第51回東京六大学対校陸上競技大会を終えて

こんにちは。

3年マネージャーの冨田です!

競技場では新入生が練習する姿が多く見受けられ、新たなシーズンのスタートをより色濃く感じさせます。

 

本日は4月7日(土)に日吉陸上競技場にておこなわれました第51回東京六大学対校陸上競技大会の戦績を報告させていただきます。

幸い雨は降らなかったものの、強風が吹き荒れ予想より気温が低いシーズン開幕戦となりました。

 

結果として、

男子は115点を獲得し第3位、

女子は10点を獲得し第2位(立教大と同率)

という成績をおさめることができました。

男子は、昨年に引き続き3位だったものの2位の早稲田との得点差は23点と、また昨年よりも差を縮めたことでいよいよ2位を狙える位置に来たと感じます。来年は「3位以上」ではなく「2位」を目指せるのではないでしょうか。

女子は順位こそ昨年と同じでしたが、昨年1位だった立教が同率2位で、昨年3位だった早稲田が今年は優勝するなど実力が拮抗し熾烈な争いが繰り広げられました。

 

以下、入賞した選手をお伝えします。

◎男子

【100m】

4位 永田駿斗(総4) 10秒96(-0.4)

7位 大川弘太郎(法3) 11秒25(-0.4)

 

【400m】

2位 大谷尚文(理3) 48秒43

予選・決勝ともにラスト150mでぐんぐん加速し他大の選手を振り切る堂々とした走りを見せた大谷は、予選にて47秒66の自己ベストを更新し、関東インカレA標準を突破しました!

 

【800m】

2位 田島直人(総4) 1分59秒14

4位 三浦天道(総2) 2分00秒83

 

【1500m】

6位 小野友生(総1) 4分02秒44

8位 久保田剛史(理4) 4分05秒08

期待のルーキーである小野は、果敢に先頭に出て集団を引っ張る場面も見られ積極性のある走りを見せてくれました。

 

【110mH】

5位 富岡達人(環2) 14秒80

6位 山田龍(法4) 14秒86

 

【400mH】

2位 前山陽軌(環4) 53秒30

前山は予選から闘争心溢れる走りを見せ、見事敢闘賞を獲得しました!

 

【3000mSC】

6位 田中光(経3) 9分46秒36

水濠でバランスを崩しながらも、声援に後押しされラスト100mでは前の選手を抜く意地の走りを見せ、自己ベストを更新しました!

 

【4×100mR】

3位 慶應(池内-永田-大川-酒井) 40秒26

 

【4×400mR】

3位 慶應(前山-南-小林-大谷) 3分13秒50

 

【走高跳】

1位 石川遼(環3) 2m03

4位 義永優樹(法2) 1m95

↑優勝した石川

 

【棒高跳】

2位 奥平拓海(環3) 4m70

5位 川端一輝(経3) 4m00

 

【走幅跳】

2位 酒井由吾(環1) 7m61(+1.1)

8位 伊藤丈晃(総4) 6m82(+0.4)

4×100mRでもアンカーを務め他大学の選手を猛追した酒井は、走幅跳で長い手足を活かしたダイナミックな跳躍を見せてくれました。

 

【三段跳】

4位 水口拓(経4) 13m94(-0.3)

8位 坂口大仁(商4) 13m13(-2.5)

水口は昨年の六大でもベストを更新しましたが、強い風が吹く難しいコンディションながら今年も自己ベストを更新しました!

 

【砲丸投】

7位 佐藤孝紀(法3) 10m60

8位 川端一輝(経3) 10m10

十種競技に取り組む佐藤。砲丸投を専門とする選手はいないため練習がなかなかしにくい状況だったとは思いますが、自己ベストを更新しました!

 

【円盤投】

4位 佐藤孝紀(法3) 32m08

7位 内藤健太(経4) 30m54

佐藤は円盤投でも自己ベストを更新し、対校得点に絡みました!

 

【やり投】

2位 鐘ヶ江周(環1) 60m88

4位 安部広太郎(商3)56m24

入学前から頻繁に部活に顔を出して、部員とともに練習していた鐘ヶ江は、60mオーバーの投擲を見せ鮮烈な大学デビュー戦となりました。

また、安部も自己ベストを更新しました。残念ながらファールとなってしまった投擲でも自己ベストを上回るほど距離を伸ばし、今後に向けて良い感覚を掴んでいました。

 

◎女子

【100m】

2位 足立梨紗(文4) 12秒43(-1.0)

 

【800m】

5位 木村友香(文3) 2分30秒51

 

【100mH】

4位 カラザーズ圭菜ヴィヴィアン(総4) 15秒27

 

【400mH】

2位 カラザーズ圭菜ヴィヴィアン 1分01秒83

 

【4×100mR】

1位 慶應(鳴釜-足立-川村巳-井上) 48秒64

↑他大学と競るアンカーの井上。2位との差はわずか0.03秒でした。

 

【やり投】

1位 森凪紗(環4) 50m77

 

上述したように気温や風などのコンディションは決して良いとはいえませんでしたが、多くの選手が自己ベストを更新したり、初めての公式戦出場選手が結果を残したりするなど、シーズン最初の公式戦として良いスタートが切れたのではないでしょうか。一方で悔しい思いをした選手は今後きっとその悔しさをバネに飛躍してくれることと思います。

 

さて、次の公式戦は部の最重要試合である関東インカレです。

標準締切日まではあと22日、関東インカレ初日まではあと40日となりました。

関東インカレでの競走部の目標は、

40人出場、男子30点・女子69点獲得

となっております。

高い目標ではありますが決して手が届かないわけではありません。

部員1人1人自分が何ができるかを考え、競走部としてまとまって関東インカレに向けて士気を高めていきたいです。

 

末筆にはなりましたが、今回の六大学に際してご協賛いただいたミズノ株式会社様、セイコーホールディングス株式会社様、ご後援いただいた関東学生陸上競技連盟様、東京六大学OB会様、その他ご支援いただいた全ての方々に厚く御礼申し上げます。

また応援していただいたOB・OGの皆様、本当にありがとうございました。

今後とも慶應義塾体育会競走部を何卒宜しくお願いいたします。

それでは失礼いたします。

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