全日本インカレ1日前!~マネージャーから見た選手たち③~

こんにちは。1年マネージャーの原田です。

いよいよ明日から学生チャンピオンを決める全日本インカレが始まります。
1日前となる本日紹介する選手は、、

*角田 ルアニィ(総3・跳躍)
*畦地 将史(法2・投擲)
*酒井 由吾(環2・跳躍)

以上の3選手です。
ぜひご覧ください。

女子棒高跳:角田ルアニィ
目標:自己ベストで3位入賞

ルアニィさんは、笑顔が素敵で周りにいる人たちまで元気にしてしまうようなオーラを放っています。
その一方で、みんなが口を揃えて言うのは、「競技に対して物凄く真面目である」ということ。
私が入部する以前は、ケガに悩まされ、なかなか試合に出場できないもどかしさを抱えていたということを聞いたことがあります。
今年に入ってからは、関東インカレで素晴らしい跳躍を見せ、調子も戻ってきたようですが、辛いときにも腐らずに努力し続けてきたルアニィさんの姿を、陸上の神様も認めてくれたのだと思います。
関東選手権でルアニィさんの帯同をさせていただいたのですが、心から競技を楽しみ、大好きな棒高跳ができる喜びをかみしめながら跳んでいるように見えました。そして、そんなルアニィさんを応援している家族やコーチ、仲間たちの気持ちがよくわかりました。
試合後、悔しそうな表情を見せていましたが、その「もっと、もっと!」という向上心がルアニィさんの強さの源だと思います。
次は”もっともっと”高く跳べます。信じています。
PB3m82を更新し、ルアニィさん自身が心から納得できる完全復活を見せてくれるでしょう。

昨年の全日本インカレ前の渡部さんのマネブロに「ルアニィは必ず復活し、その名を世に轟かせる」と書いてあります。
今年の全日本インカレで渡部さんの予感を的中させてください!
当日はルアニィさんのとびっきりの笑顔が見られるのを楽しみにしています。
また、慶應競走部にとって最初の種目となる棒高跳でいい流れをつくってきてください。

みんなが応援しています。!

 

男子やり投:畦地 将史
目標:力強い投擲します!

Mrパーフェクトで名高い畦地さんですが、畦地さんと馴染みの深い方々から様々なエピソードを聞いていると、かなりユニークな人だなあという印象を持ちました。中学時代までは野球をやっていたそうですが、チームスポーツが合わず、陸上に転向したというエピソードも畦地さんらしいなと思います。
しかし、周りを気にすることなく、自分の世界に集中できることは、陸上選手にとっては大きな武器になっているはずです。
練習中も、自分の身体と対話するかのように、繰り返し動きを確認し、黙々と投げている姿が見られます。

慶同戦後はケガもあり、思うような練習を積めなかった時期もあったと思いますが、一喜一憂することなくできることをしっかりとこなしてきた姿に、畦地さんの芯の強さを感じました。
天才肌と言われる畦地さんですが、研究を重ね、独自の練習法を見出し、その道を極めていく姿勢はまさに「求道者」のようです。
普通の人とはかなり違う感覚の持ち主のようですが、だからこそ普通の人が辿り着けないようなところに行けるのだと思います。

また、今では陸上競技以外にもインターンを行っており、スーツ姿の畦地さんからは大学2年生には見えない貫禄を感じます。(笑)
全カレ当日、岐阜メモリアルセンターでも、畦地さんが「慶應」の名を背負い貫禄のある投擲を見せてくれると信じています。

男子走幅跳:酒井 由吾
目標:優勝

いつもチームのために結果を残してくれる、この競走部にとって精神的支柱のような存在です。
また、私がマネージャーをやっていて、物凄く応援したくなる選手です。
誰に対しても、感謝の思いや謙虚な姿勢を忘れずに接している酒井さんを見ていると、身体やジャンプだけでなく、心までBigな人だなと思います。酒井さんがたくさんの人から応援される選手であるのは、競技力だけでなく、その人柄ゆえでしょう。
中学時代から第一線で活躍してきた酒井さんだからこそ、周りの人から声を掛けられアドバイスをもらうことも多いと思いますが、その1つ1つに耳を傾け、たくさんのことを吸収しようとする姿に感心します。
自分に足りないものを模索し、自分にしかわからない感覚と必死に向き合う酒井さんには、これからの伸びしろしか感じません!
最近では、ウエイトトレーニングを取り入れ、1か月で体重を4㎏増やしたそうですね。たくましくなった身体から生まれる大ジャンプが楽しみです。

去年は全カレ前に女の子に振られ記録を落としたそうですが、今年はそんなアクシデントはないと思うので大丈夫です。

近年、どんどんハイレベルになっていく日本走幅跳界ですが、それを牽引するのは現役大学生たちです。その大学生No1を決める全日本インカレで「慶應 酒井由吾」の名前が少しでも高いところで見られるのを、チームみんなが願っています。まずは、PB更新。そして、酒井さんの見据える高い目標へ向けての、1つの通過点となるこの大会で、夢に近づくBigジャンプを!

*************************************************
今回紹介した3選手に共通するのは、高校生時代に全国チャンピオンを経験しているということ。
大学でも競技を続ける中で、日本1になったことのある人にしかわからない思いや、背負っているものもあるのかもしれません。
それでも、今回の全日本インカレでは、いろんなものをはねのけて、選手が思う存分力を発揮できたらいいなあ、と願っています。 🙂

皆さん、温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。!

3選手が登場する競技日程は以下の通りです。

〇女子棒高跳
決勝 9月12日(木)13:30~

〇男子やり投
決勝 9月14日(土)13:30~

〇男子走幅跳
決勝 9月13(金)16:00~

以上です。
失礼致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。