第94回東京箱根間往復大学駅伝競走

こんにちは。

3年マネージャーの林です

 

去る1月2日・3日、第94回箱根駅伝が行われました。

慶應義塾大学からは、関東学生連合チームに選出された根岸祐太(経3)が復路8区〈平塚―戸塚〉を駆け抜けました。

今回はその結果をご報告させていただきます。

 

関東学生連合 根岸祐太(慶應義塾大学)

個人記録 1時間09分38秒

総合記録 9時間15分05秒

区間順位(参考) 19位

 

以上が根岸の結果となりました。

本人は目標として掲げていたタイムに3分以上及ばなく、悔しそうな表情を見せていましたが、それでも21.4km途切れることのない応援の中を走れて楽しかったと話していました。

また、「襷を受け取ることも渡すこともできない駅伝ではあったけれども、走れるだけで本当にすごい経験ができた。やっぱり箱根駅伝は違う!」と話してくれた姿が印象的でした。

箱根駅伝と言えば陸上に携わる者なら知らない人はいない、長距離種目に打ち込む選手の憧れの大舞台です。

 

けれども、出場するということは簡単なことではありません。

そう分かっているからこそ、根岸が予選会を60分58秒・76位で走り切ったとき、学生連合チームに内定が決まったとき、そして学連チーム内9番で本戦出走を決めたときは本当に感動しました。

箱根駅伝プロジェクトが始まり、朝練の回数が増え、合宿の期間が伸び、「長距離は強くなったのかもしれない」という周囲の印象を、根岸は「長距離は強くなったんだ」と確信に変えてくれたと思います。

戸塚中継所に帰ってきた根岸は「応援が本当にすごかった」と言っていました。

現役部員、OB様を始めとした周りの皆様が強くなったと確信し、応援しよう!と思ってくださったからこそ、当日の21.4kmの応援が根岸の背中を押してくれたのだと思います。

根岸が「1人のランナーの為にここまで応援に駆けつけてもらえるレースは他にない」「沿道からの応援のおかげで人生で一番楽しいレースをすることができた」と感じることができたのは、間違いなく皆様の応援のおかげです。

当日沿道に駆けつけてくださった現役部員、競走部OBの皆様、三田会・関係者の皆様、テレビの前で応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

既存のルールでは、根岸はもう関東学生連合チームとして箱根路を走ることはできません。

しかし、「学生連合で走れる可能性は0%でも、慶應のチームとして走れる可能性が0.1%でもあるなら、その可能性に向けて死ぬほど努力したい。もう一度あの舞台で走りたい。」と根岸は話していました。

私自身ももう一度あの大舞台を当事者として経験したいです。

チームとしての箱根駅伝出場は遠い道のりかもしれませんが、それでも絶対無理だと決めつけることなく、長距離ブロック一丸となって精進してまいります!

今回のように応援していただける長距離ブロックをみんなで目指してまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします。

 

年末のお忙しい時期から応援の準備をしてくださった皆様、三が日の早朝から応援に駆けつけてくださった皆様本当にありがとうございました。

 

以上をもちましてご報告とさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

失礼いたします。

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走” に対して2件のコメントがあります。

  1. 柴田眞木 より:

    根岸くん、お疲れ様でした。
    テレビで、Kのマークのユニフォームで走るお姿を誇らしい思いで拝見しました。
    慶應義塾競走部として箱根駅伝に出場できたら、塾員としては本当に嬉しいです。あきらめずにこれからも皆様頑張って下さい!

  2. 白井 伊和雄 S59卒 より:

    根岸くん、皆さまへ
    箱根駅伝出場おめでとう、お疲れさまでした。長距離のOBとして、箱根駅伝の応援に行けるなんて、この上なく嬉しいことです。当日は堂々とした素晴らしい走りを目の当たりにし、興奮し感動しました。今年も更なる活躍を祈念しています

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