六大5日前!幹部対談①(加賀見・竹内)
こんにちは!新4年マネージャーの奥村と新2年マネージャーの冨田です。
ついに今年度最初の公式戦である東京六大学対校陸上競技大会の5日前となりました。
そこで本日よりこのマネージャーブログでは記念すべき競走部の100代目として部活を引っ張り支えている幹部たちの対談をお届けします。
最初の幹部は主務の加賀見康晴(法法・新4)、女子主将の竹内爽香(総・新4)です!
加賀見は普段は主務として、常に部のことを考えながら行動し、より良い競走部となるように日々尽力しています。そんな忙しい日々を送る中でも六大では砲丸投の正選手に選ばれています。女子主将という役職は今年から新たに置かれたもので、竹内はインカレ等で得点するなど数多くの結果を残し、女子チームを引っ張っている選手です。
冨田:今日はよろしくお願いします!では最初に。100代目となって半年が経ちましたが、自分たちが幹部に就任したのを実感したのはどういう時ですか?
竹内:集合に同期が出ているとき!「おや?」ってなる
奥村:竹内の集合全然無くない?
竹内:あはは(笑)奥村は?
奥村:最初の頃とか幹部ミーティングを頻繁にやっていて、毎日忙しそうにしているなって思ってた
加賀見:自分の場合は一昨年から副務だったからあまり実感は無かったんだけど、色々「動き」というか試しでも良いから新しいことをやってみようというハングリー精神が芽生え始めたのが、自分たちが100代目になって変わったと感じた瞬間かな。あと女子主将が出来たのも自分たちの代だし
竹内:どうも!(笑)
加賀見:今までは今までと違うことはやめようという雰囲気だったけど、常に皆が新しいことにチャレンジして、変えてみて良かったものは今後も続けていこうっていう姿勢に変わったと思う
奥村:加賀見とかいつもいなくて練習する時間も限られてるし、大変そうだけどそこはどう感じてるの?
加賀見:たしかに大変なこともあって練習時間が削られることもあるけど、それは主務の宿命として、競走部に少しでも貢献できればと、逆にやりがいを持ってやってます!
冨田:なるほど!では次に移ります。冬季練習が今まで長かったと思いますが、冬季練習の当初の目標と終わってみてから良かった点と悪かった点などを教えてください!個人でもブロックとしてでも良いです
竹内:当初の女子チームとしては怪我ゼロでいきたかった。元々人数も少ないけど、皆色々持ってるものがあるから練習をつめたら良い結果に繋がると思ったけど、現実はそうはいなかった…数名怪我してしまいました…
冨田:それは無理しすぎたということなんですか?
竹内:疲労が溜まるとか、足が気になったまま走ってしまうとか…
奥村:でも昨年に比べたらかなり練習積めてる気がするけど?
竹内:それはもうだいぶ!相当走ったよ!
奥村:走った距離が段違いなのにその割に怪我した人は少なめじゃない?
竹内:私怪我ゼロだったよ!投擲はどうだったの?
加賀見:逆に皆から見て投擲はどうだった?
竹内:いつも和気あいあいと楽しそうだった!皆でハードルジャンプしてて
奥村:その場に加賀見はいなかったけど…苦笑
加賀見:ハブられてる?(笑)冬季練習は一人一人の実力に合わせたメニューになるように2年生が中心になってチームをまとめてくれたんだよね。その甲斐あって1年生は特に飛躍的に成長したと思う。あと凪(森・環3)が仲田さんから教わったことを皆に還元してくれたのも良かった。投擲はインカレ標準を突破してる人が少なくて、全員の底上げが必要だけど、それを悲観せずに皆が意欲的に冬季練習に臨めたんじゃないかな。去年は冬季が明けるのが遅くて六大に向けて投げの練習が間に合わなかったから、今年はその反省を踏まえて2週間くらい早く投げが多めのメニューに移行したけど、予想外に寒い日が多く、満足に投げられていない人が多いのが現状なんだよね
竹内:雨は少なかったんだけどね。もう4月なのにこの寒さ
加賀見:ちょっと計画が狂わされちゃったところがあって。さっきも言ったように投擲はインカレ標準突破者が少ないから、六大に合わせようとしたんだけど、しっかり投げが確認できない日が多かったのが心配な点…
冨田:天気が悪いと明らかにメニュー少ないですしね
竹内:寒いと皆走らないからね
冨田:では、六大に向けて自分以外で注目している選手や、調子が良さそうな選手を教えてください
竹内:皆注目だけど!私はカラザーズ圭菜ヴィヴィアン(総3)かな。今回は専門種目の400mHだけじゃなくて100mHも出るんです!圭菜は怪我もしていなくて練習がつめてるし、足も長いし(笑)ハードルだから足が長いことも重要だよ!
