全日本インカレ3日前!~マネージャーから見た選手たち②~

こんにちは。
2年全体マネージャーの桝田と長距離マネージャーの空岡です。

全日本インカレまであと3日となりました。
昨日に引き続き、「マネージャーから見た選手たち」というテーマでお送りします。
本日は中距離ブロック・長距離ブロック編となります。

まずは中距離ブロックから出場する選手を紹介いたします。

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↑左から細井、梅沢、守屋

☆男子800m(18,19日)
梅沢龍輝(中距離/総合政策3年)
昨年9月に関カレA標準突破、今年8月に全カレB標準突破と記録を着実に伸ばされている梅沢さん。競走部の誰もが、梅沢さんのことを応援しているでしょう。
それは決して「速いから」だけではありません。謙虚な姿勢があるからだと思います。普段からご自身の結果以上に中距離ブロックの仲間の活躍を喜んでいるように見えます。それをまた自分の頑張るきっかけに、パワーにできるところが梅沢さんの力だなと思います。
昨年の冬季、陸上のこと、中距離種目のこと、慶應に限らず様々な選手の特徴なども丁寧に教えてくださいました。以来、800mの試合を見るのが楽しくなりました。普段のお話ししやすさも応援したくなる理由になっているかもしれません。
今年の中距離ブロックは、梅沢さんの400mPBに始まり、多くのPBが生まれました。その勢いは増す一方です。全日本インカレでも梅沢さんの力を、中距離ブロックの力を見せてきてください。
「来年結果出すんで!」と昨年笑顔で言ってくださった梅沢さん、高パフォーマンスを期待しています。

☆女子800m(18,19日)
守屋明穂(女子統括/中距離/環境情報4年)
いつも守屋さんの朗らかな雰囲気が好きだなあと思います。その一方でやっぱり4年間競走部で過ごしてきて培われた威厳みたいなものも感じます。
今年の守屋さんは昨年とは違いますね。それは高めあう後輩がいるからでしょうか。
守屋さんといえば神田ちゃん、神田ちゃんといえば守屋さんです。昨年代替わりしてから、二人で練習されることが多くなりました。ケガなどでお互い一人で練習している期間もありましたが、やはり二人で練習できるようになって、二人とも生き生きして見えました。
6月の二人で出場した神奈川県選決勝、練習を共にしてきた神田ちゃんが先に全カレB標準を切りました。8月に守屋さんも突破し、今回出場することになったのは守屋さんです。努力が実り、一つ目標を達成された守屋さんはこれまでより輝いて見えます。
一緒に練習していた後輩の思いをまさに背負っていると思います。それはプレッシャーに感じるかもしれませんが、きっと最後のひと踏ん張りをさせてくれるはずです。
女子の中で唯一の4年生、全カレで中距離の強さを、女子の強さを証明できるのは守屋さんだと思います。
私は日曜日に帯同させていただきます。日曜日、守屋さんのレースが見られることを楽しみにしています。応援しています。

細井衿菜(中距離/総合政策3年)
今年の関東インカレで初めて衿菜さんのレースを生で見ました。アナウンスで注目選手として紹介され、難なく予選、準決勝を勝ち上がり、決勝にコマを進める衿菜さんはやっぱりかっこよかったです。レース中の真剣な表情にはいつも画面越しでも圧倒されます。また選手紹介のときのKポーズの笑顔もとっても素敵です、、、!
衿菜さんは人を惹きつける力を持っているなと思います。練習をTWOLAPSの方でやられていることも多いですが、日吉で練習してらっしゃるときには、競技場にいる誰もが注目するような、意識せずとも「ファイト!」と口にしてしまうような気迫の走りを見せます。そして、他の選手の練習を鼓舞する声も人一倍です。走っていて、衿菜さんの声に勢いづけられた人は多いと思います。こうして、衿菜さんはたくさんの人を味方にしています。
レース後に一礼するところ、練習後お礼を言いに来てくださるところ、部室に入ってくるときも帰るときも、トレ室で練習している人たちにも挨拶しているところ、衿菜さんはその礼儀正しさですべての運も味方にしているはずです。
これまでの努力で培った強さに加え、たくさんの人と運を味方にしている衿菜さんは強いです。
衿菜さんには笑顔が一番です。心から応援しています。

