OB・OGさん座談会〜長距離マネージャー編〜
こんにちは。4年長距離マネージャーの渡部です。
マネブロを書くのは久しぶりですが、冒頭の文章で4年生になった実感が急に湧いてきました。我々大学生もそうですが、社会の多くの方が当たり前の生活を送れない日々が続いています。選手もサポート部員もできることは限られていますが、腐らずできることを継続して、日常が戻ってきた時に備えています。
さて、今回は連日お送りしているOB・OG座談会の長距離マネージャー編になります!
座談会とはいうものの、長距離マネージャーはまだ卒業生が1人しかいないため、1人のOGさんにお話を伺いました。
林 里穂さん(2019年卒/文学部)
2017年の箱根駅伝プロジェクトのスタートと同時に長距離マネージャーもスタートしました。林さんは初代長距離マネージャーです!
入部前の話から働かれている現在までのことなど、入部を検討している新入生の方の参考になるお話がたくさん聞けたので、ぜひご覧ください!
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渡部)お久しぶりです!本日はお時間を作っていただき、ありがとうございます。ガンガン質問させていただきます!
林)久しぶりだね!いえいえ!最近部活楽しい?(笑)
〜長距離マネは仲が良く、つい話が盛り上がり脱線してしまうことが多くありました。非常に残念ですが割愛します〜
渡部)では入部前のことから時系列順で質問させていただきます。競走部に入部を決めた理由を教えてください。
林)私は高校でも陸上部のマネージャーをしていて、そもそも陸上が好きで競走部のマネージャーにも興味があった。体験してみたら、高校より選手のレベルも高く、人数や競技場の規模も大きかったため、やりがいがありそうだと感じて入部を決めました。他の体育会のマネージャーをやるかも迷ったけど、比較した中で競走部が一番やりがいがありそうだと感じた。
渡部)レベルも高く規模も大きいというイメージを持って入部をされたとのことですが、イメージと現実ってギャップがあることもあると思います。その点で入ってみてどう感じましたか?
林)良い意味でギャップがあった!先輩も同期もフレンドリーな人が多くて、選手サポート関わらず和気藹々と活動していた。体育会の厳しいイメージが良い意味で裏切られて、入部後も毎日部活が楽しかった!
渡部)活動中は、どんな気持ちでサポートしてましたか?
林)高校からマネージャーをしていたんだけど、私はマネージャーの活動が好きでとにかく楽しかった。選手が結果を残すために自分が何をできるかを考え、それを実行していた。私みたいに誰かのために何かをするのが楽しいと感じる人は、マネージャーやサポートに向いてるんじゃないかな。
渡部)では4年間で一番嬉しかった思い出は何ですか?
林)やっぱり同期の根岸が走った箱根駅伝のサポートをしたことだね。予選会も10000m挑戦会(どちらも学生連合チームの選抜試合)で結果を残せたのも嬉しかったが、やはり箱根駅伝当日が1番の思い出。チームメイトが大舞台に立ったことももちろん嬉しかったが、長距離マネの設立から関わってきて、結果に貢献できたと感じた。設立当初はやることもたくさんあり、大変なことも多く先輩に助けてもらいながら頑張ったが、それが形になって嬉しかった。
箱根駅伝の中継所に入れるのは普通の人にはできないことで、かなり貴重な経験ができたことに今でも選手やコーチ、関わった多くの人に感謝している。
渡部)なぜ初代長距離マネージャーをやろうと思ったんですか?
林)自分にしかできないことをやりたかったんだよね。タイムを計測したりビデオを撮るっていうマネージャーの仕事は、正直誰にでもできる。当時11人いたマネージャーの中で、私にしかできない、唯一の仕事がしたいと2年生の時に考えていた。そうした中で箱根駅伝プロジェクトが始まり、長距離マネの話が出てきて、これだ!と思って立候補した。長距離マネの設立に対して対立意見もあったけど、必要性ややりたいという思いを理解してもらって、長距離マネになることができた。
渡部)実際に長距離マネになってからはどうでしたか?
林)私にしかできない、11分の1のマネージャーになれた!4年間の中でも長距離マネになってからがとても楽しくて、やることは多かったけどその分やりがいもあり、責任感のある仕事ができた。ぜひみんな長距離マネになろう!(笑)
渡部)やりがいとは具体的にどんなものでしたか?
林)朝練や合宿、記録会など時間的な拘束は長いけど、その分長距離の選手に深く関われて、成長や結果を喜ぶことができる。渡部からはないけど、私は長距離の練習以外の時間は全体のこともサポートしていたので負担は大きかったが、大変だった分それを超える楽しさややりがいがあった。私も、話を聞いてると渡部も、活動のしやすさは意識しているから、どんどん活動しやすい環境が整ってきてると思う!
渡部)気になっている新入生も多いと思うので、就活についてもお聞きします。仕事選びで部活の影響ってありましたか?
林)めっちゃあった!マネージャーの仕事が楽しくて、社会に出ても楽しい仕事がしたいと考えてた。マネージャー業と似ている誰かの幸せや笑顔のために何ができるかを考え行動できる仕事がしたいと思って、サービス業を目指してた。実際に就職をしてみて、マネージャー業と同じようなやりがいがあり、毎日楽しいです。
渡部)部活と就活の両立は大変ではなかったですか?
林)もちろん部活は拘束時間もあるけど、その分面接で自信を持って話せるかけがえのない経験ができるし、何より多くの頼れる先輩や同期と出会えるので、助けてもらいながら進めることができた。だから両立は大変ではないし、むしろ部活をやっててよかったと思う!
渡部)ここまでたくさんありがとうございました!最後に新入生にメッセージをお願いします!
林)まず競走部に入って、損はしないと思う(笑)雰囲気もいいし、部員はみんなフレンドリーだし、すごく楽しい部活です!一生に一度の大学生活を楽しく過ごせるので、興味があればぜひ入ってみてください!
いかがだったでしょうか。
お話を聞いていても、当時のことを思い出しても、林さんはとても楽しそうに活動されていたと感じます。そんな初代長距離マネージャーのルーツからか、現役も楽しく活動しています。
長距離だけをサポートする分、大変なことも多いですが、より深く関わることにより大きな喜びややりがいが待っている魅力が伝われば嬉しいです。
さて、ここまで3日間各パートのOB・OGとの座談会の様子をお届けしてきました。各パートの魅力や実際に入部した時のイメージが伝わり、部活選びの参考になればサポート一同嬉しい限りです。
これは私の考えですが、新入生にとって4年間取り組むことを決める重要な決断に関わる立場として、こちらも責任を持って皆さんに向き合っています。
とても大きな決断だと思いますので、たくさん情報収集をして、考えて、後悔のない決断をしてほしいです。その決断の末に競走部のサポートを選んでくれたら、全力で歓迎します。一緒にかけがえのない4年間を作っていきましょう。
競走部では引き続き新歓活動をオンライン上で続けています。
いつでも興味がある方のご連絡をお待ちしています!
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。