夏合宿特集〜長距離蔵王編〜
こんにちは!3年長距離マネージャーの渡部です。
世間は甲子園で盛り上がっていますね。今年は逆転勝ちをするチームが多いと感じています。チームが劣勢の時でも諦めず、勝利を追い求めた結果が逆転劇を生み出しているのでしょう。
ではなぜ彼らは諦めずに戦うことができたのでしょうか。僕はそこに圧倒的な練習の裏付けがあると思います。相手に負けないと思える練習量があるからこそ、それが自信になり諦めない心に繋がるのではないでしょうか。
これは陸上にも通じることがあると思います。練習で自信をつけることが、試合で勝つ上で必要になってくると思います。日々の練習から大事に過ごしていきましょう。
前置が長くなりましたが、ここからは本編です!
8月9日から16日まで山形県蔵王坊平高原にて行われた、長距離ブロックの蔵王合宿の模様をお伝えしていきます。
昨年に引き続き蔵王での合宿となりましたが、昨年同様クロカンを利用しての足作りを目的として取り組みました。10月に控えている最大目標である予選会、そしてその後に続くトラックレースやハーフマラソンに向けての走り込みの練習がメインです。
毎日朝練習から走り、ペース走やジョグで距離を稼いでいきます。
メインの練習は午前中に行われ、クロカンでの距離走やインターバルを行いました。
距離走では涼しい気候も利用し、この時期の関東圏ではなかなかない良いコンディションで走り込みました。
距離走の様子
インターバルでは距離走の疲労がある中でさらに追い込むことで、心肺機能の向上を図りました。
スタートを切る選手たち
印藤(経2)
競り合う鈴木(理2)と司代(法2)
昨年に比べてどの練習でもタイムの向上が見られ、特にインターバルでは平均タイムもかなり縮まっており、チームの成長を感じます。
蔵王坊平高原は『ナショナルトレーニングセンター 高地トレーニング強化拠点施設』に指定されており、トレーニング施設の職員の方々に大変お世話になりました。
練習面では午後練で行う補強の指導をお願いしました。
下腹部に力を入れて走るためのエクササイズやトレーニングを教わり、今後に生かしてより効率の良い走りに繋げていきたいです。
なにかの儀式ではありません(笑)補強の様子です。
また、起床時の心拍数や睡眠の質の計測、練習中の乳酸値の計測を通して、科学的に練習を分析するサポートをしてくださいました。親身なサポートをありがとうございました。
練習に集中して取り組むためにも、練習以外の時間の過ごし方はとても重要です!
セルフケアはもちろんのこと、今回は学生トレーナーに加え藤村トレーナーにも帯同していただきケアを行なっていただきました。練習を怪我なくこなすためトレーナーのケアは必要不可欠です。
ケアを行う藤村トレーナー
食事も練習を頑張る上でのモチベーションの一つです。マネージャーの鯉渕(法1)のご家族がスイカを差し入れてくださり、みんなで美味しくいただきました。スイカも夏の合宿には必要不可欠ですね!
スイカを食べるみんなの表情が素敵なのでたくさんご紹介します!!
スイカを切る保科コーチ
貝川(環1)
森田(経1)
坪田(トレーナー・法3)
鯉渕(マネージャー・法1)
蔵王での最後のポイント練習を終えた夜にはバーベキューを行い、選手もサポートも含め疲れをねぎらいました。
バーベキューにあたり、市役所の方や保科コーチのご家族に差し入れを頂きました。保科コーチのご家族はご一緒にバーベキューを楽しみ、激励をいただきました。ありがとうざいました。
焼きそばを作る小野コーチや藤村トレーナーと選手たち
保科コーチのご家族
また今回の合宿を行うにあたり、たくさんのOB・OGの方にウィダーやOS-1などの差し入れをいただきました。練習で疲れた体を回復させることは非常に大切で、その支援をしてくださりとても感謝しています。ご期待に応えられるようこれからも頑張ります!
一年生たち
練習後の杉浦(法2)
以上が蔵王合宿の模様の紹介になります!いかがだったでしょうか。
ご紹介させていただいた多くの方々の支えのおかげで、蔵王合宿を乗り越えることができました。天候にも恵まれて雨が降ることも少なく、良い練習ができたのではないかと感じています。
ここからチームは蔵王を離れ、選抜組は18日に第3回根室シーサイドマラソンに出場し、故障者は日吉に戻っての練習になります。
1年生が予選会に向けてハーフマラソンを経験するために出場しましたが、疲労がある中力走し、出場者13人で世代別の上位13位までを埋めることができました。
ハーフマラソン後、チームは北海道紋別市に場所を移し、さらに合宿を続けていきます。
またマネブロでもお伝えしますが、合宿の様子を長距離ブロックのTwitterでもご紹介していきますので、そちらを合わせて是非ご覧ください。
冒頭の話に戻りますが、合宿は練習に集中する絶好の機会です。選手たちにはここでの練習に一生懸命に取り組み、予選会の時に自信を持ってスタートラインに立てるような状態になってほしいと思います。
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
失礼いたします。