一時期うまくいかないスランプの時期があったとおっしゃっていましたが、最近跳躍の調子が良いのではと素人目ながら思う今日この頃です。そして、それゆえになんだか充実した練習が行えているのではないかと思っています。

さて、涼乃さんの走りを見て思うのは、フォームが美しいということ。
本当に専門種目は棒高跳なんですか?と疑いたくなる美しさ。
そしてその走りをあまり頻繁には見ることができないのも涼乃さんの走りを見たいと思う一因かもしれません。

ばっちりスタートを決めて、後ろの走者にいい流れを!

 

岩屋佑未奈(跳躍・経済2)

先程書いた通りです。応援しています。

 

工藤音花(短長・法政2)

私から見た音花さんは、気持ちが強いストイックな選手です。

佑未奈さんとセット走などを組むケースが多い中、やむを得ず一人で臨むメニューもあります。一人でするメニューがつらいことは想像に難くありません。しかしながら、音花さんはそうした練習でもいつもと変わらず、必ず最後まで練習をやりきります。それを可能にしているのは、気持ちの強さや自分自身に対する厳しさがあるからではないかと思っています。

レポートよりテスト派という、本番に強い人のマインドを持つ音花さん。
そんな音花さんなら、全カレという大舞台でも必ずや期待通りの走りをしてくれる。
そう信じています。音花さんの快走に期待です。

鈴木わかば(短短・総合政策1)

先述した通りです。頑張って。

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以上となります!
書きたいことを書いたので、大変長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

いよいよ明日から全日本インカレ。
笑って終われるように。全力で臨んでいきます。

無観客開催ですが、ご声援の程よろしくお願いいたします。

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