全日本インカレ3日前!〜マネージャーから見た選手たち③〜

こんにちは。
4年マネージャーの林と2年マネージャーの渡部です。

全カレ3日前となりました。
本日も出場選手の紹介をしていきたいと思います
本日ご紹介する選手は、

石井克弥(男子10000m)
小野友生(男子1500m)
角田ルアニィ(女子棒高跳)

の3名です!3人がどんな選手なのか少しでも知っていただけたらと思います。

ぜひご覧ください!

 

石井克弥(環3・長距離)/男子10000m出場予定

競走部のエース・かっちゃん!
いまや慶應競走部は競歩無しでは語れません!

かっちゃんの2018年のレースはお正月の元旦競歩、日本選手権20kmW、日本選手権50kmW、関東インカレ、個人選手権、長野県選手権とその距離合計115km!
驚くほどの長い距離を歩くかっちゃん。私も合宿中にメニューを聞くと「今日は軽く10kmくらい歩こうと思います。」と言われ、驚いてしまいました。(その前日には30kmのメニューをこなしていたのですが…)
今年に入って10000mW、20kmW、50kmWの3種目で自己ベストを更新しています。
中でも個人選手権の10000mWでは関東インカレでの自身の記録を塗り替え、41’18″の塾記録を樹立しました!
きっと全カレでもさらなる記録を打ち立ててくれるだろうと期待が高まります。

そんなかっちゃんのエピソードを部員たちに聞くと、華々しい記録を打ち立てるのにうなづけるストイックな一面と、オフモードでの親しみやすい一面も伺えました。
まず、どの部員に聞いても「かっちゃんと言えば甘いもの好き!」という答えが返ってきます。
最近では1kgの餡子を買って、大きなホットケーキにつけて食べていたそう!
普段の部活でのかっちゃんからは想像できない姿に、私もほっこりしてしまいました。
もちろん普段は身体を絞る努力をしていて、試合前にはベストコンディションに持っていくストイックさにはかっちゃんらしさを感じます。

長距離部員がハマっているとあるゲームアプリでは、部員の誰よりも強いとのこと!まさにトップクラスのマスターという声も聞かれました。
しかし合宿中はやりこんだアプリを封印して、夏合宿に臨んでいたそうです。そんなところからもかっちゃんらしいストイックさが伺えます。

合宿所では電動式のストレッチポールで身体のケアも怠りません!かっちゃんがストレッチポールを使い始めると、バイクが来たのかと思うという面白い話も聞かれるほど、合宿所でも自らのケアを行っているそうです。

このようにかっちゃんは競走部きってのストイックな選手だと思います。
ブロック長の佐伯(環4・長)は「どんなにキツイメニューやった時でも午後とか身体動かしに行くストイックさはある」と話し、同期の田島(法3・長)は「オンオフの切り替えが上手く、自分の世界を持っている」と、かっちゃんのことを話してくれました。
練習や試合前は面倒などと言っていても、始まると淡々と自分のメニューやレースに取り組むかっちゃん。
全カレでも我が道を行くかっちゃんらしいレースで41分台を切る歩きを見せてほしいです!
頑張れ、かっちゃん!

(林)

 

角田ルアニィ(総2・跳躍)/女子棒高跳出場予定

僕の同期で塾記録を有しているのは2名いますが、そのうちの1人がなんとルアニィです。

大学に入ってからはけがに悩まされていて思うように競技に取り組めていない様子で、もどかしそうにしていてかわいそうでなりません。関東インカレ、日本選手権も標準を切っているのにも関わらず、けがのせいで出場することはできませんでした。

今回の全日本インカレも、現在けがをしていておそらく欠場することになるでしょう。出場することはできませんが、ルアニィはいつかきっとけがを治して大活躍をし、その名を世に轟かせることを信じて、彼女のことを紹介していきたいと思います。

ルアニィは僕と同じ埼玉県出身ですが、ほぼ群馬ともいえる埼玉県の端っこに住んでいるので、同郷だと感じたことはあまりありません。毎日実家から学校や練習に通っていて、毎日日帰り旅行をしているようなものです。本当にすごいと尊敬してます。そんなお家が遠いルアニィちゃんですが、先述の通り棒高跳で3m80㎝の塾記録を持つすごい子なんです。普段はきゃぴきゃぴしていて元気にあふれていて、なんならうっとおしいぐらいです。先日僕が長期間の合宿から帰ってきて久しぶりの集合に出た際、「わたべーーーーー!おかえりーーーー!!!」と約10分にわたって熱烈な歓迎をされました。うれしかったですが、正直疲れやうっとしさのほうが大きかったです。しかし、競技のことになると真剣な表情で取り組んでいて、そのギャップがすごいです。ちなみに彼女はギャップでアルバイトをしています。僕が棒高跳びの練習を見ているときにルアニィと話す機会がありましたが、僕に棒高跳びの知識が全くなかったので何を話しているか一切わかりませんでした。普段話しているとルアニィは意味の分からない発言を繰り返し、理解するのが難しいですが、この時も理解できませんでした。多分僕とルアニィが会話を成立させるのはどんな場面でも難しいです。それでも、競技に関する話をしているほうが真剣で、とても楽しんでいることは伝わってきます。

