2017年投擲合宿in北海道紋別

こんにちは。

1年マネージャーの渡部です。

 

8月3日~10日にかけての7泊8日で投擲ブロックの合宿が北海道紋別市で行われました。投擲ブロックは夏休みには例年日吉で強化練習を行っていましたが、今年は4年ぶりに合宿を行いました。今回はその合宿の模様をお伝えいたします。

 

 

今回の合宿は4年ぶりということもあり、合宿の準備段階から選手たちは意欲を示していました。何度も事前にミーティングを行い、合宿の目的、合宿をとおして何を得たいか、どのように取り組むかなどを話し合いました。練習の内容から事前に全員で話し合って決め、今の現状で何が必要かを自分たちで考えることで合宿をより有意義なものにしようとしていました。ミーティングの中で今回の合宿のテーマを決めました。そのテーマは、

~己の投擲に革新的な影響を与える~

というものです。合宿を通して自分の投げが少しでも良い方向に変われれば成果があるのではないかということになり、このテーマを達成すべく選手たちは合宿に臨みました。

 

 

幾度のミーティングを経ていよいよ当日、羽田空港から飛行機に乗り紋別空港に向かいましたが、到着した際にはとても涼しく肌寒く感じるほどでした。

(左:環・1 坂本、右:商・3 掛村)

 

空港に到着後ホテルに荷物を運び、グラウンドに行き夏の日吉の競技場とは違った涼しい練習に適した気候の中での合宿が始まりました。

初日の練習はメディシングボールを投げたりハードルを使ったトレーニング、ダッシュメニューなどでフィジカル系の練習を中心に行いました。テスト期間になかなか練習ができなかった選手もここで体を動かし、2日目からの練習に備えていました。

 

 

2日目からはそれぞれの種目に分かれて練習を行いました。毎日午後の練習の最初にトライアルを実施し毎日の成長の確認や改善点を見つけ、それ以降の練習でその点を良くするよう意識して練習に取り組んでいました。

(商・2 安部)

(掛村)

(経・3 安保)

(法・4 加賀見)

涼しい気候の中で集中して練習することで、普段より質の高いここでしかできないトレーニングができたのではないかと感じました。

 

 

今回はコーチとして現役でやり投げを専門として競技を続けておられる中嶋さんを迎えての合宿となり、指導を受けたり一緒に練習させていただいたりとたくさん刺激を受けていました。やり投げの選手たちはやりの握り方から今までと違った指導を受け驚き、その後助走の走り方や肩や腕の使い方等非常に細かいところまでご指導いただきました。

やりの持ち方の意識を教わっている様子

助走のフォームを教わる経・2 西村

 

また、ウェイトトレーニングの指導も受け、より投擲の動きにつながるトレーニング方法を教えていただきました。選手たちはみなとてもきつそうでしたが、日吉にも戻っても継続していくことで記録に繋がっていくのではないかと感じました。

ウェイトトレーニングの指導を受けている様子

 

中嶋さんの参加は3日間のみでしたが、とても内容の濃い時間を過ごすことができたのではないかと感じます。中嶋さんがお帰りになった後も、ご指摘いただいた問題点を改善すべく目的をもって練習することができ、また教わった練習を取り入れたりと大変いい刺激になったと思います。

 

 

練習後の夜には毎晩「夜会」を開催しました。夜会ではその日の練習や生活の反省、次の日の練習の確認等ミーティング的なものですが、それに加えて種目に分かれてその日に撮影した動画をお互いに確認しあってどこが問題かを指摘しあったり、理想の投げについて自分の考えを話し合ったりと競技について深く考える時間を設けました。選手たちは毎晩時間をかけて話し合うことで競技に対する意識が高まり、後日の練習にもしっかりと目的をもって取り組めるようにったのではないかと感じました。

夜会でのハンマー陣の様子

 

 

オフ日には全員で紋別市にあるオホーツク流氷科学センターにを訪れ、紋別の冬の名物である流氷にまつわる展示や、クリオネの展示などを見学しました。選手たちはこれがいい気分転換になり、その後の練習に身が入ったのではないでしょうか。

川合前監督、流氷科学センターの館長の佐賀様と選手との集合写真

 

 

今回の合宿は紋別市の方々に企画面から当日のサポートまで様々な面で支えていただきました。合宿の最終日の夜にはカニを差し入れてくださり、長期間にわたった練習で疲れ切った選手たちのご褒美になりみな大変喜んでいました。

我々を様々な面で支援していただいた担当者の田島さん、斉藤さんをはじめ、紋別市の皆様の支えがなければ今回の合宿は成功しなかったでしょう。手厚い温かいサポート大変ありがとうございました。

 

今回はこのように合宿を行っていきました。7泊8日と長期の合宿となったため、選手たちには疲れが見えましたが、それでも選手たちは精一杯練習に励んでいました。~己の投擲に革新的な影響を与える~という今回の合宿のテーマは、みなさん達成できたのではないかと思います。普段は賑やかな投擲ブロックの選手たちですが、練習になると1本ずつ集中して投げ、フォームについて熱心に教えあうなど真剣に取り組んでいました。

選手と中嶋さんとの集合写真

 

自分は投擲ブロックに携わる機会が今まで少なく今回の合宿が本格的にサポートする最初の機会でしたが、真摯に競技に取り組む選手たちを間近でサポートできてとても楽しかったです。未熟な自分ですが、温かく受け入れてくださった投擲ブロックの選手たちにこの場を借りて感謝を伝えさせていただきます。ありがとうございました。

 

 

投擲ブロックは合宿から帰り1週間ほどをオフに入りますが、オフが明ければ早稲田との対抗戦が控えています。この合宿で掴んだものを日吉での練習で定着させ、より良い記録が出ることを期待しています!

 

 

投擲ブロックの合宿記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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