第52回東京六大学対校陸上競技大会を終えて
こんにちは。マネージャー4年の伊永です。
新年度が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
競走部にも一年生が見学に来てくれており、新しい季節の訪れを感じます。
さて、4月6日(土)に日吉陸上競技場にて行なわれました、第52回東京六大学対校陸上競技大会の戦績をご報告させていただきます。
今年は珍しく天候にも恵まれ、大会記録も生まれるなど、スポーツ日和の六大学となりました。
結果としては
男子は98点で3位、女子は7点で4位でした。
残念ながら、私たちが目標に掲げていた、男女ともに2位という結果には届きませんでした。
その一方で、自己ベストを更新した選手や幸先良いスタートを見せた選手もおりました。
今回は、その中でも対校戦で入賞した選手を紹介します。
男子100m
第7位 山本明良(短短・法3) 10秒93(-0.2)
初の公式戦出場でしたが、決勝に残り、1点を獲得しました。また、予選では10秒73(+0.6)で自己ベストを更新、関東インカレ2部A標準を突破しました。
男子400m
第1位 大谷尚文(短長ブロック長・理4) 46秒89 PB
大幅に自己ベスト更新し、優勝を飾りました。慶應の中でMVPにも選出されました。予選決勝ともに46秒89で走り、全カレA標準を突破しました。
第5位 坂口天城(短長・法2) 48秒43
公式戦の個人種目には初出場でしたが、堂々の5位入賞を果たしました。短長の中でも頼もしい存在になりつつあります。
男子800m
第4位 三浦天道(中距離・総3) 1分52秒26
レース序盤から果敢に攻めていました。期待通りの力走を見せ、5点を獲得しました。
男子1500m
第5位 小野友生(長距離・総2) 3分53秒75
ハイレベルなレースの中、はじめは集団後方を走っていましたが、中盤から徐々に追い上げを見せました。
第8位 久保田剛史(中距離・理M1) 3分56秒11 PB
上位の選手に食らいつきました。自己ベストを更新、さらには関カレ3部B標準を突破しました。
男子5000m
第8位 清水拓哉(長距離・法2) 15分03秒23
途中から第2集団の先頭を引っ張っていました。
実力を発揮し、入賞しました。
男子110mH
第5位 富山弘貴(短短・環3) 14秒51
久々の14秒台を記録しました。この冬進化した富山に関カレでも期待です。
第6位 中島瑞樹(短短・理4) 15秒21
本調子とはいかないものの、着実に入賞されました。
男子400mH
第5位 関汰玖真(短長・理2) 53秒78
初の公式戦で入賞、4点獲得しました。決勝で関カレ2部A標も突破しました。
男子3000mSC
第8位 印藤剛(長距離・経2) 9分21秒46 PB
関カレB標準を突破している印藤が出場いたしました。初めは先頭集団に食らいつき、途中からは単独走となってしまいましたが、入賞いたしました。
男子4×100mR
第3位 竹井-大川-山本-酒井 40秒92
左から竹井と大川
竹井郁哉(短短・商4)、大川弘太郎(主将・短短ブロック長・法4)、山本明良(短短・法3)、酒井由吾(跳躍・環2)が走りました。
100mに出場した大川をはじめ、オープンで自己ベストを更新した酒井など、実力の揃った選手が出場しました。
男子4×400mR
第3位 藤村-大谷-吉田-坂口 3分11秒00
バトンを受け取る吉田
藤村大生(短短・経3)、大谷尚文、吉田拓矢(短長・経3)、坂口天城(短長・法2)が走りました。短短の藤村が前半飛ばし、大活躍の大谷、吉田と坂口が粘りを見せました。
男子走幅跳
第2位 酒井由吾 7m47(-0.1)
途中に4継出場を挟み、慌ただしい出場となりました。また悔いの残る結果だったようなので、関カレに期待です。
第6位 友金ジェイムス(跳躍・環3) 6m88(+0.7)
本調子とはいきませんでしたが、着実に入賞し、3点を獲得しました。今シーズンの自己ベスト更新に期待です。
男子走高跳
第1位 義永優樹(跳躍・法3) 2m03
第5位 山室光平(跳躍・法4) 1m85
義永は昨年の慶同戦、早慶戦に続き、優勝を飾りました。
男子棒高跳
第4位 奥平拓海(副将・跳躍・環4) 4m80
第6位 川端一輝(跳躍ブロック長・経4) 4m20
バーを越えた奥平
奥平の4m90をクリアできなかった時の悔しそうな様子が印象的でした。
非常にハイレベルな戦いでした。
男子三段跳
第8位 堀井亮太(跳躍・理M1) 12m99(+1.2)
初の公式戦出場となりました。
男子円盤投
第5位 中野敬太(投擲・法3) 33m08
第7位 石川淳(跳躍・経2) 31m09
中野はベストに迫る記録をたたき出しました。
男子砲丸投
第7位 佐藤孝紀(短短・法4) 10m67 PB
春季オープンで円盤投の自己ベストを更新した佐藤は、六大学では砲丸投で自己ベストを更新しました。
男子やり投
第1位 畦地将史(投擲・法2) 71m14 PB
第2位 鐘ヶ江周(投擲・環2) 68m66 PB
やりを投げる畦地
やりを投げる鐘ヶ江
フィンランド遠征などを経て一段と強くなった畦地が自己記録を更新、さらには全カレB標を突破しました。また、鐘ヶ江も自己ベストを更新しました。
女子100m
第5位 井上夏海(短短・商3) 12秒84(+0.6)
調子を戻しつつあります。今シーズンでの自己ベスト更新に期待です。
女子800m
第4位 木村友香(主務補佐・短長・文4) 2分24秒44
不本意なレースとなりましたが、関カレにその思いをぶつけてくれるでしょう!
女子4×100mR
第3位 今井-井上-岩浅-石田志 48秒70
今井瑛子(女子代表・跳躍・環4)、井上夏海、岩浅優花(短長・法1)、石田志穂里(跳躍・環4)が走りました。
新入生の岩浅も加わり、新たな布陣となりました。
女子走幅跳
第2位 今井瑛子 5m64(+1.4)
途中に4継を走り、大忙しの今井でした。関カレ標準まであと少しです。
女子やり投
第1位 岡嵜加奈(投擲・環4) 28m46
前評判通り優勝した岡嵜。専門のハンマーでの活躍にも期待です!
六大2位という目標には届きませんでしたが、
集合時に出場選手の意気込みを聞く機会を設ける試みもあり、部員ひとりひとりの思いのこもった六大となりました。
昨年の関カレでの2部降格を受け、今変わろうとしている競走部のを温かく見守っていただけると幸いです。
最後になりますが、今回の東京六大学をご協賛いただいたミズノ株式会社様、セイコーホールディングス株式会社様、ご後援いただいた関東学生陸上競技連盟様、東京六大学OB会様、その他ご支援くださった方々に心より感謝しております。また応援に来てくださったOB・OGの皆様、誠にありがとうございました。
今後とも慶應義塾大学体育会競走部を宜しくお願いいたします。