2018春合宿!投擲合宿in国際武道大学
こんにちは。
2年マネージャーの冨田です。
3月末の試合のエントリーが続々と締め切られ、着実にシーズンが近づいていることを感じさせます。
また、現在は各ブロックが各地に合宿に行き、来るシーズンに備えている時期でもあります。
そこで今回は2月23日(金)~25日(日)にかけておこなわれた投擲合宿の様子をお伝えします!
投擲合宿は千葉県勝浦市にある国際武道大学(以下国武大)にておこなわれました。
1日目は昼過ぎに競技場に到着し、早速国武大の投擲ブロックの方々と練習に入りました。
やりとハンマーに分かれ、ウォームアップをした後投擲練習へと移りました。
やりパートは、国武大の2年生から普段の練習ではやらないような投げの練習を教わりました。両校の選手はすぐさま打ち解けて、動きの悩みなどを相談し合っていました。
↑国武大の2年生と話す安部(商2)と西村(経2)
国武大のハンマーサークルは競技場の横に併設されており、ハンマーパートはそこで自分の納得のいくまで投げの練習をしていました。
↑国武大の方から動きについてアドバイスをもらい、その後の動きが大きく変わった安保(経3、写真右から2番目)
2泊3日寝泊まりをしたのは、国武大から歩いて15分ほどの場所にある日本武道館研修センターでした。名前の通り武道系の部活の合宿がよくおこなわれるようで、ロビーには胴着を着た人の姿がありました。
研修センターで夕食を食べてから1時間もしないうちに、夜練習でウエイトトレーニングをおこないました。
競技場横にある小屋の中で、ハンマー投を専門とする国武大の遠藤コーチからメニューを提示され、筋肉に負荷をかけていきました。
2日目は前代未聞の4部練をおこないました。
朝、深夜のような暗さの中競技場まで行き、各自ストレッチ、ジョグや流しや腹筋などをおこないました。
午前もパートごとに分かれて練習でした。やりパートはトラックでの助走練から、ピットに移動してラダーやスティックを使いながら投擲練習をおこないました。ラダーを使うことで助走時の足の基本的な動きを確認し、投擲フォームの改善につなげられます。投擲練習後は鉄棒とロープのぼりをおこないました。体幹を鍛えるためにはうってつけのトレーニングだったようです。
一方、ハンマーパートは変則的なダッシュで競争をし、昨晩とは違う建物内のトレーニングルームでウエイトをおこないました。途中で合宿に合流した内藤(経3)は国武大の選手とともに円盤を投げフォームの確認をしていました。
午後はやりパートがウエイト、ハンマーパートは投擲練習でした。
国武大のウエイトルームはとても広く、設備も整っており選手たちに大好評でした。
ハンマーパートでは遠藤コーチの指導のもと、ターンの時に姿勢を低く保つための動きを確認していました。
夜練では1時間みっちり補強をおこないました。メディシンを持ちバウンディング、重りを持ちながらスクワット、よつんばいのままジャンプで横移動、ひねりを加えた腹筋…等々、遠藤コーチの考えたかなりきついメニューでしたが、選手たちは最後までやりきりました。
計算してみたところ、2日目の合計練習時間はなんと8時間30分にものぼっていたことがわかりました!
3日目は跳躍合宿からやって来たトレーナーの原(商1)が合流しました。朝練の時間からケアをしている様子が見られました。
朝練を終え、三橋アドバイザーも合流した後、午前練も午後練も投擲練習をおこないました。晴天に恵まれた1日目・2日目と異なり、3日目は小雨がぱらつき冷たい風が吹いてかなり寒くなりましたが、最後まで練習に励む選手の姿が印象的でした。
やりパートは最後に2人組になり手押し車でトラックを1周していました。
↑手押し車で森(環3)の足を持つ掛村(商3)
この2泊3日の濃密な合宿を終えた投擲ブロックは、きっとシーズンに入ってからの試合であっと驚くような記録を残してくれるのではないでしょうか。慶應競走部の投擲ブロックに皆様ご期待ください!!
最後になりましたが、今回の合宿はアドバイザーの三橋さん、国際武道大学の方々、日本武道館研修センターの方々、東海大学の山崎さん、高校生の皆さんなど数多くの方々にご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
まだまだ春合宿のマネブロ更新は続きますので、そちらもあわせてお楽しみください。
それでは失礼いたします。
よい練習ができて良かったね。国際武道大学の練習は合宿とはいえかなりハハードですね。練習の質量は大切なので、競走部の皆さんも他校のよいところは学び是非飛躍を図って下さい。慶應陸上競技倶楽部会福寺誠一