ということで、ルアニィは普段はふざけていてかわいらしいですが、競技のことになると真面目になる、という性格の持ち主なのです。そしてルアニィはその愛らしい性格で、部内のみんなから好かれています。僕は最近しつこい絡みを受けたせいで苦手意識を抱いていますが、ターゲットにされていないみんなは、ルアニィのことをただの愛らしいかわいい子だと思っているので大好きなはずです。

ここまで長々とか書いてきましたが、というのも今回のマネブロの企画を本人に話したところ、「いっぱい書いてね!」との注文を受けたので頑張って書いてきました。そんな図々しくても、憎めないのでつい許してしまうようなルアニィちゃんです。

今はけがで思うように練習もできていませんが、ひとたび復活すれば大活躍すること間違いなしです!頑張り屋さんで負けず嫌いなので、鬼のように練習してライバルたちに追い付き、すぐさま追い越して表彰台の最も高いところにその愛らしい笑顔で登ってくれるでしょう!

今回はやるせない気持ちだろうけど、これからその気持ちをバネにして、がんばれルアニィ!

(渡部)

 

小野友生(総1・長距離)/男子1500m出場予定

1年生でインターハイの800mに入賞したという結果を見たことを僕は忘れられない。その後もいい成績を出し続け、1500mのベストが3分46秒というとんでもない力をもって入部してきたのが、ほかでもない小野です。

とんでもない実績をもって入部してきたので、どんな性格なんだろうか、まじめで陸上に熱中しまくってほかのことは気にも留めない性格なのだろうかと思っていましたが、実際に接してみると、そんなことは一切ありませんでした。小野はゲームが大好きです。合宿所では基本的にずっとゲームをしています。最近はポケモンゴーにはまっていて、合宿中もオフ日には一日中市内を歩き回ってポケモンを捕まえようと必死でした。また、小野は発言がやばいです。小野は頻繁にわけのわからない小学生のような発想を口にします。うけを狙っての発言だとしたらすごいですが、半年間接してきた僕の判断だとたぶんそうではありません。要するに、中身が子供っぽいのです。中身が子供っぽいといいましたが、実は見た目も子供っぽいです。身長が160㎝もありません。

ここまでの紹介だとゲームが好きな小さい選手、ということになってしまいますが、小野はそんなもんでは終わりません。普段はゲームばかりですが、練習の時は表情を一変させ、闘争心むき出しで走っています。特にインタ-バルなどの練習では、自分の得意分野であるスピードで負けるまいと、まさに鬼の形相で、とんでもないスピードで走っています。また身長は小さいですが、その小さい体は走り続けてきたことでついたたくましい筋肉でおおわれています。ぱっと見だとなんで身長が小さいのにスピードが出るんだろうと不思議ですが、そのたくましい体つきを見れば一瞬で納得するでしょう。それぐらい、小野の体は鍛えられています。

入部前から大学の練習に参加していましたが、その時からチームの先頭で走る姿を何度も見てきた僕は、大学に入ってからもトップレベルの選手と戦っていくんだろうと思ってました。しかし、小野は大学入学後の試合でまだ好成績を出せたことはありません。関東インカレでも悔しい思いをしました。「インカレの借りはインカレでしか返せない」という言葉は、今の小野にピッタリではないでしょうか。全日本インカレが終わったら、10月の予選会に向けての練習や調整に入るので、おそらく今回が今シーズン最後の1500mのレースになるでしょう。今年の関東インカレでの借りを、ぜひ全日本インカレというより大きな舞台で何倍にもして返してほしいと思います。

(渡部)

 

いかがだったでしょうか。

全日本インカレは標準記録が高く出場できる選手がられている分、その選手のことを深く知っていただける良い機会かと思います。

明日も選手紹介のマネブロを更新いたしますので、是非ご覧いただき、全日本インカレをより熱意を持って応援していただけたらと思います。

今回は以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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