加賀見:注目選手…難しいけど、投擲だとやりの掛村(商3)、円盤の内藤(経3)かな。やりは上位3名のレベルが高くてそこに入るのは厳しいけど、最近調子も上がってきていて復調している掛村には着実に5点を獲得してほしい!彼は後輩の面倒見も良いし、良い投擲をして喜んでほしいな。内藤とは一緒に円盤の練習をすることが多くて、その中で彼の練習に対する貪欲さと成長スピードの速さに正直驚いた。回転速度も去年までとは比べものにならないし、今まで注目されることはあまり無かったけど、内藤には5点を掴みとってもらってデビューしてほしいな
冨田:加賀見さんは女子チームを見て、どう思いますか?
加賀見:女子チームは高野さんを中心に、昨年までにはなかった一体感があるから初戦で勢いをつけて、「女子強くなったなあ」と思わせてほしいかな
竹内:ご注目ください!私から見た投擲は仲が良くて雰囲気が和やか
加賀見:やっぱり仲が良いチームじゃないと良い練習も出来ないからね
冨田:仲の良さが競走部の魅力ですよね。次に、他大でライバルの選手や大学はありますか?
加賀見:投擲は法政が圧倒的に強いからひとまず置いておいて…フィールドがいかに得点できるかが慶應の明暗を分けると思う。投擲は東大と立教には点を取らせないのが目標。特に東大は最近強化が進んでいて、個人的には土井くん(雅人・東京大学投擲ブロック)には負けられない
竹内:私は早稲田が強いイメージがあるのと、昨日友香ちゃん(木村・短長、文2)が東大の800mの選手が強いって言ってたから、その辺かな。でも六大で女子種目は初めてだから…
冨田:女子が鍵を握っているんですね
加賀見:今年女子が盛り上がれば来年度以降に良い形で引き継げるんじゃないかな
冨田:盛り上がりに期待しましょう! それでは最後に個人、チームとしての目標や意気込みなどをお願いします!その他にも言いたいことがあればどうぞ!
竹内:女子は初めてだから全部勝つ!!!全員1番を獲って、驚かせたい
加賀見:一つ言いたいのは、対校種目だけじゃなくてOPとかも応援を盛り上げてほしいってことかな。意気込みは…投擲は弱いと言われているけど、冬季で練習を積んで前の投擲よりも強くなったところを見せたいし、初心者でも練習次第で強くなれる環境だっていうところを証明したい。公式戦の初戦として、関カレと早慶戦に向けて流れを作る一戦になると思うから、盛り上がれれば、って思う。全部勝つ!!!
冨田:勝利への強い思いが感じられました!ありがとうございました!
以上対談でした。二人の初戦の六大に向けての強い思いが滲み出るインタビューとなりました。冒頭でも述べた通り六大の5日前となり、練習にも冬季とは違ったシーズン独特の緊張感が出てきました。対談でもあった通り、六大は今後の公式戦の流れを作る大切な試合です。この試合で勢いがつくことで、競走部100周年の今年が盛り上がっていくことでしょう。
以下加賀見がブロック長を務める投擲ブロックと、女子チームの六大のエントリー選手となります。
【男子砲丸投】
堀内隆仁(政策・新M2)、加賀見康晴(法法・新4)、奥平拓海(環・新2)
【男子円盤投】
堀内、内藤健太(経・新3)、佐藤孝紀(法政・新2)
【男子やり投】
掛村将寛(商・新3)、安部広太郎(商・新2)、川端一輝(経・新2)
【女子100m】
竹内爽香(総・新4)
【女子400m】
清水友紀(総・新4)
【女子800m】
木村友香(文・新2)
【女子100mH、400mH】
カラザーズ圭菜ヴィヴィアン(総・新3)
【女子走幅跳】
今井瑛子(環・新2)
【女子4x100mR】
清水、竹内、足立梨紗(文・新3)、富田美月(商・新3)、鳴釜和佳子(法政・新3)、川村知巳(総・新2)
六大は今年も慶應のホームである日吉の陸上競技場で行われるので、ぜひ競技場に足をお運びください!ご声援の程宜しくお願い致します!
左から加賀見、奥村、竹内
明日は主将の小池(総・新4)、主務補佐の森(法政・新4)の対談をお届けします。お楽しみに!
それでは失礼致します。