2018年長距離ゴールデンウイーク合宿
こんにちは!2年マネージャーの渡部です。
最大9連休だったゴールデンウィークが終わってしまい、学校の授業などがまた始まりましたね。のんびりしてしまっていた人は毎日家を出るのが大変なのではないでしょうか。僕はとても苦労してなんとか学校に行き授業に出ています。
そんな長かったゴールデンウィークですが、長距離ブロックは前半の28日〜30日と後半の4日〜6日の2回に分けて合宿を行いました。
箱根駅伝プロジェクトが始まってから、様々な場所で合宿を行ってきましたが、今回のゴールデンウィーク合宿も、初めての地である千葉県富津市で行いました。
また、今回の合宿には新入生も参加しました。今年は持ちタイムのいい新入生が多く、受験でのブランクを埋めるためにこの合宿でもみんな走りこんでいました。
今回のマネブロでは、そんなゴールデンウィーク合宿の様子をお伝えしていきます!
28日(土)前半1日目
この日は日吉で集合を行い、合宿組はジョグをしてから車で千葉県富津市まで移動しました。
宿に到着し、荷物を置いたらすぐ練習着に着替えて集合を行い、朝練のコースを確認するためのジョグをしました。
合宿を行い環境を変えることで、普段の日吉とは違った気分で走ることができ、選手たちの表情も心なしかにこやかになっているように感じました。
29日(日)前半2日目
合宿2日目となるこの日は、朝はロードで10kmの距離走を行いました。
練習の前には、昨年から取り入れているエクササイズをやるのが習慣となっておりますが、4月から練習している1年生たちもやっと慣れてきて正しい動きでできるようになってきています。
午前は最初のポイント練習である16kmのペース走を行いました。
関東インカレに出場する選手たちのチームは普段の日吉で行うペースより速いペースで設定されており、日吉では余裕をもって走りきっている様子でしたが、この日はかなりきつそうにしていました。
もう1つのチームは1年生のグループで、受験でのブランクを取り戻すためのペース設定で走りました。
上級生である金子(環2)が1年生たちを引っ張り、1年生たちは余裕をもって練習していました。
そして午後はメディシンボールを使った補強を行った後、各自疲労抜きのジョグを行いました。
1年生はメディシンボールを使った補強をするのが初めてで、普段使わない筋肉が痛くなったという声がちらほら聞こえていました。なかなか時間がなく日吉ではこのような補強はできていませんが、工夫をして継続していくことが重要だと思います。
30日(日)前半3日目
この日も朝練から始まり、前日と同じく距離走をこなしました。
そしてこの日の午前練習は1000mのインターバルを行いました。
前日から引き続き関東インカレ組は普段より速いペースが設定されているのに加え、日吉では体験しない2日連続のポイント練習による疲労で苦しそうに走っていましたが、なんとか練習をやりきりました。
苦しく1本抜いてしまった選手はとても悔しそうにしており、この気持ちを忘れずに普段の練習から挑戦し続けてほしいと感じました。
先頭を走る根岸(経4)と田島(法3)
そして1年生のチームは昨日に引き続き無理のない設定ペースで練習に取り組みました。
前を走る印藤(経1)と前を追う金子(環2)
1年生のチームは無理をしないようところどころ本数を抜いて負荷を調節していました。
この時期は怪我をしないことが最優先で、足を作り直していくことが大切です。無理なく確実に体を戻していって、大学で活躍する姿を見たいですね!
午前の練習が終わった後、宿舎に戻り身支度をして一旦日吉に帰りました。
3日間をあけて再び同じ地に戻り後半の合宿を行います。
この間に選手たちはそれぞれ治療院に行って体の調子を整えたり、ゆっくり休んで疲労を取り後半に万全の態勢で臨めるよう準備をしていたことでしょう。
5月4日(金)後半1日目
合宿の後半も前半と同じようなスケジュールで進んでいきます。初日のこの日はジョグで前半の合宿の疲労の残り方を確認しました。
5日(土)後半2日目
前半の朝練はロードで行いましたが、足への負担を考慮して後半はクロカンで行うことになりました。
使用したクロカンコースはコースの周りが一面緑に囲まれており、道幅は狭いのですが走るのに集中できるいいコースだと感じました。
午前のポイント練習は朝練と同じくクロカンコースを使った距離走を行いました。
各自が疲労に合わせてペースを設定し、無理のない範囲で走りました。
自分に合ったペースを選択することで、選手たちはそれぞれ距離を踏んでいきます。強くなるためには距離を踏む練習は避けて通れません。
午後練習は選手たちの疲労の度合いから各自のジョグとなりました。それぞれが最終日のポイント練習に備えていました。
6日(日)後半3日目 合宿最終日
最終日の本日もクロカンコースでの朝練習から始まりました。
午前のポイント練習は種目別のメニューでした。
1500mに出場する選手は早い動きを取りれた練習を行いました。冬季練習からこれまで速い動きをなかなか取り入れていなかったため、思うようにスピードが出ず苦しそうでしたが、このような練習をこなしていくことでい関東インカレに合わせていきます。
他の長い距離の選手たちは2000mのインターバルを行いました。合宿の疲れもあり辛そうでしたが、最後ということもあり粘り強く走る選手たちの姿が印象的でした。
根岸(経4)
1年生たちも同じメニューに取り組み、走る前はこなしきれるか不安だという声が聞こえましたが、何とかメニューをやりきっていました。
1年生チーム
練習後は荷物を片付け、計6日間お世話になった味覚の宿志ら井さんを出発し、日吉に帰りました。
味覚の宿志ら井さんは、とてもおいしいご飯と温かく過ごしやすい環境を提供してくださいました。特に食事は、多くの選手がおいしいと声を揃えて絶賛していました。僕も大好きな味でした。ありがとうございました。
最後に挨拶をした際には、色紙を送らせていただき、とても喜んでいただきました。チームとしてより成長し、一回りも二回りも大きくなった姿でまた訪れさせていただきたいと思います。
色紙を持つ笑顔の渡部(経2)
志ら井さんの前での集合写真
合宿の模様は以上になります。
部の最大目標である関東インカレも、もうすぐそこまでに近づいてきました。
今年も厳しい戦いが予想されますが、選手・サポートの全員が一丸となり良い結果を残せるよう頑張っていきます!
今回合宿に参加した根岸はハーフマラソンと10000m、小野は1500mで出場いたします。
合宿で成長した長距離選手たちの活躍にもご期待ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
失礼いたします。