仲子綾乃(中距離/総合政策1年)
中距離に入ってくる女の子がすごい子らしい、と3月に聞き、少しばかり緊張していました。
なので初めて会ったときは、ほんわかした雰囲気に驚きました。
そんな仲子ちゃんが走っているところは、数えられるほどしか見れていません。
今シーズン一番悔しい思いをしているのは仲子ちゃんかもしれません。でも仲子ちゃんの頑張りは競走部みんなが知っています。朝早くからトレ室で追い込んでいたり、オフ日にも部室で見かけたり。その姿に私ももっと頑張ろうと思います。
今年は残念ながら棄権を決めていますが、来年はどんな走りを見せてくれますか?
楽しみにしています。

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続いて、長距離ブロックから出場する選手をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

↑左から杉浦、河野

☆男子1500m(17日)
河野慶太(長距離/環境情報3年)
昨年秋に挑戦した1500mで抜群の種目適性と持ち前のスピード力を見せ、全カレ標準を切られた河野さん。

サポートにもいつでもフランクに話してくださる河野さんですが、試合直前の練習時は特に、周りにも伝わるほどの緊張感を持って集中されていたり、試合前は長期的なプランを自分で計画立てたうえで睡眠時間や食べるものなども調整している姿を見て、試合にかける熱い思いをいつも感じております。

強豪校を卒業したからこそ慶大競走部にはない視点を持っていらっしゃり、お話をしていていつも新たな発見があります。

他ブロックの選手とも仲が良く、普段から練習時間や環境が違う長距離ブロックだけに囚われない広い視点でいつも私たちが気づかないことに気づかせてくださいます。
日本選手権の標準を切りたい、と力強くおっしゃった河野さん、これまで紆余曲折あったかと思いますが日本トップクラスの学生と戦うチャンスを得た河野さんは強いです。
河野さんの思いを全部ぶつけた、闘志あふれる走りを当日期待しております!!

☆男子10000m(17日)
杉浦慧(長距離ブロック長/法政4年)
競走部で杉浦さんを知らない人は絶対にいません。競走部イチの知名度を持つと言っても良い杉浦さんの、杉浦さん自身と、部員全員の思いを乗せた箱根での走りにはみんなが心を動かされました。
そしてその後4月の10000m学連記録会に満を持して登場。全カレ標準突破、塾記録更新を達成しました。

杉浦さんの魅力は何といってもチームを想う熱い気持ちと圧倒的なリーダーシップかと思います。ポイント練習中に杉浦さん自身も他の選手同様苦しい中でチームにかける檄によって一緒に走っている選手も、それを見ているサポートも、きっとその場にいる長距離ブロックに限らずその声を聞いた全員のパワーになっていると思います。
チームのことを考えて選手だけでなく私達サポートにもたくさんの意見を出してくださったり、普段から杉浦さんにたくさん助けられています。

これまで競走部の歴史をたくさん塗り替えてきた杉浦さんも陸上人生ラストシーズンとなりました。来月の箱根予選会を前に、まずはここで杉浦さんの魅力がたくさん詰まった10000mを全力で見届けましょう。そして普段たくさんの力をもらっている分、今回は杉浦さんに少しでも力を与えられるように全力で応援したいと思います!!!

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いかがでしたでしょうか。

今年は例年より多くの選手が全日本インカレの舞台に立つことができることをマネージャーとして誇りに思います。そんな選手ひとりひとりの魅力が伝わっていれば、そして少しでも多くの人に応援していただければ、幸いです。
また、長距離はブロックとしては来月控える箱根予選会に向けて練習を行ってきておりますが、まずは全カレでこの秋シーズンの良いスタートを切れるように精一杯頑張って参ります。

ご声援の程、宜しくお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

明日は短長ブロック編です。お楽しみに!

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